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第1章 ポーラルタオ王国編
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と、思っていたのだが事件から約半年後、何と俺の雇主である伯爵様と共に寄親である公爵家から呼び出しを受けたのだ。
いったい何の用だろう?
あ、そう言えば俺、公爵領の出身だったわ。
伯爵と一緒に王都公爵邸に向かった。
公爵様と目が会った瞬間、俺は気付いた。
『あ、この人が俺の父親だ。』
その後、俺と伯爵様は公爵様から半年前に起こった【断罪イベント】の失敗からドミノ倒し的に巻き起こった事を知らされた。
何と俺の【最初の祝福】を拒否した見習いシスターは、元聖女のアリスだったのだ。
つまり、俺の不幸の一旦はコイツの所為だった。
しかも、今まで母親だと思っていた人が、自分の息子と公爵令息の俺を入れ替えたのが、そもそもの事件の発端だったのだ。(容疑者死亡の為、あくまで疑惑。)
俺と入れ替わっていた、元公爵令息は真面目な人物だったらしく、事実を知った後、実の父親の公爵家の元護衛隊隊長ガルフさんと一緒に冒険者として旅をしているそうだ。
で、ガルフさんの息子になりすましていた、従兄弟のカイトは元公爵令息の彼と違って、自分が偽物だという事を知っていてなりすましていた事が悪質と判断され家族全員の処刑が決まったそうだ。
俺を幼い頃から散々虐めて、奴隷の様に働かせていたんだから、自業自得だな。
ここで、まだ未成年だからとアイツの弟妹を助ける様な事はしてはいけない。
生かして置けば、後々禍根を残す事になるからだ。
俺が前世で習った歴史でも、それは証明されている。
平家滅亡が良い例だ。
詳しくは、歴史の教科書かネットで検索してくれ。
公爵様からの説明を受けた後、俺は【ユイナーダ王国】で開発された【鑑定の魔道具】で鑑定され、確かに公爵令息であるという結果が出された。
ゲームには、全く出て来なかったからただのモブだと思っていたのにどうやら俺は貴族だったらしい。
しかも、公爵家だ。
と、いう事は…お嬢様にプロポーズして結婚も可能だという事だな。
え?!その前に【最初の祝福】と【祝福】を受けて、更に『学院の編入試験を受けて合格し、卒業してからの話しだ。』
伯爵様の言う通りです。
お嬢様はまだ未成年で、今年からこの国の学院に通われている。
(この国では学園に入学するのは12歳から)
それで【最初の祝福】と【祝福】の結果がどうだったかというと、まず【最初の祝福】は称号《困難に立ち向かう者》ギフトは、《自動回復中》。
うわぁ~俺、これが無かったらとっくに死んでたわ。
【祝福】は、《真実を知る者》《聖剣を持つ者》《フラグクラッシャー》《小さき者を愛でる者》
ギフトは《水魔法L v5》《剣術L v6》《光の盾》《重力魔法L v1》《アイテムボックス》《自動回復大》《言語理解L v10》《帰還魔法L v1》《塩生産》
あれ?多すぎない??
それから《小さき者を愛でる者》ってロリコンって事かよ!
《水魔法》と《剣術》のレベルが、割と高いのは助かるな。
《光の盾》と《重力魔法》はたぶん俺が、昔見てたアニメの影響だろう。
《塩生産》は内陸部にある公爵領では、かなり助かる。
賞味期限は無いから、出来るだけ多く生産して有事に備えておこうと思う。
塩漬けを大量に作って飢饉に備えておくのも良いな。
これから忙しくなるぞ!
それから俺の名前が【ジョン・アンバー】から【ジョナサン・F・チェイテス】に変わった。
公爵子息になったから、それっぽい名前になった訳だな。
******************
※1
スキルの最高レベルは10
1年前→半年前に変更しました。(2020/4/1)
いったい何の用だろう?
あ、そう言えば俺、公爵領の出身だったわ。
伯爵と一緒に王都公爵邸に向かった。
公爵様と目が会った瞬間、俺は気付いた。
『あ、この人が俺の父親だ。』
その後、俺と伯爵様は公爵様から半年前に起こった【断罪イベント】の失敗からドミノ倒し的に巻き起こった事を知らされた。
何と俺の【最初の祝福】を拒否した見習いシスターは、元聖女のアリスだったのだ。
つまり、俺の不幸の一旦はコイツの所為だった。
しかも、今まで母親だと思っていた人が、自分の息子と公爵令息の俺を入れ替えたのが、そもそもの事件の発端だったのだ。(容疑者死亡の為、あくまで疑惑。)
俺と入れ替わっていた、元公爵令息は真面目な人物だったらしく、事実を知った後、実の父親の公爵家の元護衛隊隊長ガルフさんと一緒に冒険者として旅をしているそうだ。
で、ガルフさんの息子になりすましていた、従兄弟のカイトは元公爵令息の彼と違って、自分が偽物だという事を知っていてなりすましていた事が悪質と判断され家族全員の処刑が決まったそうだ。
俺を幼い頃から散々虐めて、奴隷の様に働かせていたんだから、自業自得だな。
ここで、まだ未成年だからとアイツの弟妹を助ける様な事はしてはいけない。
生かして置けば、後々禍根を残す事になるからだ。
俺が前世で習った歴史でも、それは証明されている。
平家滅亡が良い例だ。
詳しくは、歴史の教科書かネットで検索してくれ。
公爵様からの説明を受けた後、俺は【ユイナーダ王国】で開発された【鑑定の魔道具】で鑑定され、確かに公爵令息であるという結果が出された。
ゲームには、全く出て来なかったからただのモブだと思っていたのにどうやら俺は貴族だったらしい。
しかも、公爵家だ。
と、いう事は…お嬢様にプロポーズして結婚も可能だという事だな。
え?!その前に【最初の祝福】と【祝福】を受けて、更に『学院の編入試験を受けて合格し、卒業してからの話しだ。』
伯爵様の言う通りです。
お嬢様はまだ未成年で、今年からこの国の学院に通われている。
(この国では学園に入学するのは12歳から)
それで【最初の祝福】と【祝福】の結果がどうだったかというと、まず【最初の祝福】は称号《困難に立ち向かう者》ギフトは、《自動回復中》。
うわぁ~俺、これが無かったらとっくに死んでたわ。
【祝福】は、《真実を知る者》《聖剣を持つ者》《フラグクラッシャー》《小さき者を愛でる者》
ギフトは《水魔法L v5》《剣術L v6》《光の盾》《重力魔法L v1》《アイテムボックス》《自動回復大》《言語理解L v10》《帰還魔法L v1》《塩生産》
あれ?多すぎない??
それから《小さき者を愛でる者》ってロリコンって事かよ!
《水魔法》と《剣術》のレベルが、割と高いのは助かるな。
《光の盾》と《重力魔法》はたぶん俺が、昔見てたアニメの影響だろう。
《塩生産》は内陸部にある公爵領では、かなり助かる。
賞味期限は無いから、出来るだけ多く生産して有事に備えておこうと思う。
塩漬けを大量に作って飢饉に備えておくのも良いな。
これから忙しくなるぞ!
それから俺の名前が【ジョン・アンバー】から【ジョナサン・F・チェイテス】に変わった。
公爵子息になったから、それっぽい名前になった訳だな。
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※1
スキルの最高レベルは10
1年前→半年前に変更しました。(2020/4/1)
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