4 / 41
序章
呪われてはいないはずだ
しおりを挟む
「ぉぉーい、ぉおーい!」
ハッと気が付けばあたりは薄暗くなり始めていた。適度な冷ややかさのある穴の中は湿った土の香りが妙に落ち着き、気がつくと寝ていたらしい。
聞き慣れた声に、いなくなったことに誰が気づいてくれたのだと理解する。
「こっちー!」
腹の底から声をあげた。幸い声に気がついたのか、人が近づいてくる音がした。人が助けに来てくれる音にホッした気持ちが湧き上がる。
「中腹のあたりだけど、穴があるから気をつけてー!」
注意するように声をあげてしばらくすると、パッと穴の中を照らされる。穴の淵から男が顔を出すが、薄暗くて顔立ちは見えにくい。
「いた! 無事か?!」
聞き慣れた父親の裕司の声だ。安堵が滲んでいるような声だった。聴き慣れた声と、見つけてくれたことに安堵しながら作菜は立ち上がるがよろけてしまう。
「無事とは言い難い。足痛い」
「また折ったのか!?」
頭によぎる娘の怪我。とうの娘はよろよろと立ち上がりながら、首を横に振った。
「いや、おそらく捻挫っぽい」
「登っては…これないんだな」
「高さ的に難しい。ハシゴ持って来て。軽トラは鍵つけっぱだから」
「わかった。ちょっと待ってろ」
父はそういうと穴から離れていった。すぐに戻って来てくれるのはわかっているが、光源がなくなり一人になると微妙に不安になってくる。
(父ちゃんできれば、懐中電灯かなんか置いてって欲しかったです)
今まではそんな実例はないけれど、ダンジョンからモンスターが出て来たらどうしよう、という気持ちも湧き上がって来た。その途端、横穴に対して恐怖を覚える。
今まで寝ていたのに助かる算段がついた途端、我ながら現金だとは自分でも思う。
「まぁ、なるようにしかならないか…」
平静を装ってそう言えば、山椒をとっていないということに今気がついた。
再び座り込んでぼんやりとしていると、思ったよりも早く父は戻って来た。パートから戻っていた母と祖父もいるようで声が聞こえる。
さっきよりも明るい懐中電灯か何かで穴を照らしながら、ハシゴがかけられる。ハシゴを足に負担をかけないようにしながら慎重に登っていくと、安心したような顔の両親と祖父がいた。
作菜もそりゃ何時間も娘が帰って来なかったら心配するよな、という気持ちと申し訳なさと、家族の顔を見たことで安心した気持ちになってしまう。
「あんた、今年は本当厄年ね」
「言わないで。呪われてんじゃないかと自分でも思ってるから」
琴子の言葉に深々とため息を吐きながら言葉を返す。
裕司にフォローされながら急斜面を登っていく。畑に出てからも裕司に支えられながら、車までつくと軽トラの荷台に座らされ看護師の琴子に足の具合を見られる。すりむいた手の傷もペットボトルの水で丁寧に洗い流された。
「これから病院行きましょ」
擦り傷の治療で痛みに悶絶している娘に、言うと母は近くの夜間診療をやっている公立病院に電話で連絡し始めた。
「無事でよかったなぁ」
しみじみ誠二郎といい、ずいぶん大きくなった孫の頭を撫でる。しみじみと安堵したような声色に、「心配かけてごめん」と素直に謝る。
山椒取りに行って孫が何時間も戻って来なかったら、さぞかし祖父母は心配しただろう。
「お前は、母さんの車で病院に行け。着替えも入ってるから。あの穴については後で話を聞くからな」
裕司はそういうと琴子の車まで娘を連れて行き、スマートフォンを渡すと自分の車に乗り込み走り出す。誠二郎は軽トラで帰っていった。
作菜は大人しく着替え始める。紙袋の中に入っていたデニム素材のワイドパンツと黒いTシャツに着替えて、スニーカーと靴下を脱ぐと用意されていたサンダルに履き替える。コンビニの袋に入ったスポーツドリンクを、ちびちび飲み始めたところで琴子が車に乗り込んでくる。
「疲れた…」
「まぁ、あんなところに何時間もいたらね」
「お腹減ったし、足も痛いし、最悪」
ぶちぶち言いながら、紙袋の中に入っていた財布を取り出す。せっかく骨折が治ったのに、すぐにこの診察券を使うとは思わなかった。
ため息まじりに愚痴を言う娘にチラリと視線をやりながら、琴子は淡々と聞いた。
「で、あの穴何?」
「…ダンジョン」
「………あー………」
娘の言葉に、うっすら予感していたがどうリアクションしたらいいのかわからん、と言わんばかりの声を母が出した。持て余していた畑をより持て余すことになるとは思いもしなかった。
しばらく会話もなく車を走らせると十分程度で公立病院についた。症状をあらかじめ伝えていたせいか、看護師が車椅子を持って待機しているのが見えた。ぐいっとスポーツドリンクを飲み干すと車から降りる。
病院で山椒を取りに行ったら急斜面で滑ってこけた、と告げたら医師に笑われた末に、気をつけなきゃダメだよ、と叱られた。検査結果は捻挫と診断され、骨折部分にも影響はないだろうと続けて告げられる。捻挫と擦り傷の治療をされて一週間は大人しくしていて、と言われて母娘二人は帰路につく。
家に帰れば梢枝に心配した、と言われ、不可抗力とはいえ罪悪感が募った。
穴のことを聞きたそうにしていた父と祖父だが、しっかりご飯を食べさせなさい、と嫁姑の二人に叱られて男二人は小さくなる。
祖母はつやつやのご飯とキャベツの味噌汁、オクラのおひたしにどじょうの卵とじ、きゅうりの浅漬けを夕食として用意していた。休耕田なんかを利用したどじょうやフナの養殖は地震以来多くなっていて、内陸の方では肉や海の魚よりも低価格で手に入りやすくなっている。温かいご飯というのが、何よりも心を落ち着かせた。
男性陣を尻目に、しっかりと祖母のご飯を味わう。こっちは昼食抜きだったんだぞ、腹を満たさせろという気分で黙々と食べる。食事を食べ終われば、さっと食べ終わった食器をシンクに持っていかれて、食器を片付けた琴子が温かい麦茶を配った。
手際が良すぎて食器ぐらいは片付けるよと言う隙もない。
え、また役立たずじゃね、私という気分になりながら遠慮なく作菜は麦茶を飲む。
ハッと気が付けばあたりは薄暗くなり始めていた。適度な冷ややかさのある穴の中は湿った土の香りが妙に落ち着き、気がつくと寝ていたらしい。
聞き慣れた声に、いなくなったことに誰が気づいてくれたのだと理解する。
「こっちー!」
腹の底から声をあげた。幸い声に気がついたのか、人が近づいてくる音がした。人が助けに来てくれる音にホッした気持ちが湧き上がる。
「中腹のあたりだけど、穴があるから気をつけてー!」
注意するように声をあげてしばらくすると、パッと穴の中を照らされる。穴の淵から男が顔を出すが、薄暗くて顔立ちは見えにくい。
「いた! 無事か?!」
聞き慣れた父親の裕司の声だ。安堵が滲んでいるような声だった。聴き慣れた声と、見つけてくれたことに安堵しながら作菜は立ち上がるがよろけてしまう。
「無事とは言い難い。足痛い」
「また折ったのか!?」
頭によぎる娘の怪我。とうの娘はよろよろと立ち上がりながら、首を横に振った。
「いや、おそらく捻挫っぽい」
「登っては…これないんだな」
「高さ的に難しい。ハシゴ持って来て。軽トラは鍵つけっぱだから」
「わかった。ちょっと待ってろ」
父はそういうと穴から離れていった。すぐに戻って来てくれるのはわかっているが、光源がなくなり一人になると微妙に不安になってくる。
(父ちゃんできれば、懐中電灯かなんか置いてって欲しかったです)
今まではそんな実例はないけれど、ダンジョンからモンスターが出て来たらどうしよう、という気持ちも湧き上がって来た。その途端、横穴に対して恐怖を覚える。
今まで寝ていたのに助かる算段がついた途端、我ながら現金だとは自分でも思う。
「まぁ、なるようにしかならないか…」
平静を装ってそう言えば、山椒をとっていないということに今気がついた。
再び座り込んでぼんやりとしていると、思ったよりも早く父は戻って来た。パートから戻っていた母と祖父もいるようで声が聞こえる。
さっきよりも明るい懐中電灯か何かで穴を照らしながら、ハシゴがかけられる。ハシゴを足に負担をかけないようにしながら慎重に登っていくと、安心したような顔の両親と祖父がいた。
作菜もそりゃ何時間も娘が帰って来なかったら心配するよな、という気持ちと申し訳なさと、家族の顔を見たことで安心した気持ちになってしまう。
「あんた、今年は本当厄年ね」
「言わないで。呪われてんじゃないかと自分でも思ってるから」
琴子の言葉に深々とため息を吐きながら言葉を返す。
裕司にフォローされながら急斜面を登っていく。畑に出てからも裕司に支えられながら、車までつくと軽トラの荷台に座らされ看護師の琴子に足の具合を見られる。すりむいた手の傷もペットボトルの水で丁寧に洗い流された。
「これから病院行きましょ」
擦り傷の治療で痛みに悶絶している娘に、言うと母は近くの夜間診療をやっている公立病院に電話で連絡し始めた。
「無事でよかったなぁ」
しみじみ誠二郎といい、ずいぶん大きくなった孫の頭を撫でる。しみじみと安堵したような声色に、「心配かけてごめん」と素直に謝る。
山椒取りに行って孫が何時間も戻って来なかったら、さぞかし祖父母は心配しただろう。
「お前は、母さんの車で病院に行け。着替えも入ってるから。あの穴については後で話を聞くからな」
裕司はそういうと琴子の車まで娘を連れて行き、スマートフォンを渡すと自分の車に乗り込み走り出す。誠二郎は軽トラで帰っていった。
作菜は大人しく着替え始める。紙袋の中に入っていたデニム素材のワイドパンツと黒いTシャツに着替えて、スニーカーと靴下を脱ぐと用意されていたサンダルに履き替える。コンビニの袋に入ったスポーツドリンクを、ちびちび飲み始めたところで琴子が車に乗り込んでくる。
「疲れた…」
「まぁ、あんなところに何時間もいたらね」
「お腹減ったし、足も痛いし、最悪」
ぶちぶち言いながら、紙袋の中に入っていた財布を取り出す。せっかく骨折が治ったのに、すぐにこの診察券を使うとは思わなかった。
ため息まじりに愚痴を言う娘にチラリと視線をやりながら、琴子は淡々と聞いた。
「で、あの穴何?」
「…ダンジョン」
「………あー………」
娘の言葉に、うっすら予感していたがどうリアクションしたらいいのかわからん、と言わんばかりの声を母が出した。持て余していた畑をより持て余すことになるとは思いもしなかった。
しばらく会話もなく車を走らせると十分程度で公立病院についた。症状をあらかじめ伝えていたせいか、看護師が車椅子を持って待機しているのが見えた。ぐいっとスポーツドリンクを飲み干すと車から降りる。
病院で山椒を取りに行ったら急斜面で滑ってこけた、と告げたら医師に笑われた末に、気をつけなきゃダメだよ、と叱られた。検査結果は捻挫と診断され、骨折部分にも影響はないだろうと続けて告げられる。捻挫と擦り傷の治療をされて一週間は大人しくしていて、と言われて母娘二人は帰路につく。
家に帰れば梢枝に心配した、と言われ、不可抗力とはいえ罪悪感が募った。
穴のことを聞きたそうにしていた父と祖父だが、しっかりご飯を食べさせなさい、と嫁姑の二人に叱られて男二人は小さくなる。
祖母はつやつやのご飯とキャベツの味噌汁、オクラのおひたしにどじょうの卵とじ、きゅうりの浅漬けを夕食として用意していた。休耕田なんかを利用したどじょうやフナの養殖は地震以来多くなっていて、内陸の方では肉や海の魚よりも低価格で手に入りやすくなっている。温かいご飯というのが、何よりも心を落ち着かせた。
男性陣を尻目に、しっかりと祖母のご飯を味わう。こっちは昼食抜きだったんだぞ、腹を満たさせろという気分で黙々と食べる。食事を食べ終われば、さっと食べ終わった食器をシンクに持っていかれて、食器を片付けた琴子が温かい麦茶を配った。
手際が良すぎて食器ぐらいは片付けるよと言う隙もない。
え、また役立たずじゃね、私という気分になりながら遠慮なく作菜は麦茶を飲む。
0
お気に入りに追加
44
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
25歳のオタク女子は、異世界でスローライフを送りたい
こばやん2号
ファンタジー
とある会社に勤める25歳のOL重御寺姫(じゅうおんじひめ)は、漫画やアニメが大好きなオタク女子である。
社員旅行の最中謎の光を発見した姫は、気付けば異世界に来てしまっていた。
頭の中で妄想していたことが現実に起こってしまったことに最初は戸惑う姫だったが、自身の知識と持ち前の性格でなんとか異世界を生きていこうと奮闘する。
オタク女子による異世界生活が今ここに始まる。
※この小説は【アルファポリス】及び【小説家になろう】の同時配信で投稿しています。
ユニークスキル『ゲーム化』で異世界ドロップの旅!
AZ
ファンタジー
生まれながらにして『霊能力』を持った青年『高坂拓真』はある日、近所の神社で出会った『着物の美女』によって『神界』に飛ばされてしまう。
神界で出会った女神『アマランティ』によって彼女の創った『世界』に転移することになった拓真はその際、スキルを与えてもらえたのだが……。
恩恵で貰えたスキルはとんでもないだった。
自由気ままに異世界を旅する拓真の新たな人生が始まる。
この手が生み出すキセキ ~ハンクラ魔女のお店にようこそ~
あきづきみなと
ファンタジー
都市の一画に魔法使いの地区がある。
「魔法区」と呼ばれるその片隅に、とある店があった。
常にフードをかぶった小柄な店主は、『ハンクラ』と読める看板を掲げているが、その意味を語らない。
〈完結〉冤罪で処刑されるお姉様を助けるのは異母妹の私です!
江戸川ばた散歩
ファンタジー
皇族毒殺未遂の罪において、同じ毒で処刑されることが皇帝の前にて決まったバスタゼイリア侯爵の次女シリア。
それまでにも毒殺未遂や毒殺というものが宮中のあちこちで起こっていたことから、皇族貴族達の間からは安堵の声が上がる。
実家の父親・バスタゼイリア侯爵ゼイリックは「そんな痴れ者が我が家にいたとは恐ろしい」と知らぬ存ぜぬ。母親が違う姉はシリアを元々見下しており、厄介者が減ったとばかりである。
だがやはり上の姉ともシリアとも母親が違う妹のマリアはシリアの無実を信じる。
マリアにはその理由があったのだ。
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
モノ作りに没頭していたら、いつの間にかトッププレイヤーになっていた件
こばやん2号
ファンタジー
高校一年生の夏休み、既に宿題を終えた山田彰(やまだあきら)は、美人で巨乳な幼馴染の森杉保奈美(もりすぎほなみ)にとあるゲームを一緒にやらないかと誘われる。
だが、あるトラウマから彼女と一緒にゲームをすることを断った彰だったが、そのゲームが自分の好きなクラフト系のゲームであることに気付いた。
好きなジャンルのゲームという誘惑に勝てず、保奈美には内緒でゲームを始めてみると、あれよあれよという間にトッププレイヤーとして認知されてしまっていた。
これは、ずっと一人でプレイしてきたクラフト系ゲーマーが、多人数参加型のオンラインゲームに参加した結果どうなるのかと描いた無自覚系やらかしVRMMO物語である。
※更新頻度は不定期ですが、よければどうぞ
ちょっと神様!私もうステータス調整されてるんですが!!
べちてん
ファンタジー
アニメ、マンガ、ラノベに小説好きの典型的な陰キャ高校生の西園千成はある日河川敷に花見に来ていた。人混みに酔い、体調が悪くなったので少し離れた路地で休憩していたらいつの間にか神域に迷い込んでしまっていた!!もう元居た世界には戻れないとのことなので魔法の世界へ転移することに。申し訳ないとか何とかでステータスを古龍の半分にしてもらったのだが、別の神様がそれを知らずに私のステータスをそこからさらに2倍にしてしまった!ちょっと神様!もうステータス調整されてるんですが!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる