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第三十四章『パレット部への質問朱宮千晶編』
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放課後、パレット部室でパレット部員達はそろそろみんなのことが知りたいので、裕子の提案で部員達のプロフィール作成をすることになった。質問をダブらないようにするためにくじ引き順で質問をする人を決まっていた、今回は朱宮千晶からの質問をお届けします。
千晶「質問をして、答える順番はどーすんの?」
裕子「質問したら答える人はくじ引き順に廻して、質問した人が最後に答える」
千晶「なるほど、私が質問したらみのり先輩から答えて……てせっかくだからホワイトボードの前から一番からの時計回りのくじ引き順に席を変えない?」
裕子「その手があった……」
千晶の言う通りにし、時計回りのくじ引き順に座った。
亜弥「裕子は変わらないんだね」
裕子「うん、そうだね」
映美「なにせ、仕方ないことだからな」
七美「でもこれでわかりやすくなりました」
みのり「一番の人が質問をしたら、二番の私が答えればいいですね?」
姫乃「そういうことですわ」
裕子「よし! 早速始めよう!」
そして、パレット部のプロフィール作成の質問が始まった。
千晶「ん……困ったな……あっ、思いついた、この知識は自信あるのは?」
千晶の質問は意外と難しかった。
千晶「んじゃ、みのり先輩から」
みのり「料理です! 料理の知識なら誰にも負けません!」
みのりが自信満々に答えだ!
千晶「料理? 家庭的そう」
みのり「そこですか!?」
千晶「って事で次~」
みのり「ふぇ~短くないですか!?」
映美「仕方ない、時間の問題でもあるからな」
みのり「ならいいです」
凛「映美先生、興味深いわ……」
千晶「次は姫乃先輩」
姫乃「私は花の知識ですね、ちなみに藤の花言葉は優しさ、歓迎、決して離れない、恋に酔うです」
亜弥「色の他に花もあったんだ、えへへ……」
咲子「知らなかったんですね……」
姫乃の花と花言葉を聞いて亜弥は知らないようで咲子はこれを呆れてる。
千晶「いい花言葉だった、んじゃ、次は奈々央先輩」
奈々央「陸上のスポーツなら知ってますよ?」
千晶「どんなスポーツ?」
奈々央「五十メートル走他は時間がないので割愛しますね」
久乃「まぁ!」
千晶「久乃先輩が感動してるし……ってことで次は映美先生」
映美「次は私か、美術で習った画家なら沢山知ってるぞ」
千晶「知りたいところだけど省略ね」
映美「あぁ……そうだな」
映美先生は珍しく悲しんでるようだ。
千晶「なんか悪いことしたみたいじゃん、ってことで次は咲子先輩」
咲子「眼の知識なら知ってますよ」
咲子の答えにみんなは驚く。
裕子「意外!?」
早織「なんで眼の知識を知ってるの!?」
咲子「それは亡き母が眼科の医者だったからです」
千晶「なんか聞いて悪かった、ごめん」
咲子「私は気にしてないので大丈夫です!」
千晶「本当いい人、って事で次は凛先輩」
凛「私はホテルの知識なら自信あるわよ?沢山のホテルに泊まったから」
千晶「知りたいところだけど省略で」
凛「あら残念」
千晶「って事で次は一歌先輩」
一歌「昔、茶道をちょっとやったことがあるからお茶なら知ってるわよ」
千晶「お茶だけに」
一歌「千晶さん……」
千晶の冗談に睨みつける一歌。
千晶「ごめん、冗談に言ったけど……ってことで次は万紀」
万紀「戦いの知識なら知ってるぜ!」
千晶「てっきり喧嘩かと……」
万紀「見た目で決めつけんなよ!?」
千晶の決めつけに万紀は激怒する。
千晶「本当にごめん、また怒られた……ってことで次は亜弥先輩」
亜弥「意外と引きずってるね」
千晶「あったり前じゃん……」
千晶は意外と反省してるようだ。
万紀「まっいきなり怒って悪かったよ」
一歌「いつもの千晶さんに戻れば!?」
亜弥「もう素直じゃないな~私は水泳の知識なら自信満々だよ!?」
千晶「え? 泳げるの?」
亜弥「今は後で説明するね」
千晶「訳がありそうだな……って事で次は伶奈」
伶奈「バンドの知識なら自信あるぜ! バンド組んだことは無いけどな」
千晶「お気の毒に……次は史先輩」
史「私はパンなら知ってるよ」
千晶「え?」
史「パン屋は行ってないけどパンのレシピ本を持ってるから知ってるだけ」
千晶「意外ですね……って事で次は七美先輩」
七美「絵の知識なら知ってます、アトリエで描くほどですから」
千晶「プロ並みって事ね、って次は早織」
早織「演技の知識なら自信あるよ」
千晶「悪い、アニメからのドラマ化と実写映画化が嫌いだからあんま見ない」
早織「それは仕方ないね」
千晶「優しすぎるだろ……神!」
早織「?」
千晶の意味不明な言葉に早織は戸惑う。
千晶「って事で次はえり菜先輩」
えり菜「私は漢字なら自信あります」
千晶「ちなみに漢検は?」
えり菜「漢検準一級です」
千晶「めっちゃ頭いいじゃん! 人のこと言えないけど」
裕子「千晶ちゃん、あまり勉強してないのに頭がいいんです」
えり菜「それはすごいじゃないですか!?」
千晶「裕子余計な事……まっいいか、次は久乃先輩」
久乃「私は本なら知ってます」
千晶「読書女子」
久乃「暇な時しか読みませんが……」
千晶「いやそれでもすごいから、次は優梨子」
優梨子「私は……その……」
千晶「その?」
恥ずかしがる優梨子に千晶が問い返す。
優梨子「林檎のことなら知ってます」
千晶「林檎!? それはすごいよ」
姫乃「桃井さん、今度林檎の種類を教えてください」
優梨子「分かりました」
千晶「姫乃先輩が気に入ったし……次は三保先輩」
三保「行きつけのカフェなら詳しいわ」
裕子「この前に行ったカフェはお洒落でした」
三保「まぁ、それは嬉しいわ、また行きつけのカフェがあるからまた教えるわ」
裕子「行きつけのカフェの中に綿飴があったらな」
千晶「綿飴!? まっいいか、次は希美先輩」
希美「のぞのぞは歌なら知ってるの~」
千晶「そうなの?」
希美「以上なの~」
千晶「分かった……次は裕子」
裕子「私は色のことについてなら語れます!」
裕子の答えにみんなは驚く!
千晶「だからパレット部なの!?」
希美「いろんな色に染まるようにボランティア活動をするってことなの~」
裕子「希美先輩、鋭いですね」
千晶「意外と当たってた、最後は私か、知ってると思うけどアニメなら話してもいいよ」
千晶がそういうと姫乃が食いついた。
姫乃「だったら妹達が見たがるアニメを教えてください!」
千晶「難易度高すぎ!」
以上、朱宮千晶からの質問だった、次は黄川田みのりからの質問をお届けいたします。
千晶「質問をして、答える順番はどーすんの?」
裕子「質問したら答える人はくじ引き順に廻して、質問した人が最後に答える」
千晶「なるほど、私が質問したらみのり先輩から答えて……てせっかくだからホワイトボードの前から一番からの時計回りのくじ引き順に席を変えない?」
裕子「その手があった……」
千晶の言う通りにし、時計回りのくじ引き順に座った。
亜弥「裕子は変わらないんだね」
裕子「うん、そうだね」
映美「なにせ、仕方ないことだからな」
七美「でもこれでわかりやすくなりました」
みのり「一番の人が質問をしたら、二番の私が答えればいいですね?」
姫乃「そういうことですわ」
裕子「よし! 早速始めよう!」
そして、パレット部のプロフィール作成の質問が始まった。
千晶「ん……困ったな……あっ、思いついた、この知識は自信あるのは?」
千晶の質問は意外と難しかった。
千晶「んじゃ、みのり先輩から」
みのり「料理です! 料理の知識なら誰にも負けません!」
みのりが自信満々に答えだ!
千晶「料理? 家庭的そう」
みのり「そこですか!?」
千晶「って事で次~」
みのり「ふぇ~短くないですか!?」
映美「仕方ない、時間の問題でもあるからな」
みのり「ならいいです」
凛「映美先生、興味深いわ……」
千晶「次は姫乃先輩」
姫乃「私は花の知識ですね、ちなみに藤の花言葉は優しさ、歓迎、決して離れない、恋に酔うです」
亜弥「色の他に花もあったんだ、えへへ……」
咲子「知らなかったんですね……」
姫乃の花と花言葉を聞いて亜弥は知らないようで咲子はこれを呆れてる。
千晶「いい花言葉だった、んじゃ、次は奈々央先輩」
奈々央「陸上のスポーツなら知ってますよ?」
千晶「どんなスポーツ?」
奈々央「五十メートル走他は時間がないので割愛しますね」
久乃「まぁ!」
千晶「久乃先輩が感動してるし……ってことで次は映美先生」
映美「次は私か、美術で習った画家なら沢山知ってるぞ」
千晶「知りたいところだけど省略ね」
映美「あぁ……そうだな」
映美先生は珍しく悲しんでるようだ。
千晶「なんか悪いことしたみたいじゃん、ってことで次は咲子先輩」
咲子「眼の知識なら知ってますよ」
咲子の答えにみんなは驚く。
裕子「意外!?」
早織「なんで眼の知識を知ってるの!?」
咲子「それは亡き母が眼科の医者だったからです」
千晶「なんか聞いて悪かった、ごめん」
咲子「私は気にしてないので大丈夫です!」
千晶「本当いい人、って事で次は凛先輩」
凛「私はホテルの知識なら自信あるわよ?沢山のホテルに泊まったから」
千晶「知りたいところだけど省略で」
凛「あら残念」
千晶「って事で次は一歌先輩」
一歌「昔、茶道をちょっとやったことがあるからお茶なら知ってるわよ」
千晶「お茶だけに」
一歌「千晶さん……」
千晶の冗談に睨みつける一歌。
千晶「ごめん、冗談に言ったけど……ってことで次は万紀」
万紀「戦いの知識なら知ってるぜ!」
千晶「てっきり喧嘩かと……」
万紀「見た目で決めつけんなよ!?」
千晶の決めつけに万紀は激怒する。
千晶「本当にごめん、また怒られた……ってことで次は亜弥先輩」
亜弥「意外と引きずってるね」
千晶「あったり前じゃん……」
千晶は意外と反省してるようだ。
万紀「まっいきなり怒って悪かったよ」
一歌「いつもの千晶さんに戻れば!?」
亜弥「もう素直じゃないな~私は水泳の知識なら自信満々だよ!?」
千晶「え? 泳げるの?」
亜弥「今は後で説明するね」
千晶「訳がありそうだな……って事で次は伶奈」
伶奈「バンドの知識なら自信あるぜ! バンド組んだことは無いけどな」
千晶「お気の毒に……次は史先輩」
史「私はパンなら知ってるよ」
千晶「え?」
史「パン屋は行ってないけどパンのレシピ本を持ってるから知ってるだけ」
千晶「意外ですね……って事で次は七美先輩」
七美「絵の知識なら知ってます、アトリエで描くほどですから」
千晶「プロ並みって事ね、って次は早織」
早織「演技の知識なら自信あるよ」
千晶「悪い、アニメからのドラマ化と実写映画化が嫌いだからあんま見ない」
早織「それは仕方ないね」
千晶「優しすぎるだろ……神!」
早織「?」
千晶の意味不明な言葉に早織は戸惑う。
千晶「って事で次はえり菜先輩」
えり菜「私は漢字なら自信あります」
千晶「ちなみに漢検は?」
えり菜「漢検準一級です」
千晶「めっちゃ頭いいじゃん! 人のこと言えないけど」
裕子「千晶ちゃん、あまり勉強してないのに頭がいいんです」
えり菜「それはすごいじゃないですか!?」
千晶「裕子余計な事……まっいいか、次は久乃先輩」
久乃「私は本なら知ってます」
千晶「読書女子」
久乃「暇な時しか読みませんが……」
千晶「いやそれでもすごいから、次は優梨子」
優梨子「私は……その……」
千晶「その?」
恥ずかしがる優梨子に千晶が問い返す。
優梨子「林檎のことなら知ってます」
千晶「林檎!? それはすごいよ」
姫乃「桃井さん、今度林檎の種類を教えてください」
優梨子「分かりました」
千晶「姫乃先輩が気に入ったし……次は三保先輩」
三保「行きつけのカフェなら詳しいわ」
裕子「この前に行ったカフェはお洒落でした」
三保「まぁ、それは嬉しいわ、また行きつけのカフェがあるからまた教えるわ」
裕子「行きつけのカフェの中に綿飴があったらな」
千晶「綿飴!? まっいいか、次は希美先輩」
希美「のぞのぞは歌なら知ってるの~」
千晶「そうなの?」
希美「以上なの~」
千晶「分かった……次は裕子」
裕子「私は色のことについてなら語れます!」
裕子の答えにみんなは驚く!
千晶「だからパレット部なの!?」
希美「いろんな色に染まるようにボランティア活動をするってことなの~」
裕子「希美先輩、鋭いですね」
千晶「意外と当たってた、最後は私か、知ってると思うけどアニメなら話してもいいよ」
千晶がそういうと姫乃が食いついた。
姫乃「だったら妹達が見たがるアニメを教えてください!」
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