19 / 82
19、覚醒スキル
しおりを挟む
レイラの言葉に俺は大きく頷く。
「マルルナタケを乗せたドリルホーンのステーキか、そいつは旨そうだな!」
「はわ! 美味しそうなのです!」
ククルは大きな耳をピンと立てて、左右に尻尾を振った。
この世界で何かを食べるのは初めてだけど、松茸より立派なマルルナタケが乗った豪華なステーキ。
想像するだけで美味しそうだ。
アリシャが、ククルとナナのカバンに入ったマルルナタケを見て目を丸くした。
「凄いじゃない! こんなに立派なマルルナタケも、これはご馳走になりそうね」
ククルはさっき俺がスカーフェイスに投げつけたカバンから飛び出して、地面に転がっていたマルルナタケを拾うと大事そうに俺に手渡した。
「ユウキお兄ちゃんのなのです! 大事な朝ご飯なのです」
「はは、ククル。ありがとな!」
「はいなのです!」
俺が頭を撫でると嬉しそうにするククル。
今度はナナやククルの傍から離れないようにしないとな。
あいつがあの山の主だっていってたから、もうあんな化け物は現れないだろけどさっきは本当に肝を冷やした。
念のためにキノコはまとめてナナのカバンに入れて俺が持つことにした。
あんな思いをするのは二度と御免だからな。
そんな中、ジェイクとキースが巨大なドリルホーンを前に、張り切っている。
「さて、まずはこいつを解体しちまわないとな」
「ああ、ここまま持っていくにはデカすぎるからさ」
二人は背中に背負った革のリュックを下ろして、中から鞘に入った大きめのナイフを取り出した。
他にもそのリュックには、明かり用のランタンや鍋にもなりそうな深底のフライパンも入っているのが見える。
森や山に入るときに必要な装備を手分けして持ち運んでいるのだろう。
まさに冒険者って感じだな。
レイラも剣とは別に腰から下げたナイフを抜くと頷く。
「そうね! さっき貴方たちが来た方向にある家まで運べばいいわ。あれは裕樹たちの家なのよ。昨夜はあそこに泊まらせてもらったし。いいでしょう? ユウキ、ナナ!」
「ああ、もちろんさレイラ!」
「構わないわ!」
アリシャが驚いたように言う。
「あれは貴方たちの家だったのね? 最近一度、仕事でこの辺りに来たけど、その時はあんな家なかったわ。いつの間に作ったの?」
「はは、まあ小さな家だからさあまり時間をかけないで建てたんだ」
まさか、一日で建てたなんて言えないよな。
実際に作るところを見せないと、中々信じてもらえないだろうし。
「さて! とにかくジェイクたちが言うように、まずはこいつをなんとかしないとさ。せっかくの得物なんだから」
俺の言葉にジェイクとキースが頷いた。
「ああ、ユウキ」
「そうだな! やろうぜ」
ジェイクとキース、そしてレイラも加わって見事な手際で得物を解体していく。
その熟練度から見ても二人が優秀な冒険者であることは想像が出来た。
さすがレイラの仲間たちだ。
俺も見てるだけでは申し訳ないので、それを手伝うことにした。
もちろん初めての作業だけど、狩人の力のお蔭で迷いなく仕事が出来る。
ジェイクとキースが感心したように言う。
「へえ、やるなユウキ! 剣を使って器用なもんだな、見事な腕前だ」
「もしかしてユウキも冒険者なのか? でも、スカーフェイスを倒すほどの腕の冒険者なら、俺たちが知らないのも変な話だよな」
俺は二人に答える。
「冒険者か、まだそうじゃないけどさ。レイラには話したけど、これから冒険者になるつもりなんだ。もちろんナナも一緒に」
アリシャがそれを聞いて手を叩く。
「ユウキやナナなら歓迎だわ! ねえ、ジェイク、キース!」
「ああ、もちろんだ!」
「歓迎するぜ!」
思った通り気のいい人たちだな。
さっき会ったばっかりだけど、いい仲間になれそうだ。
同じ世界からやってきたのに、俺を殺そうとしたあの連中とは大違いだよな。
連中を思い出してげんなりしつつも、俺はアリシャたちに礼を言った。
「ありがとう! そう言ってくれると嬉しいよ」
そのまま俺たちは手分けして作業を続けた。
ちなみに今の俺のステータスはこうなっている。
名前:佐倉木裕樹
種族:人間
レベル:レベル9999
職業:狩人
マスタージョブ:剣士
力:7352
体力:7754
魔力:4712
速さ:8572
器用さ:8124
集中力:8527
幸運:6124
魔法:なし
物理スキル:剣技Sランク、ナイフ技Sランク、弓技Sランク
特殊魔法:なし
特殊スキル:なし
ユニークスキル:【自分のレベルを一つ下げる(使用制限88回)】
マスタースキル:【鑑定眼】【伐採の極み】【一刀両断】【木材加工】【聖なる結界】【罠作成】
覚醒スキル:【一刀獣断】
称号:召喚されし勇者
メインは狩人で、マスタージョブは剣士だ。
狩人の特性なのか、速さと器用さ、そして運が剣士よりも高い。
そしてマスタースキルは【罠作成】か、名前通りのスキルな気はするけど詳しいところはナナに聞くか実際に使ってみないと分からないな。
ユニークスキルもそうだけど、マスタースキルも思いがけない力を持ってることがあるし。
でも、それよりも気になるのはその下の項目の覚醒スキルだ。
あの時、俺が使ったスキルに間違いない。
使ったっていうか、一刀両断を使おうとしたら目覚めたんだ。
まさに必殺の一撃って感じだったよな。
凄い力を感じた。
「食事が終わった後にでも、ナナに聞いてみるか」
俺はステータスを閉じてそう呟いた。
ククルも腹を空かせてるし、難しい話は後にして先に朝飯だ。
そうこうしているうちに解体作業は終わった。
俺は皆に言った。
「さあ、後はこれを家に運んで料理するだけだ! もうすぐ朝食にありつけるぞ」
「お~!」
ナナがいつもの調子で声を上げる。
それをククルが真似をした。
「お~! なのです!」
ジェイクやキース、アリシャも大きく声を上げる。
レイラもふぅと一息つくといつものように腰に手を当てて言う。
「私ももうお腹ぺこぺこ! さあ、早く家に帰って料理しましょう!」
俺は大きく頷くと答えた。
「そうだな! さあ、行こう!!」
その言葉を掛け声にするように、俺たちは家に向かって歩き始めた。
「マルルナタケを乗せたドリルホーンのステーキか、そいつは旨そうだな!」
「はわ! 美味しそうなのです!」
ククルは大きな耳をピンと立てて、左右に尻尾を振った。
この世界で何かを食べるのは初めてだけど、松茸より立派なマルルナタケが乗った豪華なステーキ。
想像するだけで美味しそうだ。
アリシャが、ククルとナナのカバンに入ったマルルナタケを見て目を丸くした。
「凄いじゃない! こんなに立派なマルルナタケも、これはご馳走になりそうね」
ククルはさっき俺がスカーフェイスに投げつけたカバンから飛び出して、地面に転がっていたマルルナタケを拾うと大事そうに俺に手渡した。
「ユウキお兄ちゃんのなのです! 大事な朝ご飯なのです」
「はは、ククル。ありがとな!」
「はいなのです!」
俺が頭を撫でると嬉しそうにするククル。
今度はナナやククルの傍から離れないようにしないとな。
あいつがあの山の主だっていってたから、もうあんな化け物は現れないだろけどさっきは本当に肝を冷やした。
念のためにキノコはまとめてナナのカバンに入れて俺が持つことにした。
あんな思いをするのは二度と御免だからな。
そんな中、ジェイクとキースが巨大なドリルホーンを前に、張り切っている。
「さて、まずはこいつを解体しちまわないとな」
「ああ、ここまま持っていくにはデカすぎるからさ」
二人は背中に背負った革のリュックを下ろして、中から鞘に入った大きめのナイフを取り出した。
他にもそのリュックには、明かり用のランタンや鍋にもなりそうな深底のフライパンも入っているのが見える。
森や山に入るときに必要な装備を手分けして持ち運んでいるのだろう。
まさに冒険者って感じだな。
レイラも剣とは別に腰から下げたナイフを抜くと頷く。
「そうね! さっき貴方たちが来た方向にある家まで運べばいいわ。あれは裕樹たちの家なのよ。昨夜はあそこに泊まらせてもらったし。いいでしょう? ユウキ、ナナ!」
「ああ、もちろんさレイラ!」
「構わないわ!」
アリシャが驚いたように言う。
「あれは貴方たちの家だったのね? 最近一度、仕事でこの辺りに来たけど、その時はあんな家なかったわ。いつの間に作ったの?」
「はは、まあ小さな家だからさあまり時間をかけないで建てたんだ」
まさか、一日で建てたなんて言えないよな。
実際に作るところを見せないと、中々信じてもらえないだろうし。
「さて! とにかくジェイクたちが言うように、まずはこいつをなんとかしないとさ。せっかくの得物なんだから」
俺の言葉にジェイクとキースが頷いた。
「ああ、ユウキ」
「そうだな! やろうぜ」
ジェイクとキース、そしてレイラも加わって見事な手際で得物を解体していく。
その熟練度から見ても二人が優秀な冒険者であることは想像が出来た。
さすがレイラの仲間たちだ。
俺も見てるだけでは申し訳ないので、それを手伝うことにした。
もちろん初めての作業だけど、狩人の力のお蔭で迷いなく仕事が出来る。
ジェイクとキースが感心したように言う。
「へえ、やるなユウキ! 剣を使って器用なもんだな、見事な腕前だ」
「もしかしてユウキも冒険者なのか? でも、スカーフェイスを倒すほどの腕の冒険者なら、俺たちが知らないのも変な話だよな」
俺は二人に答える。
「冒険者か、まだそうじゃないけどさ。レイラには話したけど、これから冒険者になるつもりなんだ。もちろんナナも一緒に」
アリシャがそれを聞いて手を叩く。
「ユウキやナナなら歓迎だわ! ねえ、ジェイク、キース!」
「ああ、もちろんだ!」
「歓迎するぜ!」
思った通り気のいい人たちだな。
さっき会ったばっかりだけど、いい仲間になれそうだ。
同じ世界からやってきたのに、俺を殺そうとしたあの連中とは大違いだよな。
連中を思い出してげんなりしつつも、俺はアリシャたちに礼を言った。
「ありがとう! そう言ってくれると嬉しいよ」
そのまま俺たちは手分けして作業を続けた。
ちなみに今の俺のステータスはこうなっている。
名前:佐倉木裕樹
種族:人間
レベル:レベル9999
職業:狩人
マスタージョブ:剣士
力:7352
体力:7754
魔力:4712
速さ:8572
器用さ:8124
集中力:8527
幸運:6124
魔法:なし
物理スキル:剣技Sランク、ナイフ技Sランク、弓技Sランク
特殊魔法:なし
特殊スキル:なし
ユニークスキル:【自分のレベルを一つ下げる(使用制限88回)】
マスタースキル:【鑑定眼】【伐採の極み】【一刀両断】【木材加工】【聖なる結界】【罠作成】
覚醒スキル:【一刀獣断】
称号:召喚されし勇者
メインは狩人で、マスタージョブは剣士だ。
狩人の特性なのか、速さと器用さ、そして運が剣士よりも高い。
そしてマスタースキルは【罠作成】か、名前通りのスキルな気はするけど詳しいところはナナに聞くか実際に使ってみないと分からないな。
ユニークスキルもそうだけど、マスタースキルも思いがけない力を持ってることがあるし。
でも、それよりも気になるのはその下の項目の覚醒スキルだ。
あの時、俺が使ったスキルに間違いない。
使ったっていうか、一刀両断を使おうとしたら目覚めたんだ。
まさに必殺の一撃って感じだったよな。
凄い力を感じた。
「食事が終わった後にでも、ナナに聞いてみるか」
俺はステータスを閉じてそう呟いた。
ククルも腹を空かせてるし、難しい話は後にして先に朝飯だ。
そうこうしているうちに解体作業は終わった。
俺は皆に言った。
「さあ、後はこれを家に運んで料理するだけだ! もうすぐ朝食にありつけるぞ」
「お~!」
ナナがいつもの調子で声を上げる。
それをククルが真似をした。
「お~! なのです!」
ジェイクやキース、アリシャも大きく声を上げる。
レイラもふぅと一息つくといつものように腰に手を当てて言う。
「私ももうお腹ぺこぺこ! さあ、早く家に帰って料理しましょう!」
俺は大きく頷くと答えた。
「そうだな! さあ、行こう!!」
その言葉を掛け声にするように、俺たちは家に向かって歩き始めた。
11
お気に入りに追加
3,162
あなたにおすすめの小説

平凡すぎる、と追放された俺。実は大量スキル獲得可のチート能力『無限変化』の使い手でした。俺が抜けてパーティが瓦解したから今更戻れ?お断りです
たかたちひろ【令嬢節約ごはん23日発売】
ファンタジー
★ファンタジーカップ参加作品です。
応援していただけたら執筆の励みになります。
《俺、貸します!》
これはパーティーを追放された男が、その実力で上り詰め、唯一無二の『レンタル冒険者』として無双を極める話である。(新形式のざまぁもあるよ)
ここから、直接ざまぁに入ります。スカッとしたい方は是非!
「君みたいな平均的な冒険者は不要だ」
この一言で、パーティーリーダーに追放を言い渡されたヨシュア。
しかしその実、彼は平均を装っていただけだった。
レベル35と見せかけているが、本当は350。
水属性魔法しか使えないと見せかけ、全属性魔法使い。
あまりに圧倒的な実力があったため、パーティーの中での力量バランスを考え、あえて影からのサポートに徹していたのだ。
それどころか攻撃力・防御力、メンバー関係の調整まで全て、彼が一手に担っていた。
リーダーのあまりに不足している実力を、ヨシュアのサポートにより埋めてきたのである。
その事実を伝えるも、リーダーには取り合ってもらえず。
あえなく、追放されてしまう。
しかし、それにより制限の消えたヨシュア。
一人で無双をしていたところ、その実力を美少女魔導士に見抜かれ、『レンタル冒険者』としてスカウトされる。
その内容は、パーティーや個人などに借りられていき、場面に応じた役割を果たすというものだった。
まさに、ヨシュアにとっての天職であった。
自分を正当に認めてくれ、力を発揮できる環境だ。
生まれつき与えられていたギフト【無限変化】による全武器、全スキルへの適性を活かして、様々な場所や状況に完璧な適応を見せるヨシュア。
目立ちたくないという思いとは裏腹に、引っ張りだこ。
元パーティーメンバーも彼のもとに帰ってきたいと言うなど、美少女たちに溺愛される。
そうしつつ、かつて前例のない、『レンタル』無双を開始するのであった。
一方、ヨシュアを追放したパーティーリーダーはと言えば、クエストの失敗、メンバーの離脱など、どんどん破滅へと追い込まれていく。
ヨシュアのスーパーサポートに頼りきっていたこと、その真の強さに気づき、戻ってこいと声をかけるが……。
そのときには、もう遅いのであった。
えっ、能力なしでパーティ追放された俺が全属性魔法使い!? ~最強のオールラウンダー目指して謙虚に頑張ります~
たかたちひろ【令嬢節約ごはん23日発売】
ファンタジー
コミカライズ10/19(水)開始!
2024/2/21小説本編完結!
旧題:えっ能力なしでパーティー追放された俺が全属性能力者!? 最強のオールラウンダーに成り上がりますが、本人は至って謙虚です
※ 書籍化に伴い、一部範囲のみの公開に切り替えられています。
※ 書籍化に伴う変更点については、近況ボードを確認ください。
生まれつき、一人一人に魔法属性が付与され、一定の年齢になると使うことができるようになる世界。
伝説の冒険者の息子、タイラー・ソリス(17歳)は、なぜか無属性。
勤勉で真面目な彼はなぜか報われておらず、魔法を使用することができなかった。
代わりに、父親から教わった戦術や、体術を駆使して、パーティーの中でも重要な役割を担っていたが…………。
リーダーからは無能だと疎まれ、パーティーを追放されてしまう。
ダンジョンの中、モンスターを前にして見捨てられたタイラー。ピンチに陥る中で、その血に流れる伝説の冒険者の能力がついに覚醒する。
タイラーは、全属性の魔法をつかいこなせる最強のオールラウンダーだったのだ! その能力のあまりの高さから、あらわれるのが、人より少し遅いだけだった。
タイラーは、その圧倒的な力で、危機を回避。
そこから敵を次々になぎ倒し、最強の冒険者への道を、駆け足で登り出す。
なにせ、初の強モンスターを倒した時点では、まだレベル1だったのだ。
レベルが上がれば最強無双することは約束されていた。
いつか彼は血をも超えていくーー。
さらには、天下一の美女たちに、これでもかと愛されまくることになり、モフモフにゃんにゃんの桃色デイズ。
一方、タイラーを追放したパーティーメンバーはというと。
彼を失ったことにより、チームは瓦解。元々大した力もないのに、タイラーのおかげで過大評価されていたパーティーリーダーは、どんどんと落ちぶれていく。
コメントやお気に入りなど、大変励みになっています。お気軽にお寄せくださいませ!
・12/27〜29 HOTランキング 2位 記録、維持
・12/28 ハイファンランキング 3位

ダブル魔眼の最強術師 ~前世は散々でしたが、せっかく転生したので今度は最高の人生を目指します!~
雪華慧太
ファンタジー
理不尽なイジメが原因で引きこもっていた俺は、よりにもよって自分の誕生日にあっけなく人生を終えた。魂になった俺は、そこで助けた少女の力で不思議な瞳と前世の記憶を持って異世界に転生する。聖女で超絶美人の母親とエルフの魔法教師! アニメ顔負けの世界の中で今度こそ気楽な学園ライフを送れるかと思いきや、傲慢貴族の息子と戦うことになって……。

フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!

治療院の聖者様 ~パーティーを追放されたけど、俺は治療院の仕事で忙しいので今さら戻ってこいと言われてももう遅いです~
大山 たろう
ファンタジー
「ロード、君はこのパーティーに相応しくない」
唐突に主人公:ロードはパーティーを追放された。
そして生計を立てるために、ロードは治療院で働くことになった。
「なんで無詠唱でそれだけの回復ができるの!」
「これぐらいできないと怒鳴られましたから......」
一方、ロードが追放されたパーティーは、だんだんと崩壊していくのだった。
これは、一人の少年が幸せを送り、幸せを探す話である。
※小説家になろう様でも連載しております。
2021/02/12日、完結しました。

(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います
しまうま弁当
ファンタジー
魔王討伐直後にクリードは勇者ライオスからパーティーから出て行けといわれるのだった。クリードはパーティー内ではつねにFランクと呼ばれ戦闘にも参加させてもらえず場美雑言は当たり前でクリードはもう勇者パーティーから出て行きたいと常々考えていたので、いい機会だと思って出て行く事にした。だがラストダンジョンから脱出に必要なリアーの羽はライオス達は分けてくれなかったので、仕方なく一階層づつ上っていく事を決めたのだった。だがなぜか後ろから勇者パーティー内で唯一のヒロインであるミリーが追いかけてきて一緒に脱出しようと言ってくれたのだった。切羽詰まっていると感じたクリードはミリーと一緒に脱出を図ろうとするが、後ろから追いかけてきたメンバーに石にされてしまったのだった。

スライムと異世界冒険〜追い出されたが実は強かった
Miiya
ファンタジー
学校に一人で残ってた時、突然光りだし、目を開けたら、王宮にいた。どうやら異世界召喚されたらしい。けど鑑定結果で俺は『成長』 『テイム』しかなく、弱いと追い出されたが、実はこれが神クラスだった。そんな彼、多田真司が森で出会ったスライムと旅するお話。
*ちょっとネタばれ
水が大好きなスライム、シンジの世話好きなスライム、建築もしてしまうスライム、小さいけど鉱石仕分けたり探索もするスライム、寝るのが大好きな白いスライム等多種多様で個性的なスライム達も登場!!
*11月にHOTランキング一位獲得しました。
*なるべく毎日投稿ですが日によって変わってきますのでご了承ください。一話2000~2500で投稿しています。
*パソコンからの投稿をメインに切り替えました。ですので字体が違ったり点が変わったりしてますがご了承ください。

スキル間違いの『双剣士』~一族の恥だと追放されたが、追放先でスキルが覚醒。気が付いたら最強双剣士に~
きょろ
ファンタジー
この世界では5歳になる全ての者に『スキル』が与えられる――。
洗礼の儀によってスキル『片手剣』を手にしたグリム・レオハートは、王国で最も有名な名家の長男。
レオハート家は代々、女神様より剣の才能を与えられる事が多い剣聖一族であり、グリムの父は王国最強と謳われる程の剣聖であった。
しかし、そんなレオハート家の長男にも関わらずグリムは全く剣の才能が伸びなかった。
スキルを手にしてから早5年――。
「貴様は一族の恥だ。最早息子でも何でもない」
突如そう父に告げられたグリムは、家族からも王国からも追放され、人が寄り付かない辺境の森へと飛ばされてしまった。
森のモンスターに襲われ絶対絶命の危機に陥ったグリム。ふと辺りを見ると、そこには過去に辺境の森に飛ばされたであろう者達の骨が沢山散らばっていた。
それを見つけたグリムは全てを諦め、最後に潔く己の墓を建てたのだった。
「どうせならこの森で1番派手にしようか――」
そこから更に8年――。
18歳になったグリムは何故か辺境の森で最強の『双剣士』となっていた。
「やべ、また力込め過ぎた……。双剣じゃやっぱ強すぎるな。こりゃ1本は飾りで十分だ」
最強となったグリムの所へ、ある日1体の珍しいモンスターが現れた。
そして、このモンスターとの出会いがグレイの運命を大きく動かす事となる――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる