3 / 23
ミッション!証拠を隠滅せよ! *
しおりを挟む
雅弥の部屋に一人取り残された私は、お股の痛みと戦いながら自分の下着と服を集めた。
恥部もジンジンするけれど、股関節が痛い。私は身体が硬い、とにかく硬い。スポーツテストの立位体前屈でマイナス三十センチをマークするくらいには硬い。
行為の最中は興奮状態にあるためだろうか、痛みを気にした記憶はなかった。しかし普段は百度以上開脚するようなこともないのだ、後からダメージが来るのは当然のことだった。
このまま休んでいたいけれど、部屋の主もいないしいつまでも居座っているわけにもいかない。のろのろと下着を身に纏う。
「っ、」
ショーツが少し湿っていて、ショーツ越しに篤哉くんと思っていた人……雅弥から秘部を刺激されたことを思い出してしまった。快感に飲み込まれあられもなく嬌声を上げたことも。そのせいか秘部がひくついて来てしまい、羞恥がこみ上げる。私は頭を振って邪念を追い出すと、残りの衣類を身に着けた。
帰って早くお風呂に入ろう。全部洗い流そう。全部、忘れなきゃ。次に雅弥に会ったら謝って、そしてなかったことにしなくては。気まずいのは嫌だ。喧嘩することが多くても雅弥は私にとって大事な幼馴染なのだから。
乱れたシーツを整えてから、窓を開ける。一応空気の入れ換えをしておかなくては。私はこの部屋にいるから分からないけれど、ほら、においとかあったら、ね。それがおばさんたちに気付かれたらヤバいもんね。……ゴミ箱ヤバくない?私や雅弥のいろいろな液を拭いたティッシュや雅弥の白濁が詰まったおゴム様が入ってるし、においヤバくない……?
私はあたりを見回した。何か、何か状況を改善するアイテムが欲しい。すると消臭スプレーとコンビニの袋が目に入った。これは使える。私はゴミ箱の中身を全てコンビニ袋に移した。中に消臭スプレーを振りかけまくってからしっかりと口を縛る。勿論ゴミ箱自体と部屋全体にもスプレーをすることを忘れない。アハンゴミ入りレジ袋をゴミ箱に入れて証拠隠滅完了である。あとはその他のアリバイ(?)作りだ。
谷上家は二階建てである。一階部分は風呂、トイレ、LDK、それに谷上夫妻の寝室になっており、二階部分に篤哉くんの部屋、物置代わりの空き部屋、トイレ、客間、雅弥の部屋があって結構広い造りだ。防音対策もしてあるらしい。おじさんが頑張って働いた結晶である。
私が遊びに行くとおばさんが客間を用意してくれる。隣に住んでいるにもかかわらずだ。だから遠慮なく雅弥と完徹ゲームバトルやらテスト前に勉強を教えてもらう時などにお泊りさせてもらっている。うちの両親からの許可付きで。疑問を持ってはいけない、うちの両親も谷上夫妻も家族みたいなものなのだ。
そんなわけで昨夜も私のために客間は整えられていた。ただしその客間は未使用だ。私は雅弥の部屋で一夜を明かしたのだから。
壁掛け時計を見ると八時だった。篤哉くんは朝が弱いので昔から休日は十時を過ぎないと起きては来ない。そっとドアを開けて廊下の様子を窺う。誰もいない。一階のキッチンからおいしそうな香りと共に食器や調理するような音が聞こえる。叔母さんが朝食の準備をしてくれているのだろう。
二階の部屋の配置は階段から向かって左手前から篤哉くんの部屋、客間、右手前から空き部屋、雅弥の部屋、突き当りがトイレだ。
私は急いで向かいの部屋に入った。ただし扉は静かに開け閉めする。誰にも見つかってはならない隠密行動なのだ。
カーテンが閉め切られていたので室内は薄暗い。電気をつけると綺麗にベッドメイクされたベッドがそこに在った。
「……」
私はベッドに近寄ると、上掛けとシーツの合間にその身を滑り込ませた。暫くその中で暴れまわる。ひとしきり寝返りを打ちまくってから身を起こすと――――何という事でしょう、美しく皺ひとつなく整えられていたベッドやシーツや枕は皺だらけに変貌を遂げていたのです。
そこから今度はある程度ベッドを整え直すして、いかにもここで人が寝てました!と言わんばかりの状況を作り出すことができた。汗などかいてはいないが汗を拭う仕草をし、息を吐く。
「ミッションコンプリート」
これで偽装工作は完璧だ。そう己の仕事っぷりに満足した私は完全に油断しきっていた。部屋を出ようと勢いよくドアを開く。
「あれ、おはよう梨子。早起きだね」
ドアを開けた先には篤哉くんがいた。予想外のエンカウントに心臓が縮むような思いがする。
「お、おはよう篤哉くん。い、いつもより早いね!」
私はめちゃめちゃどもった。いつもきちんとしている篤哉くんの寝起きで気が抜けてて寝癖ついたままの姿なんて見れた日には這い蹲って拝んでしまいそうなくらい嬉しいはずなのに、今は何だか気まずい。ひきつった笑みで挨拶することしかできない。そう言えば昨夜の喘ぎ声とか聞こえなかっただろうか。防音設計だし篤哉くんの部屋は斜め向かいだけどもし聞こえてたらと思うと不安になる。
「ん~、トイレに行ったらまた寝るよ。父さんと遅くまで飲みながら寝落ちしちゃって今までリビングで寝てたんだ」
「そ、そうなんだ…………」
あくびを噛み潰しながら言われた言葉に小さく息を吐く。よかった、聞こえてなかったみたいだ。
「篤哉くん」
「どうした?」
「起きたらまた話に来ていい?」
「いいよ。昨日梨子途中から静かだったもんな。今日はいろいろ話そうか」
「うん……じゃあ、あとで」
「おやすみ」
「おやすみなさい」
トイレに向かう篤哉くん。私はその背中を見送ってから階段を降りた。キッチンに顔を出し、おばさんに挨拶をする。
「おばさん、おはようございます。あの、昨日は早く寝ちゃってごめんなさい。泊まらせてくれてありがとう」
「あら、梨子ちゃんおはよう。お酒、弱かったのね。泊まるのはいつでも大歓迎よ」
「隣なのに?」
「梨子ちゃんはうちの子みたいなものだからね」
フフ、とおばさんが笑う。私も少し笑う。
「梨子ちゃん朝ごはん食べていくでしょう?」
「あ、いや……今日は……」
その言葉に迷う。おばさんのごはんは美味しいけれど、雅弥とあんなことがあって、雅弥とそのご両親と顔を突き合わせて朝食とか気まずい以外の何ものでもない。しかもお風呂に入っていろいろ洗い流したいのだ。
「えと、おじさんと……その、雅弥は?」
キッチンと続きでダイニングとリビングになっているが、そのどこにもおじさんと雅弥の姿がない。
「郁也は篤哉と一緒にリビングで酔いつぶれていたから、さっき寝室に行ったの。雅弥はちょっと出て来るってふいっと出てっちゃったから分からないわね」
「そ、そっかぁ」
郁也さんとはおじさんのことである。篤哉くんも寝室、雅弥は外出。つまり『相当気まずい朝食会』にはならない。いくら雅弥がいないと言ってもこの状況でごはんを食べていくとか図々しいにも程がある。
私はお断りしようとしたが、よく考えるとおじさんも雅弥もいないのなら、おばさんは一人ぼっちで朝食を摂ることになってしまう。ひとり飯させるのも忍びないので、迷った末ご相伴にあずかることにした。お風呂はもう少し我慢だ。
昨晩に続き食事をごちそうしてもらったので、後片付けは私が引き受けた。その間おばさんにはリビングで寛いでもらうことにして、皿洗いの後は洗濯物を手伝うことにした。そのついでに雅弥の部屋と客間のシーツをひったくってきてそれも洗っておいた。証拠隠滅のチャンスは逃さないのだ。
問題はゴミだ。掃除はおじさんたちが起きてからするらしい。ゴミの回収を申し出たけれどそこまでやらせるわけにはいかないからと断られてしまった。むしろやりたかったのに。雅弥がバレないように処分してくれればいいのだけれど。
家事手伝いをしているうちに十時になったので私は一旦自宅に帰ることにした。またあとで篤哉くんに会いに行く。それまでにお風呂に入って、ぐちゃぐちゃな気持ちを整理しなければ。
恥部もジンジンするけれど、股関節が痛い。私は身体が硬い、とにかく硬い。スポーツテストの立位体前屈でマイナス三十センチをマークするくらいには硬い。
行為の最中は興奮状態にあるためだろうか、痛みを気にした記憶はなかった。しかし普段は百度以上開脚するようなこともないのだ、後からダメージが来るのは当然のことだった。
このまま休んでいたいけれど、部屋の主もいないしいつまでも居座っているわけにもいかない。のろのろと下着を身に纏う。
「っ、」
ショーツが少し湿っていて、ショーツ越しに篤哉くんと思っていた人……雅弥から秘部を刺激されたことを思い出してしまった。快感に飲み込まれあられもなく嬌声を上げたことも。そのせいか秘部がひくついて来てしまい、羞恥がこみ上げる。私は頭を振って邪念を追い出すと、残りの衣類を身に着けた。
帰って早くお風呂に入ろう。全部洗い流そう。全部、忘れなきゃ。次に雅弥に会ったら謝って、そしてなかったことにしなくては。気まずいのは嫌だ。喧嘩することが多くても雅弥は私にとって大事な幼馴染なのだから。
乱れたシーツを整えてから、窓を開ける。一応空気の入れ換えをしておかなくては。私はこの部屋にいるから分からないけれど、ほら、においとかあったら、ね。それがおばさんたちに気付かれたらヤバいもんね。……ゴミ箱ヤバくない?私や雅弥のいろいろな液を拭いたティッシュや雅弥の白濁が詰まったおゴム様が入ってるし、においヤバくない……?
私はあたりを見回した。何か、何か状況を改善するアイテムが欲しい。すると消臭スプレーとコンビニの袋が目に入った。これは使える。私はゴミ箱の中身を全てコンビニ袋に移した。中に消臭スプレーを振りかけまくってからしっかりと口を縛る。勿論ゴミ箱自体と部屋全体にもスプレーをすることを忘れない。アハンゴミ入りレジ袋をゴミ箱に入れて証拠隠滅完了である。あとはその他のアリバイ(?)作りだ。
谷上家は二階建てである。一階部分は風呂、トイレ、LDK、それに谷上夫妻の寝室になっており、二階部分に篤哉くんの部屋、物置代わりの空き部屋、トイレ、客間、雅弥の部屋があって結構広い造りだ。防音対策もしてあるらしい。おじさんが頑張って働いた結晶である。
私が遊びに行くとおばさんが客間を用意してくれる。隣に住んでいるにもかかわらずだ。だから遠慮なく雅弥と完徹ゲームバトルやらテスト前に勉強を教えてもらう時などにお泊りさせてもらっている。うちの両親からの許可付きで。疑問を持ってはいけない、うちの両親も谷上夫妻も家族みたいなものなのだ。
そんなわけで昨夜も私のために客間は整えられていた。ただしその客間は未使用だ。私は雅弥の部屋で一夜を明かしたのだから。
壁掛け時計を見ると八時だった。篤哉くんは朝が弱いので昔から休日は十時を過ぎないと起きては来ない。そっとドアを開けて廊下の様子を窺う。誰もいない。一階のキッチンからおいしそうな香りと共に食器や調理するような音が聞こえる。叔母さんが朝食の準備をしてくれているのだろう。
二階の部屋の配置は階段から向かって左手前から篤哉くんの部屋、客間、右手前から空き部屋、雅弥の部屋、突き当りがトイレだ。
私は急いで向かいの部屋に入った。ただし扉は静かに開け閉めする。誰にも見つかってはならない隠密行動なのだ。
カーテンが閉め切られていたので室内は薄暗い。電気をつけると綺麗にベッドメイクされたベッドがそこに在った。
「……」
私はベッドに近寄ると、上掛けとシーツの合間にその身を滑り込ませた。暫くその中で暴れまわる。ひとしきり寝返りを打ちまくってから身を起こすと――――何という事でしょう、美しく皺ひとつなく整えられていたベッドやシーツや枕は皺だらけに変貌を遂げていたのです。
そこから今度はある程度ベッドを整え直すして、いかにもここで人が寝てました!と言わんばかりの状況を作り出すことができた。汗などかいてはいないが汗を拭う仕草をし、息を吐く。
「ミッションコンプリート」
これで偽装工作は完璧だ。そう己の仕事っぷりに満足した私は完全に油断しきっていた。部屋を出ようと勢いよくドアを開く。
「あれ、おはよう梨子。早起きだね」
ドアを開けた先には篤哉くんがいた。予想外のエンカウントに心臓が縮むような思いがする。
「お、おはよう篤哉くん。い、いつもより早いね!」
私はめちゃめちゃどもった。いつもきちんとしている篤哉くんの寝起きで気が抜けてて寝癖ついたままの姿なんて見れた日には這い蹲って拝んでしまいそうなくらい嬉しいはずなのに、今は何だか気まずい。ひきつった笑みで挨拶することしかできない。そう言えば昨夜の喘ぎ声とか聞こえなかっただろうか。防音設計だし篤哉くんの部屋は斜め向かいだけどもし聞こえてたらと思うと不安になる。
「ん~、トイレに行ったらまた寝るよ。父さんと遅くまで飲みながら寝落ちしちゃって今までリビングで寝てたんだ」
「そ、そうなんだ…………」
あくびを噛み潰しながら言われた言葉に小さく息を吐く。よかった、聞こえてなかったみたいだ。
「篤哉くん」
「どうした?」
「起きたらまた話に来ていい?」
「いいよ。昨日梨子途中から静かだったもんな。今日はいろいろ話そうか」
「うん……じゃあ、あとで」
「おやすみ」
「おやすみなさい」
トイレに向かう篤哉くん。私はその背中を見送ってから階段を降りた。キッチンに顔を出し、おばさんに挨拶をする。
「おばさん、おはようございます。あの、昨日は早く寝ちゃってごめんなさい。泊まらせてくれてありがとう」
「あら、梨子ちゃんおはよう。お酒、弱かったのね。泊まるのはいつでも大歓迎よ」
「隣なのに?」
「梨子ちゃんはうちの子みたいなものだからね」
フフ、とおばさんが笑う。私も少し笑う。
「梨子ちゃん朝ごはん食べていくでしょう?」
「あ、いや……今日は……」
その言葉に迷う。おばさんのごはんは美味しいけれど、雅弥とあんなことがあって、雅弥とそのご両親と顔を突き合わせて朝食とか気まずい以外の何ものでもない。しかもお風呂に入っていろいろ洗い流したいのだ。
「えと、おじさんと……その、雅弥は?」
キッチンと続きでダイニングとリビングになっているが、そのどこにもおじさんと雅弥の姿がない。
「郁也は篤哉と一緒にリビングで酔いつぶれていたから、さっき寝室に行ったの。雅弥はちょっと出て来るってふいっと出てっちゃったから分からないわね」
「そ、そっかぁ」
郁也さんとはおじさんのことである。篤哉くんも寝室、雅弥は外出。つまり『相当気まずい朝食会』にはならない。いくら雅弥がいないと言ってもこの状況でごはんを食べていくとか図々しいにも程がある。
私はお断りしようとしたが、よく考えるとおじさんも雅弥もいないのなら、おばさんは一人ぼっちで朝食を摂ることになってしまう。ひとり飯させるのも忍びないので、迷った末ご相伴にあずかることにした。お風呂はもう少し我慢だ。
昨晩に続き食事をごちそうしてもらったので、後片付けは私が引き受けた。その間おばさんにはリビングで寛いでもらうことにして、皿洗いの後は洗濯物を手伝うことにした。そのついでに雅弥の部屋と客間のシーツをひったくってきてそれも洗っておいた。証拠隠滅のチャンスは逃さないのだ。
問題はゴミだ。掃除はおじさんたちが起きてからするらしい。ゴミの回収を申し出たけれどそこまでやらせるわけにはいかないからと断られてしまった。むしろやりたかったのに。雅弥がバレないように処分してくれればいいのだけれど。
家事手伝いをしているうちに十時になったので私は一旦自宅に帰ることにした。またあとで篤哉くんに会いに行く。それまでにお風呂に入って、ぐちゃぐちゃな気持ちを整理しなければ。
0
お気に入りに追加
16
あなたにおすすめの小説

ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

蔑ろにされた王妃と見限られた国王
奏千歌
恋愛
※最初に公開したプロット版はカクヨムで公開しています
国王陛下には愛する女性がいた。
彼女は陛下の初恋の相手で、陛下はずっと彼女を想い続けて、そして大切にしていた。
私は、そんな陛下と結婚した。
国と王家のために、私達は結婚しなければならなかったから、結婚すれば陛下も少しは変わるのではと期待していた。
でも結果は……私の理想を打ち砕くものだった。
そしてもう一つ。
私も陛下も知らないことがあった。
彼女のことを。彼女の正体を。

王太子の愚行
よーこ
恋愛
学園に入学してきたばかりの男爵令嬢がいる。
彼女は何人もの高位貴族子息たちを誑かし、手玉にとっているという。
婚約者を男爵令嬢に奪われた伯爵令嬢から相談を受けた公爵令嬢アリアンヌは、このまま放ってはおけないと自分の婚約者である王太子に男爵令嬢のことを相談することにした。
さて、男爵令嬢をどうするか。
王太子の判断は?

【本編完結】伯爵令嬢に転生して命拾いしたけどお嬢様に興味ありません!
ななのん
恋愛
早川梅乃、享年25才。お祭りの日に通り魔に刺されて死亡…したはずだった。死後の世界と思いしや目が覚めたらシルキア伯爵の一人娘、クリスティナに転生!きらきら~もふわふわ~もまったく興味がなく本ばかり読んでいるクリスティナだが幼い頃のお茶会での暴走で王子に気に入られ婚約者候補にされてしまう。つまらない生活ということ以外は伯爵令嬢として不自由ない毎日を送っていたが、シルキア家に養女が来た時からクリスティナの知らぬところで運命が動き出す。気がついた時には退学処分、伯爵家追放、婚約者候補からの除外…―― それでもクリスティナはやっと人生が楽しくなってきた!と前を向いて生きていく。
※本編完結してます。たまに番外編などを更新してます。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

アルバートの屈辱
プラネットプラント
恋愛
妻の姉に恋をして妻を蔑ろにするアルバートとそんな夫を愛するのを諦めてしまった妻の話。
『詰んでる不憫系悪役令嬢はチャラ男騎士として生活しています』の10年ほど前の話ですが、ほぼ無関係なので単体で読めます。
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる