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仲間
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フィンは不安そうにバレットの背中を見送った。フィンは心配になってアレックスに聞いた。
「アレックス、バレットは大丈夫かな?」
「ああ、心配無い。バレットの名前はこの国では有名だ。勇者レオリオの後継者だってな。大方バルディさんもその事を聞きおよんだんだろう。それよりも、」
そこでアレックスは言葉を切った。フィンが気になってアレックスの視線を追うと、そこにはトントと呼ばれたガラの悪い冒険者が立っていた。トントはニヤニヤといやらしい笑みを浮かべてアレックスとフィンを見て言った。
「お強いバレットは行っちまったなぁ?お前たちバレットがいなきゃ守ってもらえないぜぇ?ここにはバレットを恨んでいる奴らが大勢いるからな、うさ晴らしにお前らを痛めつけたっていいんだぜ?」
フィンは腹の奥がカッと熱くなるのがわかった。これは怒りだ、トントはバレットを傷つけようとしているのだ。守らなければ、バレットはフィンの大切な家族なのだから。フィンは低い声で言った。
「ねぇトント、もしバレットを傷つけるような事をしたら僕らは君を許さない」
「へぇ、泣かせるねぇ。こぞう、バレットを守ろうっていうのか?いいぜまずテメェをぶっ倒してやるよ」
トントはそう言って自身の腰の剣に手をかけた。フィンはブランと共に身構えた。だがそれまで静観していたアレックスが言った。
「フィン、だめだ。暴力に対して暴力をふるってはいけない。それはバレットを守ろうという気持ちからきているものでもだ」
頭に血がのぼっているフィンは、アレックスをキッとにらんで言った。
「こいつはバレットを傷つけようとしているんだよ?!僕は絶対に許さない!」
アレックスは優しい笑顔でフィンの頭を撫でた。そしてとても穏やかな声で言った。
「フィン、大切な人を守ろうとするのは尊い事だ。だがな守るという事は必ずしも武力ではないんだよ?」
フィンはアレックスの言葉の意味がわからなくて首をかしげた。アレックスはフィンの背中をポンポンと叩いてからトントに向きなおって言った。
「やぁトント、バレットにひどい目に合わされたようですまなかったなぁ。代わりに俺が謝るから許してくれないか?」
「はぁぁ?!ふざけんじゃねぇよ!俺はバレットを一発でもぶん殴ってやらなけりゃ気がすまねぇんだよ?!」
「トントは何でバレットに捕まったんだ?」
「そりゃあお前、金持ちの家に盗みに入ったらバレットが用心棒でいたんだよ」
フィンはとても驚いた。このトントという男は冒険者登録をしている冒険者なはずだ。それなのに他人の家に強盗に入るなんて、冒険者の風上にも置けない奴だった。フィンはなおの事トントに怒りが湧いた。だがアレックスはウンウンと、トントの話を聞いていた。
「そりゃ災難だったなぁ。バレットが用心棒なら運が悪い。だがな、トント。お前さんだって自分も悪かったなぁって、本当は思ってるんだろ?」
アレックスの言葉に、それまで怒りの表情だったトントが動きを止めた。そしてゆっくりと話しだした。
「そうだな、あん時は依頼を遂行する事ができなくて金欠だったんだ。それで金持ちの家に押し入ったんだ」
トントの話をアレックスはそうかそうかと聞いていた。やはりトントの方が悪い、バレットは逆恨みされているだけだとフィンは思った。アレックスは大声で言った。
「なぁアンタたちもバレットに捕まったんだろ?」
アレックスの声に、遠まきにフィンたちの事を見ていた冒険者たちが叫んだ。
「ああそうだ!俺は綺麗な娘をさらおうとしてバレットに捕まった!」
「俺は夜道を歩いている金持ちの持ち物を盗もうとしてバレットに捕まった!」
「俺は商人の一行をおどして金を取ろうとしてバレットに捕まった!」
フィンは開いた口がふさがらなかった。ここにいる連中のほとんどが自業自得でバレットに捕まっていたのだ。アレックスは彼らの言葉をウンウンと聞いてから言った。
「じゃあこの中にバレットに捕まった時に大ケガをさせられた者はいるか?」
すると、アレックスの言葉に冒険者たちは皆顔を見合わせて黙ってしまった。そして、バレットに捕まった冒険者の一人が言った。
「俺。バレットに捕まった時、ケガしちまったんだけど、バレットが治癒魔法でケガ治してくれたなぁ」
「俺も、バレットに追いかけられて逃げようとした時転んで足ひねって動けなくなっちまったら、バレットが負ぶってくれたなぁ」
「そうだなぁ。俺もバレットに捕まって、次に目が覚めたら牢屋だったけどケガはしてなかったなぁ」
アレックスは彼らの言葉に辛抱強く耳を傾けていた。そしてアレックスは、大きくうなずいてから言った。
「なぁ皆、聞いてくれないか?バレットはガサツで横暴だが、本当はすごくいい奴なんだ。バレットが勇者レオリオのパーティにいた事は皆知ってるよな?バレットは家族とも呼べるレオリオたちを無くして一人ぼっちになった。バレットはなぁ、家族を喪った悲しみを誰よりも理解しているんだ。だから皆を無傷で捕まえたんだ。皆にも家族がいるから、皆の家族を悲しませたくないから」
アレックスの声はやわらかく、よく通る声だった。ガラの悪い冒険者たちは、皆黙ってアレックスの言葉を聞いていた。アレックスは言葉を続けた。
「これから俺たちは大規模な盗賊団の捕縛を行う。そのためには皆一丸となってとり組まなければいけない。皆、今回はバレットへの恨みはしばらく置いておいて協力してくれないか?」
アレックスの言葉に聞き入っていた冒険者たちは口々に賛同した。アレックスはその様を嬉しそうに見つめた。そしてまた大声で言った。
「今日はここで野営をするだろう。腹が減っては戦なんてできない、皆飯にしよう」
アレックスは、そこでフィンとブランに振り向いて言った。
「なぁフィン、ブラン。土魔法でナベと野菜を作ってくれないか?」
フィンとブランは顔を見合わせてからうなずいた。ここにいる冒険者たちはザッと三十人くらいいた。フィンは、ブランに頼んで鉱物魔法で大きなナベを六個作ってもらい、植物土魔法で沢山の野菜を作ってもらった。アレックスはめいめいにナベと野菜を配り、料理を開始した。アレックスはトントに声をかけて共に料理を始めた。アレックスは水魔法でナベに水を満たした。それからワタと火打ち石で火をつけようとすると、トントが火魔法を使って火をつけてくれた。アレックスは喜んでトントに礼を言った。
「ありがとうトント。火魔法が使えるなんてすごいじゃないか!」
トントは照れたように頭をかいて答えた。
「火魔法ったって、小さな火を出せるだけだぜ?」
「それでもトントが火をつけてくれたおかげで料理ができる」
フィンはアレックスのする事をぼう然としながら見ていた。それまでバレットへの恨みで暴動が起きそうだった冒険者たちが、今は皆協力して食事を作っているのだ。フィンはそれまでのトントに抱いていた怒りの感情が恥ずかしくなって、トントに謝った。
「トント、いきなり攻撃しようとしてごめんなさい」
トントはフィンの顔を驚いたように見つめてから、ぶっきらぼうに答えた。
「こっちこそ、悪かった」
フィンはそれまで感じていた怒りの感情が、スゥッと消えていくのがわかった。トントたちと囲んで食べた野菜スープ はとても美味しかった。
フィンたちは食事を終えてひと心地ついても、バレットは帰ってこなかった。フィンが心配でたまらなくなった頃、先ほどバルディの側にいた戦士がやって来て、アレックスに言った。
「アレックス、フィン。バルディさまが呼んでいる、ついて来い」
アレックスとフィンとブランは、戦士の後をついて行った。そこでアレックスは、フィンにコソリと耳打ちした。
「フィン、ブラン気をつけろ」
フィンはアレックスの言葉の意味がわからず首をかしげた。
「アレックス、バレットは大丈夫かな?」
「ああ、心配無い。バレットの名前はこの国では有名だ。勇者レオリオの後継者だってな。大方バルディさんもその事を聞きおよんだんだろう。それよりも、」
そこでアレックスは言葉を切った。フィンが気になってアレックスの視線を追うと、そこにはトントと呼ばれたガラの悪い冒険者が立っていた。トントはニヤニヤといやらしい笑みを浮かべてアレックスとフィンを見て言った。
「お強いバレットは行っちまったなぁ?お前たちバレットがいなきゃ守ってもらえないぜぇ?ここにはバレットを恨んでいる奴らが大勢いるからな、うさ晴らしにお前らを痛めつけたっていいんだぜ?」
フィンは腹の奥がカッと熱くなるのがわかった。これは怒りだ、トントはバレットを傷つけようとしているのだ。守らなければ、バレットはフィンの大切な家族なのだから。フィンは低い声で言った。
「ねぇトント、もしバレットを傷つけるような事をしたら僕らは君を許さない」
「へぇ、泣かせるねぇ。こぞう、バレットを守ろうっていうのか?いいぜまずテメェをぶっ倒してやるよ」
トントはそう言って自身の腰の剣に手をかけた。フィンはブランと共に身構えた。だがそれまで静観していたアレックスが言った。
「フィン、だめだ。暴力に対して暴力をふるってはいけない。それはバレットを守ろうという気持ちからきているものでもだ」
頭に血がのぼっているフィンは、アレックスをキッとにらんで言った。
「こいつはバレットを傷つけようとしているんだよ?!僕は絶対に許さない!」
アレックスは優しい笑顔でフィンの頭を撫でた。そしてとても穏やかな声で言った。
「フィン、大切な人を守ろうとするのは尊い事だ。だがな守るという事は必ずしも武力ではないんだよ?」
フィンはアレックスの言葉の意味がわからなくて首をかしげた。アレックスはフィンの背中をポンポンと叩いてからトントに向きなおって言った。
「やぁトント、バレットにひどい目に合わされたようですまなかったなぁ。代わりに俺が謝るから許してくれないか?」
「はぁぁ?!ふざけんじゃねぇよ!俺はバレットを一発でもぶん殴ってやらなけりゃ気がすまねぇんだよ?!」
「トントは何でバレットに捕まったんだ?」
「そりゃあお前、金持ちの家に盗みに入ったらバレットが用心棒でいたんだよ」
フィンはとても驚いた。このトントという男は冒険者登録をしている冒険者なはずだ。それなのに他人の家に強盗に入るなんて、冒険者の風上にも置けない奴だった。フィンはなおの事トントに怒りが湧いた。だがアレックスはウンウンと、トントの話を聞いていた。
「そりゃ災難だったなぁ。バレットが用心棒なら運が悪い。だがな、トント。お前さんだって自分も悪かったなぁって、本当は思ってるんだろ?」
アレックスの言葉に、それまで怒りの表情だったトントが動きを止めた。そしてゆっくりと話しだした。
「そうだな、あん時は依頼を遂行する事ができなくて金欠だったんだ。それで金持ちの家に押し入ったんだ」
トントの話をアレックスはそうかそうかと聞いていた。やはりトントの方が悪い、バレットは逆恨みされているだけだとフィンは思った。アレックスは大声で言った。
「なぁアンタたちもバレットに捕まったんだろ?」
アレックスの声に、遠まきにフィンたちの事を見ていた冒険者たちが叫んだ。
「ああそうだ!俺は綺麗な娘をさらおうとしてバレットに捕まった!」
「俺は夜道を歩いている金持ちの持ち物を盗もうとしてバレットに捕まった!」
「俺は商人の一行をおどして金を取ろうとしてバレットに捕まった!」
フィンは開いた口がふさがらなかった。ここにいる連中のほとんどが自業自得でバレットに捕まっていたのだ。アレックスは彼らの言葉をウンウンと聞いてから言った。
「じゃあこの中にバレットに捕まった時に大ケガをさせられた者はいるか?」
すると、アレックスの言葉に冒険者たちは皆顔を見合わせて黙ってしまった。そして、バレットに捕まった冒険者の一人が言った。
「俺。バレットに捕まった時、ケガしちまったんだけど、バレットが治癒魔法でケガ治してくれたなぁ」
「俺も、バレットに追いかけられて逃げようとした時転んで足ひねって動けなくなっちまったら、バレットが負ぶってくれたなぁ」
「そうだなぁ。俺もバレットに捕まって、次に目が覚めたら牢屋だったけどケガはしてなかったなぁ」
アレックスは彼らの言葉に辛抱強く耳を傾けていた。そしてアレックスは、大きくうなずいてから言った。
「なぁ皆、聞いてくれないか?バレットはガサツで横暴だが、本当はすごくいい奴なんだ。バレットが勇者レオリオのパーティにいた事は皆知ってるよな?バレットは家族とも呼べるレオリオたちを無くして一人ぼっちになった。バレットはなぁ、家族を喪った悲しみを誰よりも理解しているんだ。だから皆を無傷で捕まえたんだ。皆にも家族がいるから、皆の家族を悲しませたくないから」
アレックスの声はやわらかく、よく通る声だった。ガラの悪い冒険者たちは、皆黙ってアレックスの言葉を聞いていた。アレックスは言葉を続けた。
「これから俺たちは大規模な盗賊団の捕縛を行う。そのためには皆一丸となってとり組まなければいけない。皆、今回はバレットへの恨みはしばらく置いておいて協力してくれないか?」
アレックスの言葉に聞き入っていた冒険者たちは口々に賛同した。アレックスはその様を嬉しそうに見つめた。そしてまた大声で言った。
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アレックスは、そこでフィンとブランに振り向いて言った。
「なぁフィン、ブラン。土魔法でナベと野菜を作ってくれないか?」
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トントは照れたように頭をかいて答えた。
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「トント、いきなり攻撃しようとしてごめんなさい」
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フィンはそれまで感じていた怒りの感情が、スゥッと消えていくのがわかった。トントたちと囲んで食べた野菜スープ はとても美味しかった。
フィンたちは食事を終えてひと心地ついても、バレットは帰ってこなかった。フィンが心配でたまらなくなった頃、先ほどバルディの側にいた戦士がやって来て、アレックスに言った。
「アレックス、フィン。バルディさまが呼んでいる、ついて来い」
アレックスとフィンとブランは、戦士の後をついて行った。そこでアレックスは、フィンにコソリと耳打ちした。
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