赤緑“まめ”合戦

妖怪狸vs神使狐の戦いの行方は?

新豆狸の宿【ウチで雇っているバイトがタヌキって言ったら、誰か信じる?】の外伝です。

☆2021年に別サイトの企業企画で書いた、短編小説です。
都合上、一部伏せ字で掲載します。
ご了承ください。
24h.ポイント 0pt
0
小説 193,858 位 / 193,858件 キャラ文芸 4,413 位 / 4,413件

あなたにおすすめの小説

紹嘉後宮百花譚 鬼神と天女の花の庭

響 蒼華
キャラ文芸
 始まりの皇帝が四人の天仙の助力を得て開いたとされる、その威光は遍く大陸を照らすと言われる紹嘉帝国。  当代の皇帝は血も涙もない、冷酷非情な『鬼神』と畏怖されていた。  ある時、辺境の小国である瑞の王女が後宮に妃嬪として迎えられた。  しかし、麗しき天女と称される王女に突きつけられたのは、寵愛は期待するなという拒絶の言葉。  人々が騒めく中、王女は心の中でこう思っていた――ああ、よかった、と……。  鬼神と恐れられた皇帝と、天女と讃えられた妃嬪が、花の庭で紡ぐ物語。

大阪の小料理屋「とりかい」には豆腐小僧が棲みついている

山いい奈
キャラ文芸
男尊女卑な板長の料亭に勤める亜沙。数年下積みを長くがんばっていたが、ようやくお父さんが経営する小料理屋「とりかい」に入ることが許された。 そんなとき、亜沙は神社で豆腐小僧と出会う。 この豆腐小僧、亜沙のお父さんに恩があり、ずっと探していたというのだ。 亜沙たちは豆腐小僧を「ふうと」と名付け、「とりかい」で使うお豆腐を作ってもらうことになった。 そして亜沙とふうとが「とりかい」に入ると、あやかし絡みのトラブルが巻き起こるのだった。

国民的アイドルを目指していた私にとって社交界でトップを取るなんてチョロすぎる件

にわ冬莉
キャラ文芸
駆け出しのアイドルグループ「マーメイドテイル」のメンバーだった私、水城乃亜(みずきのあ)は、ある日、誰かにナイフで刺された。 目が覚めると知らない世界で、婚約破棄をされたばかりのリーシャ・エイデルという伯爵令嬢に転生していたのだった。 婚約破棄を申し出たアルフレッドは、妹のアイリーンとの結婚を望んでいるようだが、そんなのどうでもいい。 とにかくダンスを! 歌を! 大人しいリーシャを執拗に追い詰めるアイリーン。 だけど私、やられっぱなしで黙っていられるタイプじゃないの! 正々堂々、受けて立つわ! いつしか周りを巻き込んで、リーシャ(乃亜)は道を切り開く!

シロトラ。

黒谷
キャラ文芸
 ――夕暮れに染まる世界の中。  閑静な住宅街から、少し離れたひとけのない公園の真ん中。  高校三年生、もしくは大学一年生といったところの青年数名が、ぞろぞろと二人の少女を取り囲んでいる。  夕暮れであろうとなかろうと、その公園には人通りが少ないこともあって、こういう『いざこざ』の収拾場所にはひそかにうってつけとされている。  少女の容姿は異様なものだった。  黒いファーつきのポンチョ。わずかに見える制服のスカートからは、これまた黒いタイツに包まれた細身の足が見えている。  白髪は長く、夕日に反射してオレンジ色に輝いていたが、しかし無造作にそれは後ろで一本にまとめられていた。  身長は一四五センチほど。華奢な体躯は、中学生だといわれても、小学生だといわれても、まあ納得できるほどである。  透けるように白い肌は、どこか病的だ。  それでいて顔立ちは整っている彼女は、しかし決して告白を受けようとかそういうつもりでここに立っているのではないのだった。 ◇◇◇  ――彼女の名は『シロトラ』。  市内では悪名高き悪童の名前。神社で預かるじゃじゃ馬娘。  これは。  蘆屋虎子というその少女の、将来を決める物語である。 ※2013年頃に書き上げた小説で、とある専門学校の課題素材としてお貸ししたことがあります。 ※完全に書き上げた作品ですが一部気になった部分は随時手直ししていく可能性があります。 ※別の場所でも同じ作品を投稿しております。ご了承ください。

午後の紅茶にくちづけを

TomonorI
キャラ文芸
"…こんな気持ち、間違ってるって分かってる…。…それでもね、私…あなたの事が好きみたい" 政界の重鎮や大御所芸能人、世界をまたにかける大手企業など各界トップクラスの娘が通う超お嬢様学校──聖白百合女学院。 そこには選ばれた生徒しか入部すら認められない秘密の部活が存在する。 昼休みや放課後、お気に入りの紅茶とお菓子を持ち寄り選ばれし7人の少女がガールズトークに花を咲かせることを目的とする──午後の紅茶部。 いつも通りガールズトークの前に紅茶とお菓子の用意をしている時、一人の少女が突然あるゲームを持ちかける。 『今年中に、自分の好きな人に想いを伝えて結ばれること』 恋愛の"れ"の字も知らない花も恥じらう少女達は遊び半分でのっかるも、徐々に真剣に本気の恋愛に取り組んでいく。 女子高生7人(+男子7人)による百合小説、になる予定。 極力全年齢対象を目標に頑張っていきたいけど、もしかしたら…もしかしたら…。 紅茶も恋愛もストレートでなくても美味しいものよ。

新・八百万の学校

浅井 ことは
キャラ文芸
八百万の学校 其の弐とはまた違うお話となっております。 十七代目当主の17歳、佐野翔平と火の神様である火之迦具土神、そして翔平の家族が神様の教育? ほんわか現代ファンタジー! ※こちらの作品の八百万の学校は、神様の学校 八百万ご指南いたしますとして、壱巻・弐巻が書籍として発売されております。 その続編と思っていただければと。

花の色は無味無臭

和田亜那留
キャラ文芸
花の色は無味無臭 ある日、町の中心にある花屋さんに変わった花が並べられていた。 「皆さん、今日は新しい花を取り扱いました!これがその花です。」 店主が示したのは、見たこともないような奇妙な色の花だった。その花はまるで透明なようで、見る角度によっては頼りなく浮かんでいるようにも見える。その花の株の横には大きな看板が掲げられていた。 「新感覚の花!無味無臭!」 「これが、新感覚の花、”ミナミムシュクシュ”です!」 「なんだその名前?よくわからないな。」 お客さんはそう言いつつも立ち止まる。 「まぁまぁ、名前なんてどうでもいいじゃないですか。大事なのはその見た目と香りです。」 「でも、無味無臭って…」 「まさにその通り!この花は見た目も香りも何もない、まさに無味無臭なんです!」 「なるほど…でもそれってどうやって育てるの?」 「それは…えっと…普通の花を育てるのとはちょっと違うかもしれないですね。」 「それじゃあ、水や肥料を与える必要がないんですか?」 「そうなんです!全く与える必要がないんです!」 「なるほど…でも、それって家で飾ってもしょうがないじゃないですか。」 「そ、そうなんですね…でも、それがこの花の特徴なんです!」 「特徴って…まさか価格が高いんじゃないでしょうね?」 「その通り!この花は他の花とは違い、特別価格で販売されています!」 「特別価格…それっていくらくらいですか?」 「それは…一万円です!」 「一万円!?まさか冗談でしょう?」 「冗談じゃないんです!この花は他の花とは違って、特別なんです!」 「うーん…でも無味無臭の花に一万円って…」 「理解できないかもしれませんが、これは新感覚の花なんです!」 「まあ、花屋さんも一つぐらい変わった花を取り扱うのもいいかもしれませんね。」 「そうですね!ぜひ、皆さんにこの新感覚の花、”ミナミムシュクシュ”をお試しいただきたいんです!」 「うーん…ちょっと考えてから決めますね。」 その日から、街の人々は不思議な花、”ミナミムシュクシュ”に興味津々だった。果たして、その花は本当に無味無臭なのか?そして、人々は一万円という高価な価格を払ってその花を買うのか? それは今後のお楽しみだ…

ゆるしいろの喧騒

琴梅
キャラ文芸
 ――事実は小説よりも奇なり? 笑わせんな。  立夏も目前の春。とある街の高校では生徒が次々と行方不明になる事件が起きていた。 これは、そんな不穏な事件を知っているだけの高校三年生の一生徒――慎重派だけど好奇心旺盛な男の子と、事件を解決しなければならない学校の生徒会長――猪突猛進だけどあれこれ悩みやすい女の子と、とんでもビビりの転校生の男の子、それからちょっとうろんな成人女性が、不思議なことを巻き込まれててんやわんやする話。

処理中です...