7 / 18
世界はとても残酷で(特にご飯が)
透子さん、初体験
しおりを挟む
葛木のおばあちゃまにサポートしてもらいながら、包丁を含めた調理器具一式(我が家に果物ナイフはあっても包丁が無かった)、粉類、卵と野菜と豚肉、胡椒(食品売り場のめちゃくちゃ片隅にあった)を購入した。
黒胡椒しかなかったけど胡椒があって良かった…。ダディあたりに海外で買ってきてもらうルートしか考えられなかった。
最悪自力で栽培…できるよね…?
顔色の悪い透子さんに同情したのか、連絡先を交換してくれたのもありがたい。
「おばあちゃま、ありがとうー。作ったら連絡するね!」
「あんたは大人しく見てな。台所は危ないから」
「うん」
バイバイと手を振って、葛木さんと別れる。
良い出会いでした。そう言えば、醤油味噌はスーパーでも見かけなかったな…。
ネット通販ならあるかな?
地元でしか売ってないマイナー調味料だったらどうしよう…。
…醤油味噌は存在してるよね?ね?
流石に麹菌の培養して作るのは無理。
そんなことを考えながら帰宅。
お昼ご飯はいつものシリアルバーと鶏肉と野菜を混ぜてペーストにしたものとサプリメント。…今日、この非人間的な食事から私は卒業する!
ウキウキソワソワしながらも、普段行かない場所に行った疲労でお昼ご飯を食べたら、スコンと眠りに落ちてしまった。
はっと気がつけば寝心地のいいベッドの上。
「ご飯!」
ガバッと起き上がって時計を見れば、まだ十五時だった。
前世であればおやつの時間と心ときめく時間だけど、この世界ではおやつの時間って言うか、補給の時間って感じなんだよね…。
薄ら甘みのついたオートミールを固めたようなクッキーっぽい何かを、牛乳と一緒に食べる…みたいな。
牛乳はあるから、それはちょっと心の支えだよ…。ミロもココアもイチゴ牛乳の素も無いから、味変して楽しめないけど。
希釈タイプのコーヒーはあるから、カフェオレはいける。ただ、カフェインが入ってるから、子どもは飲ませて貰えない。ノンカフェインのコーヒーは売ってない。コーヒーは完全に大人の飲み物。
ん?牛乳と砂糖と卵があればプリンが…!あ、ダメだ。バニラが無い。
転生者御用達のお菓子プリンだけど、バニラがないと卵感強すぎて甘い茶碗蒸しなんだよね…。…前世でバニラエッセンス入れ忘れたプリン作ったことがあるから、実体験としてわかる。
バニラ…バニラエッセンスとかあるのかな…この世界。製菓用リキュールとかもないし…。
いや、でも牛乳減らしてコーヒー入れれば、コーヒー風味のプリンができるのでは…?
いやぁ、でも楽しいなぁ。
今まではいかにスーパーに行き、食材をゲットするか、ってことばかり考えていたけど、どうやったら美味しいものが食べれるかを具体的に考えられる。
うへへへ、と笑いが漏れた。
おっと、こうしちゃいられない!
待ってろコロッケー!
キッチンを覗くと、ビビりながら透子さんがじゃがいもを茹でていた。
「竹串がすっと入ればよし…竹串…?竹の串…フォークとかでいいかな…?…う、うーん、まだ固い気がする…」
適当にお湯の中に入れておけば、茹で上がるのにね。
完全に未知の料理と言うものに混乱しつつ、沸騰するお湯から目が離せないようだった。
効率を考えるなら、茹でてる間に野菜や肉を切った方がいいんだけど。
まあ、暖かく見守ります。
混乱する透子さんの後ろでジュースとオートミールのクッキーっぽいものを一人で用意して、料理を見学する。
ぶっすぶっす、フォークで刺してるけど大丈夫だろうか、じゃがいも…。
「これぐらいでいいかな…?」
ザバーっとお湯をシンクに捨てたところで、ようやく私に気がついた。
「お嬢様、起きてらっしゃたんですか!?」
「起きたんです」
「声をかけていただければ、私が用意しましたのに」
「透子さんの邪魔しちゃダメかと思って」
「だ、大丈夫ですよ!ほら、この通り」
茹で上がったじゃがいもは、一個だけボロボロになっている。
「これ、あったかいうちに潰した方がいいんじゃないかなぁ」
「あ、そうですね」
茹でたじゃがいもの水気を飛ばした方がいいけど、言えないよねー。
不器用そうな手つきで透子さんは、しゃもじを使ってじゃがいもを潰す。
ポテトマッシャーなんてものはない。ブレンダーもないし、フードプロセッサーもない。かろうじてミキサーはある。
ナイナイ尽くしですよ…。
ついでマヨネーズもケチャップもソースもオイスターソースも豆板醤系も見つからなかった…。
コロッケは塩で食べる予定です。
再現しやすいのは、転生者御用達のマヨネーズだよね…。…作り方はわかるけど、前世で上手くいった試しがないんだよー!
どうしても油が全面に出たような味になってしまう…。しっかり混ざってないせい…?
レシピ一つないのに、再現できる転生者しゅごい。
これでいいのかしら…?と言う不安そうな声と共に炒めた肉と玉ねぎをじゃがいもと混ぜる。
まあ、肉も玉ねぎも大きさがバラバラで、玉ねぎが生っぽそうなところもあるけど、肉には火が通ってるみたいだから大丈夫か。
…自分で駄々こねておいてなんだけど、初手コロッケは難易度が高かったね…。
ごめんね、透子さん。でも、どうしても食べたかったんだ…!
たっぷりの油で揚げると言う作業は流石に無理だと思ったのか、フライパンに多めの油を入れて揚げ焼きすれば、こんがり狐色というにはやや色が濃いけどちゃんとコロッケができた。
形は歪で大きかったり、小さかったり。
結局、できたのは三時間以上経ってから。
夕飯の時間としてはちょうどいい時間帯にコロッケは出来上がった。
無機質なワンプレートの上にはシリアルバーと野菜のペーストのほかに、コロッケがごろんと乗っている。
念願の!料理!
「いっただきまーす!」
今世ではこんなに開けたことがないってくらいに、大きく口を開けてガブリとコロッケに齧りつく。
調理時間が長くて冷めてはいるが、それでもまだ失われていないパン粉のサクッと感。
バランスは悪いものの、それでも感じる肉と玉ねぎとじゃがいもの旨味。
料理だ…。
料理だぁぁぁぁぁ!
「美味しい!」
うまー!うま~!!食べていると、透子さんも恐る恐るコロッケを食べ始める。
「あ」
一口食べて、驚いたように口元を押さえる。
「美味しい…」
「ね。美味しいよ、透子さん」
「料理…って無駄なものかと思ってました」
「…でもコロッケ美味しくて、みのりは幸せ」
「そうですか…お嬢様が幸せなら料理しないといけませんね」
「そう。透子さん頑張って作ってよ」
負担かと思いますが、我儘が許されている立場ですので、思いっきり幼女特権使いますわよ!
「あ、葛木さんに送る写真撮り忘れました!」
透子さんの皿にも、私の皿にもコロッケは残っていなかった。
黒胡椒しかなかったけど胡椒があって良かった…。ダディあたりに海外で買ってきてもらうルートしか考えられなかった。
最悪自力で栽培…できるよね…?
顔色の悪い透子さんに同情したのか、連絡先を交換してくれたのもありがたい。
「おばあちゃま、ありがとうー。作ったら連絡するね!」
「あんたは大人しく見てな。台所は危ないから」
「うん」
バイバイと手を振って、葛木さんと別れる。
良い出会いでした。そう言えば、醤油味噌はスーパーでも見かけなかったな…。
ネット通販ならあるかな?
地元でしか売ってないマイナー調味料だったらどうしよう…。
…醤油味噌は存在してるよね?ね?
流石に麹菌の培養して作るのは無理。
そんなことを考えながら帰宅。
お昼ご飯はいつものシリアルバーと鶏肉と野菜を混ぜてペーストにしたものとサプリメント。…今日、この非人間的な食事から私は卒業する!
ウキウキソワソワしながらも、普段行かない場所に行った疲労でお昼ご飯を食べたら、スコンと眠りに落ちてしまった。
はっと気がつけば寝心地のいいベッドの上。
「ご飯!」
ガバッと起き上がって時計を見れば、まだ十五時だった。
前世であればおやつの時間と心ときめく時間だけど、この世界ではおやつの時間って言うか、補給の時間って感じなんだよね…。
薄ら甘みのついたオートミールを固めたようなクッキーっぽい何かを、牛乳と一緒に食べる…みたいな。
牛乳はあるから、それはちょっと心の支えだよ…。ミロもココアもイチゴ牛乳の素も無いから、味変して楽しめないけど。
希釈タイプのコーヒーはあるから、カフェオレはいける。ただ、カフェインが入ってるから、子どもは飲ませて貰えない。ノンカフェインのコーヒーは売ってない。コーヒーは完全に大人の飲み物。
ん?牛乳と砂糖と卵があればプリンが…!あ、ダメだ。バニラが無い。
転生者御用達のお菓子プリンだけど、バニラがないと卵感強すぎて甘い茶碗蒸しなんだよね…。…前世でバニラエッセンス入れ忘れたプリン作ったことがあるから、実体験としてわかる。
バニラ…バニラエッセンスとかあるのかな…この世界。製菓用リキュールとかもないし…。
いや、でも牛乳減らしてコーヒー入れれば、コーヒー風味のプリンができるのでは…?
いやぁ、でも楽しいなぁ。
今まではいかにスーパーに行き、食材をゲットするか、ってことばかり考えていたけど、どうやったら美味しいものが食べれるかを具体的に考えられる。
うへへへ、と笑いが漏れた。
おっと、こうしちゃいられない!
待ってろコロッケー!
キッチンを覗くと、ビビりながら透子さんがじゃがいもを茹でていた。
「竹串がすっと入ればよし…竹串…?竹の串…フォークとかでいいかな…?…う、うーん、まだ固い気がする…」
適当にお湯の中に入れておけば、茹で上がるのにね。
完全に未知の料理と言うものに混乱しつつ、沸騰するお湯から目が離せないようだった。
効率を考えるなら、茹でてる間に野菜や肉を切った方がいいんだけど。
まあ、暖かく見守ります。
混乱する透子さんの後ろでジュースとオートミールのクッキーっぽいものを一人で用意して、料理を見学する。
ぶっすぶっす、フォークで刺してるけど大丈夫だろうか、じゃがいも…。
「これぐらいでいいかな…?」
ザバーっとお湯をシンクに捨てたところで、ようやく私に気がついた。
「お嬢様、起きてらっしゃたんですか!?」
「起きたんです」
「声をかけていただければ、私が用意しましたのに」
「透子さんの邪魔しちゃダメかと思って」
「だ、大丈夫ですよ!ほら、この通り」
茹で上がったじゃがいもは、一個だけボロボロになっている。
「これ、あったかいうちに潰した方がいいんじゃないかなぁ」
「あ、そうですね」
茹でたじゃがいもの水気を飛ばした方がいいけど、言えないよねー。
不器用そうな手つきで透子さんは、しゃもじを使ってじゃがいもを潰す。
ポテトマッシャーなんてものはない。ブレンダーもないし、フードプロセッサーもない。かろうじてミキサーはある。
ナイナイ尽くしですよ…。
ついでマヨネーズもケチャップもソースもオイスターソースも豆板醤系も見つからなかった…。
コロッケは塩で食べる予定です。
再現しやすいのは、転生者御用達のマヨネーズだよね…。…作り方はわかるけど、前世で上手くいった試しがないんだよー!
どうしても油が全面に出たような味になってしまう…。しっかり混ざってないせい…?
レシピ一つないのに、再現できる転生者しゅごい。
これでいいのかしら…?と言う不安そうな声と共に炒めた肉と玉ねぎをじゃがいもと混ぜる。
まあ、肉も玉ねぎも大きさがバラバラで、玉ねぎが生っぽそうなところもあるけど、肉には火が通ってるみたいだから大丈夫か。
…自分で駄々こねておいてなんだけど、初手コロッケは難易度が高かったね…。
ごめんね、透子さん。でも、どうしても食べたかったんだ…!
たっぷりの油で揚げると言う作業は流石に無理だと思ったのか、フライパンに多めの油を入れて揚げ焼きすれば、こんがり狐色というにはやや色が濃いけどちゃんとコロッケができた。
形は歪で大きかったり、小さかったり。
結局、できたのは三時間以上経ってから。
夕飯の時間としてはちょうどいい時間帯にコロッケは出来上がった。
無機質なワンプレートの上にはシリアルバーと野菜のペーストのほかに、コロッケがごろんと乗っている。
念願の!料理!
「いっただきまーす!」
今世ではこんなに開けたことがないってくらいに、大きく口を開けてガブリとコロッケに齧りつく。
調理時間が長くて冷めてはいるが、それでもまだ失われていないパン粉のサクッと感。
バランスは悪いものの、それでも感じる肉と玉ねぎとじゃがいもの旨味。
料理だ…。
料理だぁぁぁぁぁ!
「美味しい!」
うまー!うま~!!食べていると、透子さんも恐る恐るコロッケを食べ始める。
「あ」
一口食べて、驚いたように口元を押さえる。
「美味しい…」
「ね。美味しいよ、透子さん」
「料理…って無駄なものかと思ってました」
「…でもコロッケ美味しくて、みのりは幸せ」
「そうですか…お嬢様が幸せなら料理しないといけませんね」
「そう。透子さん頑張って作ってよ」
負担かと思いますが、我儘が許されている立場ですので、思いっきり幼女特権使いますわよ!
「あ、葛木さんに送る写真撮り忘れました!」
透子さんの皿にも、私の皿にもコロッケは残っていなかった。
23
お気に入りに追加
94
あなたにおすすめの小説

これでも全属性持ちのチートですが、兄弟からお前など不要だと言われたので冒険者になります。
りまり
恋愛
私の名前はエルムと言います。
伯爵家の長女なのですが……家はかなり落ちぶれています。
それを私が持ち直すのに頑張り、贅沢できるまでになったのに私はいらないから出て行けと言われたので出ていきます。
でも知りませんよ。
私がいるからこの贅沢ができるんですからね!!!!!!


異世界転移聖女の侍女にされ殺された公爵令嬢ですが、時を逆行したのでお告げと称して聖女の功績を先取り実行してみた結果
富士とまと
恋愛
公爵令嬢が、異世界から召喚された聖女に婚約者である皇太子を横取りし婚約破棄される。
そのうえ、聖女の世話役として、侍女のように働かされることになる。理不尽な要求にも色々耐えていたのに、ある日「もう飽きたつまんない」と聖女が言いだし、冤罪をかけられ牢屋に入れられ毒殺される。
死んだと思ったら、時をさかのぼっていた。皇太子との関係を改めてやり直す中、聖女と過ごした日々に見聞きした知識を生かすことができることに気が付き……。殿下の呪いを解いたり、水害を防いだりとしながら過ごすあいだに、運命の時を迎え……え?ええ?

夫の隠し子を見付けたので、溺愛してみた。
辺野夏子
恋愛
セファイア王国王女アリエノールは八歳の時、王命を受けエメレット伯爵家に嫁いだ。それから十年、ずっと仮面夫婦のままだ。アリエノールは先天性の病のため、残りの寿命はあとわずか。日々を穏やかに過ごしているけれど、このままでは生きた証がないまま短い命を散らしてしまう。そんなある日、アリエノールの元に一人の子供が現れた。夫であるカシウスに生き写しな見た目の子供は「この家の子供になりにきた」と宣言する。これは夫の隠し子に間違いないと、アリエノールは継母としてその子を育てることにするのだが……堅物で不器用な夫と、余命わずかで卑屈になっていた妻がお互いの真実に気が付くまでの話。

完)嫁いだつもりでしたがメイドに間違われています
オリハルコン陸
恋愛
嫁いだはずなのに、格好のせいか本気でメイドと勘違いされた貧乏令嬢。そのままうっかりメイドとして馴染んで、その生活を楽しみ始めてしまいます。
◇◇◇◇◇◇◇
「オマケのようでオマケじゃない〜」では、本編の小話や後日談というかたちでまだ語られてない部分を補完しています。
14回恋愛大賞奨励賞受賞しました!
これも読んでくださったり投票してくださった皆様のおかげです。
ありがとうございました!
ざっくりと見直し終わりました。完璧じゃないけど、とりあえずこれで。
この後本格的に手直し予定。(多分時間がかかります)

気絶した婚約者を置き去りにする男の踏み台になんてならない!
ひづき
恋愛
ヒロインにタックルされて気絶した。しかも婚約者は気絶した私を放置してヒロインと共に去りやがった。
え、コイツらを幸せにする為に私が悪役令嬢!?やってられるか!!
それより気絶した私を運んでくれた恩人は誰だろう?

妹に傷物と言いふらされ、父に勘当された伯爵令嬢は男子寮の寮母となる~そしたら上位貴族のイケメンに囲まれた!?~
サイコちゃん
恋愛
伯爵令嬢ヴィオレットは魔女の剣によって下腹部に傷を受けた。すると妹ルージュが“姉は子供を産めない体になった”と嘘を言いふらす。その所為でヴィオレットは婚約者から婚約破棄され、父からは娼館行きを言い渡される。あまりの仕打ちに父と妹の秘密を暴露すると、彼女は勘当されてしまう。そしてヴィオレットは母から託された古い屋敷へ行くのだが、そこで出会った美貌の双子からここを男子寮とするように頼まれる。寮母となったヴィオレットが上位貴族の令息達と暮らしていると、ルージュが現れてこう言った。「私のために家柄の良い美青年を集めて下さいましたのね、お姉様?」しかし令息達が性悪妹を歓迎するはずがなかった――

【完結】私、四女なんですけど…?〜四女ってもう少しお気楽だと思ったのに〜
まりぃべる
恋愛
ルジェナ=カフリークは、上に三人の姉と、弟がいる十六歳の女の子。
ルジェナが小さな頃は、三人の姉に囲まれて好きな事を好きな時に好きなだけ学んでいた。
父ヘルベルト伯爵も母アレンカ伯爵夫人も、そんな好奇心旺盛なルジェナに甘く好きな事を好きなようにさせ、良く言えば自主性を尊重させていた。
それが、成長し、上の姉達が思わぬ結婚などで家から出て行くと、ルジェナはだんだんとこの家の行く末が心配となってくる。
両親は、貴族ではあるが貴族らしくなく領地で育てているブドウの事しか考えていないように見える為、ルジェナはこのカフリーク家の未来をどうにかしなければ、と思い立ち年頃の男女の交流会に出席する事を決める。
そして、そこで皆のルジェナを想う気持ちも相まって、無事に幸せを見つける。
そんなお話。
☆まりぃべるの世界観です。現実とは似ていても違う世界です。
☆現実世界と似たような名前、土地などありますが現実世界とは関係ありません。
☆現実世界でも使うような単語や言葉を使っていますが、現実世界とは違う場合もあります。
楽しんでいただけると幸いです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる