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第三十九章『パレット部への質問一色映美編』
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放課後、パレット部室でパレット部員達はみんなのプロフィールを作成するためにくじ引き順に質問をしていた、今回は一色映美先生からの質問をお届けします。
奈々央「私のは終わったので……」
映美「次は私だ」
奈々央「映美先生よろしくお願いします!」
映美「そうだな……先生らしくいうぞ、好きな教科は?」
映美先生の質問に部員全員が納得いってるようだ。
裕子「なるほど、その手があったんですね」
早織「考えてみもしなかった」
映美「おいおい……最初は咲子からいくぞ」
咲子「私は体育が好きですね」
映美「おっ! それはどうしてだ?」
咲子「大きな声を出せる唯一の機会ですから」
映美「なるほど、大きな声を出せるのはいいことだが、授業も忘れるなよ? 次は凛」
凛「そうね、数学が好きだわ」
凛の答えに部員の半数以上が驚く。
三保「意外だわ、観察してるからてっきり理科かと」
映美「確かに意外だな、それはどうしてだ?」
凛「数字が好きなだけ、足したり引いたりかけたり割ったりするのが楽しいじゃない? 私はあくまで人間の観察が好きなだけよ?」
映美「人間の観察も理科の一種だが……」
凛「次いったら? 理科の授業は人間の観察が無くてつまらないわ」
映美「先生によるからな、次は一歌」
一歌「山ほどありまーす」
一歌の答えに部員全員が沈黙する。
一歌「はい、本当はありません」
映美「それはどうしてだ?」
一歌「先生達の授業はくだらなすぎてつまらないのよ」
映美「あんまり直接にいうもんじゃないが……」
一歌「あ、でも、映美先生と部活を過ごした時は他の先生と比べて楽しいのよ、くだらなくないから」
映美「それは有難いが、ちゃんと授業を受けるんだぞ? 次は万紀」
万紀「今までは無かったが、最近は体育が楽しいぜ!」
映美「それはどうしてだ?」
万紀「前まではうろちょろしてたけど、今は身体を動かすことが楽しくてな!」
映美「それはなりよりだ、次は亜弥」
亜弥「はーい! 体育が得意でーす!」
映美「それはどうしてだ?」
亜弥「身体を動かさないと始まらないよね! それにプールは見学になってしまったけど、泳ぎだけが満点を取れるんだ!」
映美「水泳はいいが、他の運動も忘れるなよ? 次は伶奈」
伶奈「音楽が好きだぜ!」
映美「それはどうしてだ?」
伶奈「音楽の知識は自信があるから!」
映美「音楽の知識はいいが、他の知識も忘れるなよ? 次は史」
史「特にない」
映美「それはどうしてだ史?」
史「出来すぎるからつまらないと思った、でも、裕子に出会ってから楽しくて仕方ない、映美姉、それでいいよね?」
映美「そ……それは楽しいなら何よりだ」
史の言葉にあった映美姉という言葉が気になる人がいた、それは……。
早織「映美先生と史先輩はどんな関係なんですか?」
史「みんなに教えてあげる、私と映美姉は従姉妹よ」
史の言葉に驚く人もいた。
早織「知らなかった」
千晶「え!? 嘘!? アニメの展開みたいじゃん!?」
伶奈「まじか……」
姫乃「それは驚きました」
えり菜「なぁ!?」
希美「のぞのぞもびっくりなの~」
一歌「最初からそうだと思ったわよ!」
咲子「一歌さんムキになるのよくないですけど、見た目は似てないのに従姉妹ってすごいですね」
七美「えぇー!」
みのり「え~!」
久乃「こんなこともあるんですね」
奈々央「従姉妹羨ましい」
凛「史さん、映美先生、興味深いわ」
三保「なるほどね、それは驚くわよ、でも他の人達は驚かないわね?」
三保がそう問いかけると……。
万紀「すまん、前から知ってたんだ」
優梨子「私もです」
亜弥「私も」
裕子「私も知ってました」
三保「なるほどね、それで驚かなかったのね」
映美「私と史が従姉妹同士でもよろしくな、次は七美」
七美「美術が好きです」
映美「それはどうしてだ?」
七美「勉強は分かりませんが絵が描けますからそれで幸せなんです」
映美「好きなことがあるのはいいことだな、次は早織」
早織「私は生活が好きです!」
映美「それはどうしてだ?」
早織「みんなとの絆を結べる機会でもあるし、私もそろそろ自立したいからです」
映美「クラスの絆も大事だけど、自立も大事だな、次はえり菜」
えり菜「私は国語が好きです」
映美「それはどうしてだ?」
えり菜「体育以外全部出来ますけど、特に国語は漢検準一級を習得してるので国語は自信あります」
映美「なるほど、漢字は是非、私に教えてほしいな、次は久乃」
久乃「私は国語が好きです」
映美「それはどうしてだ?」
久乃「読書の企画が好きで、本を朗読する時間が楽しいからです」
映美「それは好きなことはいいことだ、次は優梨子」
優梨子「あの……その……」
映美「なんだ?」
優梨子「高校が初めて通ったので好きな授業がありません」
優梨子の発言に全員が驚く。
裕子「え! そうなの!?」
優梨子「はい……恥ずかしいけど言わないと分かり合えないなと思って」
映美「事情がありそうだな、後で話してもらうぞ」
優梨子「はひ~」
映美「次は三保」
三保「忘れたわ」
映美「何でだ?」
三保「あら? 映美先生? 深追いしない方が身のためですよ?」
映美「何で私まで、まっいい、次は希美」
希美「のぞのぞは音楽が好きなの~」
映美「それはどうしてだ?」
希美「歌えるからそれでいいの~」
映美「歌えるからって……他の勉強を忘れるなよ? 次は裕子」
裕子「私は美術が好きです」
映美「それはどうしてだ?」
裕子「色を知れる機会がいっぱいあるからです」
映美「それはいいことだな」
裕子「授業じゃ物足りないからパレット部で彩ってほしいです」
目を輝かせる裕子に困る映美先生。
映美「ほ……他の授業も集中しろよ? 次は千晶」
千晶「ない」
映美「それはどうしてだ?」
千晶「めんどくさーだから」
映美「おい、それは駄目だぞ! ちゃんと授業を受けろよっといってもいつも満点だからな」
千晶「何もしてないけど」
映美「私もこんな力があったら、次はみのり」
みのり「私は家庭科が好きです」
映美「それはどうしてだ?」
みのり「料理が出来るからです」
映美「料理もいいが、裁縫もやれよ」
みのり「ふぇ~」
映美「次は姫乃」
姫乃「私は理科が好きですね」
映美「それはどうしてだ?」
姫乃「私の父が研究者なので継ごうと思って理科を興味を持ちました」
映美「それはいいことだな、次は奈々央」
奈々央「私は体育が好きです」
映美「それはどうしてだ?」
奈々央「体を動かすことが気持ちいいからです」
映美「体を動かすだけじゃなく、勉強もしろよ、次はおっ、最後は私か、私は美術が好きだ」
全員「それはどうしてですか?」
部員全員の発言に映美先生は驚きが隠せずそのまま答えた。
映美「なんだなんだ? 答えるから焦るなって、そうだな、画家が好きだからだな」
そこから映美先生の画家について語り尽くすため割愛することにして以上一色映美先生からの質問だった、次は赤木咲子からの質問をお届けいたします。
奈々央「私のは終わったので……」
映美「次は私だ」
奈々央「映美先生よろしくお願いします!」
映美「そうだな……先生らしくいうぞ、好きな教科は?」
映美先生の質問に部員全員が納得いってるようだ。
裕子「なるほど、その手があったんですね」
早織「考えてみもしなかった」
映美「おいおい……最初は咲子からいくぞ」
咲子「私は体育が好きですね」
映美「おっ! それはどうしてだ?」
咲子「大きな声を出せる唯一の機会ですから」
映美「なるほど、大きな声を出せるのはいいことだが、授業も忘れるなよ? 次は凛」
凛「そうね、数学が好きだわ」
凛の答えに部員の半数以上が驚く。
三保「意外だわ、観察してるからてっきり理科かと」
映美「確かに意外だな、それはどうしてだ?」
凛「数字が好きなだけ、足したり引いたりかけたり割ったりするのが楽しいじゃない? 私はあくまで人間の観察が好きなだけよ?」
映美「人間の観察も理科の一種だが……」
凛「次いったら? 理科の授業は人間の観察が無くてつまらないわ」
映美「先生によるからな、次は一歌」
一歌「山ほどありまーす」
一歌の答えに部員全員が沈黙する。
一歌「はい、本当はありません」
映美「それはどうしてだ?」
一歌「先生達の授業はくだらなすぎてつまらないのよ」
映美「あんまり直接にいうもんじゃないが……」
一歌「あ、でも、映美先生と部活を過ごした時は他の先生と比べて楽しいのよ、くだらなくないから」
映美「それは有難いが、ちゃんと授業を受けるんだぞ? 次は万紀」
万紀「今までは無かったが、最近は体育が楽しいぜ!」
映美「それはどうしてだ?」
万紀「前まではうろちょろしてたけど、今は身体を動かすことが楽しくてな!」
映美「それはなりよりだ、次は亜弥」
亜弥「はーい! 体育が得意でーす!」
映美「それはどうしてだ?」
亜弥「身体を動かさないと始まらないよね! それにプールは見学になってしまったけど、泳ぎだけが満点を取れるんだ!」
映美「水泳はいいが、他の運動も忘れるなよ? 次は伶奈」
伶奈「音楽が好きだぜ!」
映美「それはどうしてだ?」
伶奈「音楽の知識は自信があるから!」
映美「音楽の知識はいいが、他の知識も忘れるなよ? 次は史」
史「特にない」
映美「それはどうしてだ史?」
史「出来すぎるからつまらないと思った、でも、裕子に出会ってから楽しくて仕方ない、映美姉、それでいいよね?」
映美「そ……それは楽しいなら何よりだ」
史の言葉にあった映美姉という言葉が気になる人がいた、それは……。
早織「映美先生と史先輩はどんな関係なんですか?」
史「みんなに教えてあげる、私と映美姉は従姉妹よ」
史の言葉に驚く人もいた。
早織「知らなかった」
千晶「え!? 嘘!? アニメの展開みたいじゃん!?」
伶奈「まじか……」
姫乃「それは驚きました」
えり菜「なぁ!?」
希美「のぞのぞもびっくりなの~」
一歌「最初からそうだと思ったわよ!」
咲子「一歌さんムキになるのよくないですけど、見た目は似てないのに従姉妹ってすごいですね」
七美「えぇー!」
みのり「え~!」
久乃「こんなこともあるんですね」
奈々央「従姉妹羨ましい」
凛「史さん、映美先生、興味深いわ」
三保「なるほどね、それは驚くわよ、でも他の人達は驚かないわね?」
三保がそう問いかけると……。
万紀「すまん、前から知ってたんだ」
優梨子「私もです」
亜弥「私も」
裕子「私も知ってました」
三保「なるほどね、それで驚かなかったのね」
映美「私と史が従姉妹同士でもよろしくな、次は七美」
七美「美術が好きです」
映美「それはどうしてだ?」
七美「勉強は分かりませんが絵が描けますからそれで幸せなんです」
映美「好きなことがあるのはいいことだな、次は早織」
早織「私は生活が好きです!」
映美「それはどうしてだ?」
早織「みんなとの絆を結べる機会でもあるし、私もそろそろ自立したいからです」
映美「クラスの絆も大事だけど、自立も大事だな、次はえり菜」
えり菜「私は国語が好きです」
映美「それはどうしてだ?」
えり菜「体育以外全部出来ますけど、特に国語は漢検準一級を習得してるので国語は自信あります」
映美「なるほど、漢字は是非、私に教えてほしいな、次は久乃」
久乃「私は国語が好きです」
映美「それはどうしてだ?」
久乃「読書の企画が好きで、本を朗読する時間が楽しいからです」
映美「それは好きなことはいいことだ、次は優梨子」
優梨子「あの……その……」
映美「なんだ?」
優梨子「高校が初めて通ったので好きな授業がありません」
優梨子の発言に全員が驚く。
裕子「え! そうなの!?」
優梨子「はい……恥ずかしいけど言わないと分かり合えないなと思って」
映美「事情がありそうだな、後で話してもらうぞ」
優梨子「はひ~」
映美「次は三保」
三保「忘れたわ」
映美「何でだ?」
三保「あら? 映美先生? 深追いしない方が身のためですよ?」
映美「何で私まで、まっいい、次は希美」
希美「のぞのぞは音楽が好きなの~」
映美「それはどうしてだ?」
希美「歌えるからそれでいいの~」
映美「歌えるからって……他の勉強を忘れるなよ? 次は裕子」
裕子「私は美術が好きです」
映美「それはどうしてだ?」
裕子「色を知れる機会がいっぱいあるからです」
映美「それはいいことだな」
裕子「授業じゃ物足りないからパレット部で彩ってほしいです」
目を輝かせる裕子に困る映美先生。
映美「ほ……他の授業も集中しろよ? 次は千晶」
千晶「ない」
映美「それはどうしてだ?」
千晶「めんどくさーだから」
映美「おい、それは駄目だぞ! ちゃんと授業を受けろよっといってもいつも満点だからな」
千晶「何もしてないけど」
映美「私もこんな力があったら、次はみのり」
みのり「私は家庭科が好きです」
映美「それはどうしてだ?」
みのり「料理が出来るからです」
映美「料理もいいが、裁縫もやれよ」
みのり「ふぇ~」
映美「次は姫乃」
姫乃「私は理科が好きですね」
映美「それはどうしてだ?」
姫乃「私の父が研究者なので継ごうと思って理科を興味を持ちました」
映美「それはいいことだな、次は奈々央」
奈々央「私は体育が好きです」
映美「それはどうしてだ?」
奈々央「体を動かすことが気持ちいいからです」
映美「体を動かすだけじゃなく、勉強もしろよ、次はおっ、最後は私か、私は美術が好きだ」
全員「それはどうしてですか?」
部員全員の発言に映美先生は驚きが隠せずそのまま答えた。
映美「なんだなんだ? 答えるから焦るなって、そうだな、画家が好きだからだな」
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