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第4章 異世界編
3 異世界に行って来ました! 1-3
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「なるほど…此処には旅行中、たまたま立ち寄っただけだと…… 。」
何だよ!
コンビニ強盗を捕まえてやったのに、その態度は酷く無いか?
俺は今、交番で事情聴取を受けている。
『事件解決に協力してくれた、勇気ある外国人。』
として最初は好意的だったはずなのに、何故こうなった?
雲行きが怪しくなったのは約1時間程前……
あのマリンが余計な一言を言った所為だ!
「あの人、強盗が来るちょっと前に店に来て買い物したのに、また戻って来たんです。
きっとあの犯人の仲間で下見に来てたのよ!」
はぁ~!?
何言ってんだこのマリン!?
助けてやったのに言うに事欠いて、俺をコンビニ強盗と共犯扱いするとは!!
だいたい仲間だったら、犯人をのしたりするかよ!!
最初、面倒くさくて《日本語がわからないふり》をしたら……
「嘘よ!だってその人さっきスポーツ紙買ってたもの!!」
チッ!
また余計な事を言いやがって、頭悪そうなのに、何でこういう時だけまともな事言うんだよ!?
「なるほど…パスポートによると、アメリカ国籍。
名前はジョナサン・スミス。18歳か……
日本へは何しに?」
ジロリと俺の方を睨んで来る警察官。
まだ4月だから大学入学までの休み期間の旅行じゃ通用しないだろうし、困ったなぁ~。
それとマリン!
若くてイケメンの警察官に囲まれて喜んでるけど、俺よりお前の方が疑われてるぞ~ww
今日…というかもう昨日だが、初めて日本に来た俺より、お前の方が犯人と繋がってる可能性が高いからな。
ヤータ神様、どうにかなりません?
この状況……
いい加減ウザいんですけど。
《ちょっと待っててね♪直ぐに救援要請出すから♪》
待つ事数分……
《ピンポーン♪お待たせしました!
こちら、神界サポートサービスで~す♪
ずいぶんとお困りの様ですね。
ヤータ神様からのご依頼でこちらの世界での貴方のサポート担当者を手配したので、少々お待ちください♪
担当者が到着しましたら、話しを合わせてくださいね♪》
うおっ!?ほんとに直ぐだな!
だがサポートが付くのはありがたい……
それから俺は、そのサポート担当の人が来るまで、黙秘権を行使する事にした。
ここで余計な事を喋って、話しをややこしくする訳にもいかないしな。
数分後、交番に俺を引き取りに来たのは前世で俺と一緒に武道を習っていた稲荷神社の息子……
鈴木公明だった!!
え!?何で公明?
《1番近いモフ神系の神社で、こちらの事情をお話しして信用して頂ける方が、この方しかいらっしゃらなかったもので……
それにお知り合いの様ですし♪》
やり難いわ!
「ん?貴方は⁇」
突然迎えに来た公明を、今まで俺に尋問していた警察官がうろんげな目で見た。
それに対して公明は最初から、決まっていたかの様に平然と……
「隣り町の鈴木稲荷神社で神主をしている、鈴木公明と申します。
彼は我が家にホームステイする為に、日本に来たのです。
今日、家の者が迎えに行く予定だったんですが、1日早く到着していたみたいですね。」
なる程…そういう手で来たか!
「ゴメンナサイ。どうしても行きたい所があって1日早く来てしまいました。
前にネットの友人から『この辺にネットカフェがある。』と聞いた事があったから今日はそこに泊まるつもりだったんです……
けど、空き地になってて…コンビニで他の泊まる所を教えてもらおうと思って戻ったら、こんな事に…… 。」
咄嗟に途方に暮れた外国人の少年を演じてみた。
我ながら凄い言い訳だなぁ。
俺のキャラじゃないしww
迫真の演技だったのに、この警察官まだ疑ってる。
「携帯電話は?今時持ってない訳ないでしょう?」
くっ!そう来たか…
もちろん持っている訳ないだろ!!
何だよ!
コンビニ強盗を捕まえてやったのに、その態度は酷く無いか?
俺は今、交番で事情聴取を受けている。
『事件解決に協力してくれた、勇気ある外国人。』
として最初は好意的だったはずなのに、何故こうなった?
雲行きが怪しくなったのは約1時間程前……
あのマリンが余計な一言を言った所為だ!
「あの人、強盗が来るちょっと前に店に来て買い物したのに、また戻って来たんです。
きっとあの犯人の仲間で下見に来てたのよ!」
はぁ~!?
何言ってんだこのマリン!?
助けてやったのに言うに事欠いて、俺をコンビニ強盗と共犯扱いするとは!!
だいたい仲間だったら、犯人をのしたりするかよ!!
最初、面倒くさくて《日本語がわからないふり》をしたら……
「嘘よ!だってその人さっきスポーツ紙買ってたもの!!」
チッ!
また余計な事を言いやがって、頭悪そうなのに、何でこういう時だけまともな事言うんだよ!?
「なるほど…パスポートによると、アメリカ国籍。
名前はジョナサン・スミス。18歳か……
日本へは何しに?」
ジロリと俺の方を睨んで来る警察官。
まだ4月だから大学入学までの休み期間の旅行じゃ通用しないだろうし、困ったなぁ~。
それとマリン!
若くてイケメンの警察官に囲まれて喜んでるけど、俺よりお前の方が疑われてるぞ~ww
今日…というかもう昨日だが、初めて日本に来た俺より、お前の方が犯人と繋がってる可能性が高いからな。
ヤータ神様、どうにかなりません?
この状況……
いい加減ウザいんですけど。
《ちょっと待っててね♪直ぐに救援要請出すから♪》
待つ事数分……
《ピンポーン♪お待たせしました!
こちら、神界サポートサービスで~す♪
ずいぶんとお困りの様ですね。
ヤータ神様からのご依頼でこちらの世界での貴方のサポート担当者を手配したので、少々お待ちください♪
担当者が到着しましたら、話しを合わせてくださいね♪》
うおっ!?ほんとに直ぐだな!
だがサポートが付くのはありがたい……
それから俺は、そのサポート担当の人が来るまで、黙秘権を行使する事にした。
ここで余計な事を喋って、話しをややこしくする訳にもいかないしな。
数分後、交番に俺を引き取りに来たのは前世で俺と一緒に武道を習っていた稲荷神社の息子……
鈴木公明だった!!
え!?何で公明?
《1番近いモフ神系の神社で、こちらの事情をお話しして信用して頂ける方が、この方しかいらっしゃらなかったもので……
それにお知り合いの様ですし♪》
やり難いわ!
「ん?貴方は⁇」
突然迎えに来た公明を、今まで俺に尋問していた警察官がうろんげな目で見た。
それに対して公明は最初から、決まっていたかの様に平然と……
「隣り町の鈴木稲荷神社で神主をしている、鈴木公明と申します。
彼は我が家にホームステイする為に、日本に来たのです。
今日、家の者が迎えに行く予定だったんですが、1日早く到着していたみたいですね。」
なる程…そういう手で来たか!
「ゴメンナサイ。どうしても行きたい所があって1日早く来てしまいました。
前にネットの友人から『この辺にネットカフェがある。』と聞いた事があったから今日はそこに泊まるつもりだったんです……
けど、空き地になってて…コンビニで他の泊まる所を教えてもらおうと思って戻ったら、こんな事に…… 。」
咄嗟に途方に暮れた外国人の少年を演じてみた。
我ながら凄い言い訳だなぁ。
俺のキャラじゃないしww
迫真の演技だったのに、この警察官まだ疑ってる。
「携帯電話は?今時持ってない訳ないでしょう?」
くっ!そう来たか…
もちろん持っている訳ないだろ!!
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