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16話、罪悪感

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はあー、また、、、、
痛い
アイツ、、、また、ほられた。
てか、その前にも子供の時から掘られた。
でも、俺はなれない。
「今から少し出かけてくる。お前は消してここから逃走するなよ」
と天野は言ってくる。
「、、、はい」
「じゃあ、行ってくるね」
と天野は玄関から出た
「はあー、やっと1人、、、だけど、、、ここに出て何する体力もない。痛い、疲れた。寝む、、、」

「スゥースゥースゥー」


な、なんだ?ここ?
???『お前何でこんなに美形なんだよ。男のくせに』
『ヤダ、また、やるのパパ』
やだ、やだ、やだ
???『うるせぇ俺の勝手だ。お前の飯は誰が払ってると思ってんだよ』
苦しい、嫌だ、
『やめてパパッ、』
やだ、やだ、痛い
『やめて、パパッ助けてママ』
やめて、や、、、やめて。
嫌だ、嫌だ、
苦しい、助けて、
『お前なんか死んじまえ』
指を刺された。
「は、」
天野の家の中だった
「ゆ、夢、、、だったか。それより痛い。」
『お前を許さない。1人で救われる何て、、、』
と頭から離れない。
「うるさい、うるさいお前には関係ないだろ」
『お前、何て死ねばいい。何でお前が生きてるんだ?』
「うるさいうるさいうるさいうるさいうるさい」
『お前みたいな人間が居て良い筈がないんだ』
「だ、誰なんだ?お前は」
と俺は言った。
アイツはフードを取った。
その顔は見たことある、、、俺の弟だ。
『俺は弟だよ。見たことないの?兄ちゃん。何で僕を食べたの?ねぇ兄ちゃん。助けてよ。、なんで?食べたの?僕はもっと生きたかった。』
と泣く弟と呼ぶ奴
「俺は、、、」
『お前なんか死んじゃえ』
???「大丈夫か?竜」
『死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね』
と言って消えていった
「あ、天野、、、」
「竜!!良かった。お前どこに行くんだよ。」
「天野、、、お前は俺を、、、憎んでいるのか?」
「ッ、、あ、当たり前だよ、、、お前のせいで彼女の純血は奪われて、、、お前のせいで、、、」
と天野は泣きながら言った。
そりゃそうだよ。
俺は天野の彼女を殺した。女は犯して殺した
『早くこっちに来い。殺人鬼』
『人間できてねぇお前なんて生きていい筈がない』
『能無し、』
『生きたかった。寂しい。オジさんなんてつぶれろ』
あぁ、うるせぇ
「うるさいうるさい
ごめんなさい。俺みたいな人間
殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ」
「、、、おい、竜。」
と天野は言った俺は、奴に指をさして言った
『お前なんか死んじまえ』
『お前を許さないお前なんか死んじまえ』
『死んじゃえ』
『死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね』
「そうか、これが、、、罪悪感、、、
俺なんか死んじまえ
パパ、ごめんなさい。親不孝でごめんなさい。僕は死にます。」
「ぁ、あぶない。竜」
俺は近くに置いてあったナイフを持ち首を刺そうとした
俺は生きてて良い人間じゃな
死ねばみんな救われるんだ。
「天野ごめん、迷惑かけ、、、」
『死ねよはよ、あんたみたいな人間死ねばいいんだよ』
『早く、、、おら、死ね死ねお前何て』
???『貴方!!ダメです。」
と誰か声が聞こえた。誰だ?
それと同時に天野が
「竜!!ダメだ!!」
とナイフの柄の部分を抑えた
「痛、、、」
『天野君、、、止めて、、、この人を』
「あ、天野、、、離してよ。死なせてよ。皆に俺は謝るんだよ俺は、、、」
「言っただろ俺はお前を死なせない。それに、向こうにいる俺の彼女もお前が死ぬ事は望んでない!!」
と天野は言った
『天野君、止めてこの人を、、、』
と女は言ってくる。何なんだこの、、、あぁ、そうかこれが天野の彼女
俺はこの人を殺したのか、、、
こんなに優しい人を、、、
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああぁあああああああああ
ごめんなさい
俺は
「でも、俺は、、、」
「それに、、、向こうの俺の彼女も言ってるんだ。お前を止めてって。 
お前に会った結果殺された女なのに、、、
頼むからこんなことをしないでくれ、、、」
『天野君、、、止めて、、、この人、、、、』
と天野言った。俺はナイフを離した
「あ、天野、、、何だ?これは?俺は?どうなってるんだ?」
『天野君、、、ありがとう」
『何で殺された筈のあんたが止めるだ?』
『うーん、分からないでも、あんだけ悲しんでいる人間を殺す事はないよ』
『何ていい人なんだ。凛さん』
「凛、お前が止めてたのか、、、」
『うーん、私は止めてないよ天野君、』
俺は目から何かが降っている?何だ?これ?
何で泣いてんだ?俺?
「え?何で、、、こんな事、、、」
「お前、、、」
と俺は竜を撫でた
「ヨシヨシ、」
「うぅウェーン」 
『子供みたい、、、』


天野目線
30分後、
竜は泣き疲れて寝てた
「スゥースゥースゥー」
「寝たか、竜こんなに疲れてたのか。」
と俺は竜の顔を触った
「あ、あまにょ」
「なーにりゅーう?」
「す、好き、、、」
と竜は俺の手をスリスリする
「寝言かな?でも、、、」
「スゥースゥースゥースゥースゥー」
「ふふ、まるで猫だな。よしよし、」 
『本当ね、天野君。」
「な、なんだ?」
『ふふ、私の声なんて聞こえないよね。天野君』
さて、、、
俺はまだ、生きていかなきゃ行けないみたいだな。凛
ごめん、凛、俺はお前を苦しませてるよな俺は殺さないと行けない奴なのに殺せない。
『いいよ、私の仇なんて、、、』
俺は変わってるよな?
はあー、
お酒でも用意してくるか
と俺は冷蔵庫にあるブドウ酒と
コップを2個用意した
「凛、俺は君の彼氏失格だ。お前を殺した人間に情け掛けて殺さないんだから、、、もし、恨むなら俺を恨んでくれ」
と俺はお酒を飲んだ
「うぇやっぱり不味いやお酒は俺には合わないな。凛」
『天野君、私はあの人の事を恨まないよ。それにあなたのことも。早く私の事忘れて新しい恋を探して」
「、、、凛、お前は、、、俺はお前みたいな人にはなれないよ。」
『私もこんなに恋してくれる人になれないよ。天野君』













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