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第四十三章『パレット部への質問黒沼万紀編』
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放課後、パレット部室でパレット部員達はみんなのプロフィールを作成するためにくじ引き順に質問をしていた、今回は黒沼万紀からの質問をお届けします。
一歌「私の質問は終わったから」
万紀「っしゃ! 次はあたしだな!」
一歌「万紀さんお願いします!」
万紀「じゃ、喧嘩したことはあんのか?」
万紀の質問は意外だった……。
映美「万紀らしい質問だな」
万紀「そうか? まずは亜弥から」
亜弥「中学の時、よく担任だった先生と喧嘩したよ~」
万紀「なんでだ?」
亜弥「私の悪戯が原因なんだけど、分かってくれなかったから授業にならないほどよく喧嘩したよ」
万紀「おいおい、それは問題だろ……次は伶奈」
伶奈「兄とよく喧嘩するぜ」
万紀「なんでだ?」
伶奈「私の兄が音楽嫌いだからさ、よく喧嘩するんだよ」
万紀「音楽好きと音楽嫌いの対立は激しそうだぜ……次は史」
史「ないわ」
万紀「なんでだ?」
史「いつも一人だから」
万紀「なんか、悪い事を聞いちまったぜ、次は七美」
七美「こ……怖くて出来ません」
万紀「なんでだ?」
七美「だって喧嘩して、相手が謝ってくれなかったらどうするんですか?」
七美のネガティブ発言が始まった……。
万紀「七美には悪りぃけど次にまわすぜ、次は早織」
早織「私は喧嘩したことが一度もないわ」
万紀「優しそうだもんな~」
早織「逆に喧嘩した友達がいたら止めに入るわ」
万紀「すげー勇気だな、次はえり菜」
えり菜「生前の祖母とは二回しか喧嘩したことがありません」
万紀「なんでだ?」
えり菜「一回目は勉強のことで、二回目は友達と遊びに行っていいのか聞いてたら大喧嘩しました」
万紀「えり菜の祖母、厳しそうだな、次は久乃」
久乃「兄なら喧嘩したことがあるわ」
万紀「なんでだ?」
久乃「意見の食い違いで毎日大喧嘩してばっかりでした」
万紀「毎日が喧嘩って嫌だな……次は優梨子」
優梨子「あの……その……」
万紀「なんだ?」
優梨子「お母さんとよく喧嘩しました」
万紀「そうなんだな、次は三保」
三保「ないわ」
万紀「なんでだ?」
三保「あら? 深追いしない方が身のためよ?」
万紀「言われなくてもわったよ……次は希美」
希美「喧嘩は売られたことがあるの~」
万紀「どんな感じだ?」
希美「いつまで鈍いんだよ!っと売られたの~」
えり菜「希美がマイペースなだけでしょ!?」
万紀「困ったやつだぜ……次は裕子」
裕子「私はないよ?」
万紀「なさそうだな」
裕子「だっていつも一人だったもん」
万紀「それはそれで問題だろ、次は千晶」
千晶「中学の友達とは喧嘩したことがあるよ」
万紀「なんでだ?」
千晶「中学の友達が「リア充しろ!」ばっかり言う友達がいてさ、ムカついて毎日のように喧嘩したよ、たまに殴ったりもしてた」
万紀「なんて言って殴ったんだ?」
千晶「ふざけんじゃねーよ! このリア充が!?って」
万紀「たまに現実受け入れような? 次はみのり」
みのり「ない方ですけど……」
万紀「本当か?」
凛「私の専業シェフになってくれないかしら?」
みのり「それは勘弁してください!」
万紀「それは立派な喧嘩だな、次は姫乃」
姫乃「私はないわ」
万紀「妹同士の喧嘩はあるのか?」
姫乃「はい、毎回苦労します」
万紀「大変なねぇちゃんだな、次は奈々央」
奈々央「陸上部員同士の喧嘩ならあるぜ」
万紀「なんでだ?」
奈々央「他の部員が納得いかねぇ時にいきなり殴ってきてさ、そっから喧嘩になった」
万紀「他の部員が明らかに悪いだろ!? 次は映美先生」
映美「兄二人とよく喧嘩したな」
万紀「先生同士での喧嘩かと思った」
映美「言い争いはあるが、基本は喧嘩になったら罰金を支払うルールがあるんだ」
万紀「罰金は辛いぜ、次は咲子」
咲子「よく弟と喧嘩してました!」
万紀「なんでだ?」
咲子「弟が納得いかない時に私に八つ当たりするんですよ、たまにムカついた時に喧嘩になりますね!」
万紀「弟思春期が来てんだな……次は凛」
凛「ないわ」
万紀「さっき、みのりと言い争ってたんじゃねぇか!」
みのり「そうですよ!」
凛「あら? もしかしてこれが喧嘩かしら?」
万紀「喧嘩に気づかねぇ自体ヤベェな、次は一歌」
一歌「みんなと散々喧嘩したわよ!?」
一歌の発言に同意したようだ。
史「確かにね、一歌とは言い争ったわ」
七美「そんなことがありましたね」
姫乃「茶園さんと言い争った時とても辛かったわ」
亜弥「最悪だったよー!」
優梨子「争うことが無意味なのに」
千晶「やってしまったことは仕方ないよ」
早織「本当」
映美「裕子がこんな事を言わなかったら酷くならずに済んだ」
裕子「パレット部がなくならなくてよかった」
万紀「確かに言わなければ一歌に殴るところだったぜ」
当時の事件を振り返り、知らなかった部員達は。
みのり「大変だったんですね」
久乃「怖かったですよね?」
奈々央「助けを呼べは良かったぜ」
凛「あら? そんなことがあったのね?」
三保「大ごとにならなくて良かったわ」
えり菜「本当ですよ」
希美「喧嘩は良くないの~」
咲子「一歌さん!」
伶奈「もう! どんだけの問題児なんだよ!」
一歌「騒音騒ぎになった伶奈さんに言われたくないわ!」
伶奈「う……」
一歌の言葉に伶奈は刺さった。
万紀「また喧嘩を引き起こすなよ!? 最後か、今まではヤンキー同士で喧嘩してたぜ」
映美「全く、今まで問題を引き起こしてただろ?」
万紀「前までは殴り合いの喧嘩だったが、今の喧嘩は睨みで終わってるぜ」
映美「それはそれで問題だろ!?」
以上、黒沼万紀からの質問だった、次は藤本亜弥からの質問をお届けいたします。
一歌「私の質問は終わったから」
万紀「っしゃ! 次はあたしだな!」
一歌「万紀さんお願いします!」
万紀「じゃ、喧嘩したことはあんのか?」
万紀の質問は意外だった……。
映美「万紀らしい質問だな」
万紀「そうか? まずは亜弥から」
亜弥「中学の時、よく担任だった先生と喧嘩したよ~」
万紀「なんでだ?」
亜弥「私の悪戯が原因なんだけど、分かってくれなかったから授業にならないほどよく喧嘩したよ」
万紀「おいおい、それは問題だろ……次は伶奈」
伶奈「兄とよく喧嘩するぜ」
万紀「なんでだ?」
伶奈「私の兄が音楽嫌いだからさ、よく喧嘩するんだよ」
万紀「音楽好きと音楽嫌いの対立は激しそうだぜ……次は史」
史「ないわ」
万紀「なんでだ?」
史「いつも一人だから」
万紀「なんか、悪い事を聞いちまったぜ、次は七美」
七美「こ……怖くて出来ません」
万紀「なんでだ?」
七美「だって喧嘩して、相手が謝ってくれなかったらどうするんですか?」
七美のネガティブ発言が始まった……。
万紀「七美には悪りぃけど次にまわすぜ、次は早織」
早織「私は喧嘩したことが一度もないわ」
万紀「優しそうだもんな~」
早織「逆に喧嘩した友達がいたら止めに入るわ」
万紀「すげー勇気だな、次はえり菜」
えり菜「生前の祖母とは二回しか喧嘩したことがありません」
万紀「なんでだ?」
えり菜「一回目は勉強のことで、二回目は友達と遊びに行っていいのか聞いてたら大喧嘩しました」
万紀「えり菜の祖母、厳しそうだな、次は久乃」
久乃「兄なら喧嘩したことがあるわ」
万紀「なんでだ?」
久乃「意見の食い違いで毎日大喧嘩してばっかりでした」
万紀「毎日が喧嘩って嫌だな……次は優梨子」
優梨子「あの……その……」
万紀「なんだ?」
優梨子「お母さんとよく喧嘩しました」
万紀「そうなんだな、次は三保」
三保「ないわ」
万紀「なんでだ?」
三保「あら? 深追いしない方が身のためよ?」
万紀「言われなくてもわったよ……次は希美」
希美「喧嘩は売られたことがあるの~」
万紀「どんな感じだ?」
希美「いつまで鈍いんだよ!っと売られたの~」
えり菜「希美がマイペースなだけでしょ!?」
万紀「困ったやつだぜ……次は裕子」
裕子「私はないよ?」
万紀「なさそうだな」
裕子「だっていつも一人だったもん」
万紀「それはそれで問題だろ、次は千晶」
千晶「中学の友達とは喧嘩したことがあるよ」
万紀「なんでだ?」
千晶「中学の友達が「リア充しろ!」ばっかり言う友達がいてさ、ムカついて毎日のように喧嘩したよ、たまに殴ったりもしてた」
万紀「なんて言って殴ったんだ?」
千晶「ふざけんじゃねーよ! このリア充が!?って」
万紀「たまに現実受け入れような? 次はみのり」
みのり「ない方ですけど……」
万紀「本当か?」
凛「私の専業シェフになってくれないかしら?」
みのり「それは勘弁してください!」
万紀「それは立派な喧嘩だな、次は姫乃」
姫乃「私はないわ」
万紀「妹同士の喧嘩はあるのか?」
姫乃「はい、毎回苦労します」
万紀「大変なねぇちゃんだな、次は奈々央」
奈々央「陸上部員同士の喧嘩ならあるぜ」
万紀「なんでだ?」
奈々央「他の部員が納得いかねぇ時にいきなり殴ってきてさ、そっから喧嘩になった」
万紀「他の部員が明らかに悪いだろ!? 次は映美先生」
映美「兄二人とよく喧嘩したな」
万紀「先生同士での喧嘩かと思った」
映美「言い争いはあるが、基本は喧嘩になったら罰金を支払うルールがあるんだ」
万紀「罰金は辛いぜ、次は咲子」
咲子「よく弟と喧嘩してました!」
万紀「なんでだ?」
咲子「弟が納得いかない時に私に八つ当たりするんですよ、たまにムカついた時に喧嘩になりますね!」
万紀「弟思春期が来てんだな……次は凛」
凛「ないわ」
万紀「さっき、みのりと言い争ってたんじゃねぇか!」
みのり「そうですよ!」
凛「あら? もしかしてこれが喧嘩かしら?」
万紀「喧嘩に気づかねぇ自体ヤベェな、次は一歌」
一歌「みんなと散々喧嘩したわよ!?」
一歌の発言に同意したようだ。
史「確かにね、一歌とは言い争ったわ」
七美「そんなことがありましたね」
姫乃「茶園さんと言い争った時とても辛かったわ」
亜弥「最悪だったよー!」
優梨子「争うことが無意味なのに」
千晶「やってしまったことは仕方ないよ」
早織「本当」
映美「裕子がこんな事を言わなかったら酷くならずに済んだ」
裕子「パレット部がなくならなくてよかった」
万紀「確かに言わなければ一歌に殴るところだったぜ」
当時の事件を振り返り、知らなかった部員達は。
みのり「大変だったんですね」
久乃「怖かったですよね?」
奈々央「助けを呼べは良かったぜ」
凛「あら? そんなことがあったのね?」
三保「大ごとにならなくて良かったわ」
えり菜「本当ですよ」
希美「喧嘩は良くないの~」
咲子「一歌さん!」
伶奈「もう! どんだけの問題児なんだよ!」
一歌「騒音騒ぎになった伶奈さんに言われたくないわ!」
伶奈「う……」
一歌の言葉に伶奈は刺さった。
万紀「また喧嘩を引き起こすなよ!? 最後か、今まではヤンキー同士で喧嘩してたぜ」
映美「全く、今まで問題を引き起こしてただろ?」
万紀「前までは殴り合いの喧嘩だったが、今の喧嘩は睨みで終わってるぜ」
映美「それはそれで問題だろ!?」
以上、黒沼万紀からの質問だった、次は藤本亜弥からの質問をお届けいたします。
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