1 / 1
どうやら私に関する妙な噂が広がっているみたいですね
しおりを挟む 水竜は水中を移動して、かつて知ったる崖の下の洞窟にたどり着いた。
『水泡』に包まれたリーンと共に水中から上がり、奥にある部屋へ向かうまでに、水竜は姿を変え、包まれていたリーンの『水泡』も消え、フールシアの腕の中にいた。
そのまま奥にある、高さの低い巨大なベットの上に降ろされる。
「…。」
「さっきのは誰だ」
ルークの事だ。
いつも一人でいるから…。
誰かが側にいることなんて無かったから、フールシアは訪ねて来るのだろう。
何て答えればいい…。
リーンはうつ向きながら、答えた。
「今、一緒に旅をしている仲間だ」
本当の事だ…。
「そんな顔をして、ただの仲間なのか?」
フールシアに顎を持たれ、上を向かされ視線が合う。
どんな顔をしているかなんて、わからない…。
「まあ、いい…。おいおい聞かせてもらう…」
そう言って『魔力の交合』をするために、フールシアは口付けてきた。
自分でもわからない存在位置を、答えられる訳がない…。
『魔力の交合』の後の戯れが、気だるかった。
ルークの叫び声と姿が、脳裏に焼き付いたまま消えてくれない…。
リーンはフールシアのされるがままに、身体を明け渡していた。
「…気乗りしないみたいだな。…少し趣向を変えよう」
フールシアが珍しくそんなことを言って、洞窟の外に向かって、『水泡』を放った。
別段何が起こるわけでもなく、フールシアは背後からリーンを穿ち突き上げる。
「んっっ…あっ…あっ…」
フールシアはリーンの首筋に口付け、耳元で囁く。
「何か別の事を考えているな…」
「…。」
「ココにいる間は俺を見ろ…」
そう言って両胸の突起をきつく摘ままれた。
「あああっっ…」
なぜか分からないが、涙が溢れてきた。
何で!どうして!
もうどうしたら良いのかわからない…。
フールシアに背後から抱えられ、楔を打ち込まれ、上下に動かせれ、動くたびリーンの髪が揺れ、声が上がる。
「あっ…あっ…あんっ…んんんっ…」
考えることに疲れたリーンの思考は止まっていた。
フールシアが突然動きを止め、右手をリーンの前方に掲げる。
「『移動』」
そんな風に聞こえたかと思ったら、リーンの目の前にルークがいた。
「「!?」」
何が起こったのか、驚いているルークとリーンを見て、フールシアはニヤリと笑う。
「リーン。お前の可愛いところを見せてやれ」
そう言って、フールシアはリーンの両ひざ裏を掴み、左右に開いた。
リーンは我に返り、蜜を溢しながら勃ち上がっているモノを両手で隠し、涙を溢した。
「嫌っ!見ないで!」
こんな姿をルークには見られたくなかった。
欲情して、身体を繋げて、男を欲しがっている姿なんて見せてくなかった。
悲しくて、涙が止まらない…。
ルークは固まったまま、じっとリーンを見ている。
「…抱かせてないのか?」
二人の様子を見ていたフールシアが、不思議そうに笑う。
「…そんな…関係じゃ…ない…って…」
ルークの視線に曝されながら、恥ずかしくて、しどろもどろで答える。
「ふ~ん」
フールシアは納得しかねない感じで、ルークを見る。
「リーンが苦しそうだから、お前が慰めてやれ」
「ちょっと!何を言って!」
何を言い出すんだ!
この状況で、どう慰めるって!
ルークは顔を赤くして、操られたかのようにリーンに近付いて来て、顔を近づけてきた。
「ちょっとルーク!んっ…っ…」
ルークに口付けられ、口内に舌が侵入してきて、絡まり合う。
角度を変えられながら口内を蹂躙される。
「んっ…っ…んっ…つっ…んっっ…」
…気持ちがいい…思考が…溶ける…。
唇が離され、唾液が糸を作り、身体の力が抜け、背後のフールシアにもたれ掛かってしまう。
そう、まだ、フールシアは身体の中で固さを保ったまま…。
ルークはリーンが両手で隠している股間に顔を近付け、その隙間から見える濡れた茎に舌を這わす。
「あああっっ…!」
何度もイって敏感になっているソレは蜜を溢す。
「…ダメ…ルークが…ああっ…そんなことを…はぁ…んんっ…ダメ…」
そう言いながらも、リーンのモノはビクビクと震え、蜜を溢し、快楽から逃げようと腰が揺れ、中のフールシアを締め付ける。
外からと中からの刺激にリーンの身体が揺れだし、ルークにリーンの手が隠しているモノから、手を退けられた。
ルークの目の前に曝された、濡れて勃ち上がるモノに熱い視線を向けられ、身体が火照ってくる。
「…あっ…」
視観され、トロリと蜜が流れて、それをルークが舌で舐め取っていく。
「あああぁぁ…!」
ルークが前を咥え、舌先で刺激され、フールシアが後ろから突き上げてくる。
「あああっっ…あっ…あああっっ…あっ…あっ…あああっ…!」
…もう、快楽に身を委ねるしかなかった。
『水泡』に包まれたリーンと共に水中から上がり、奥にある部屋へ向かうまでに、水竜は姿を変え、包まれていたリーンの『水泡』も消え、フールシアの腕の中にいた。
そのまま奥にある、高さの低い巨大なベットの上に降ろされる。
「…。」
「さっきのは誰だ」
ルークの事だ。
いつも一人でいるから…。
誰かが側にいることなんて無かったから、フールシアは訪ねて来るのだろう。
何て答えればいい…。
リーンはうつ向きながら、答えた。
「今、一緒に旅をしている仲間だ」
本当の事だ…。
「そんな顔をして、ただの仲間なのか?」
フールシアに顎を持たれ、上を向かされ視線が合う。
どんな顔をしているかなんて、わからない…。
「まあ、いい…。おいおい聞かせてもらう…」
そう言って『魔力の交合』をするために、フールシアは口付けてきた。
自分でもわからない存在位置を、答えられる訳がない…。
『魔力の交合』の後の戯れが、気だるかった。
ルークの叫び声と姿が、脳裏に焼き付いたまま消えてくれない…。
リーンはフールシアのされるがままに、身体を明け渡していた。
「…気乗りしないみたいだな。…少し趣向を変えよう」
フールシアが珍しくそんなことを言って、洞窟の外に向かって、『水泡』を放った。
別段何が起こるわけでもなく、フールシアは背後からリーンを穿ち突き上げる。
「んっっ…あっ…あっ…」
フールシアはリーンの首筋に口付け、耳元で囁く。
「何か別の事を考えているな…」
「…。」
「ココにいる間は俺を見ろ…」
そう言って両胸の突起をきつく摘ままれた。
「あああっっ…」
なぜか分からないが、涙が溢れてきた。
何で!どうして!
もうどうしたら良いのかわからない…。
フールシアに背後から抱えられ、楔を打ち込まれ、上下に動かせれ、動くたびリーンの髪が揺れ、声が上がる。
「あっ…あっ…あんっ…んんんっ…」
考えることに疲れたリーンの思考は止まっていた。
フールシアが突然動きを止め、右手をリーンの前方に掲げる。
「『移動』」
そんな風に聞こえたかと思ったら、リーンの目の前にルークがいた。
「「!?」」
何が起こったのか、驚いているルークとリーンを見て、フールシアはニヤリと笑う。
「リーン。お前の可愛いところを見せてやれ」
そう言って、フールシアはリーンの両ひざ裏を掴み、左右に開いた。
リーンは我に返り、蜜を溢しながら勃ち上がっているモノを両手で隠し、涙を溢した。
「嫌っ!見ないで!」
こんな姿をルークには見られたくなかった。
欲情して、身体を繋げて、男を欲しがっている姿なんて見せてくなかった。
悲しくて、涙が止まらない…。
ルークは固まったまま、じっとリーンを見ている。
「…抱かせてないのか?」
二人の様子を見ていたフールシアが、不思議そうに笑う。
「…そんな…関係じゃ…ない…って…」
ルークの視線に曝されながら、恥ずかしくて、しどろもどろで答える。
「ふ~ん」
フールシアは納得しかねない感じで、ルークを見る。
「リーンが苦しそうだから、お前が慰めてやれ」
「ちょっと!何を言って!」
何を言い出すんだ!
この状況で、どう慰めるって!
ルークは顔を赤くして、操られたかのようにリーンに近付いて来て、顔を近づけてきた。
「ちょっとルーク!んっ…っ…」
ルークに口付けられ、口内に舌が侵入してきて、絡まり合う。
角度を変えられながら口内を蹂躙される。
「んっ…っ…んっ…つっ…んっっ…」
…気持ちがいい…思考が…溶ける…。
唇が離され、唾液が糸を作り、身体の力が抜け、背後のフールシアにもたれ掛かってしまう。
そう、まだ、フールシアは身体の中で固さを保ったまま…。
ルークはリーンが両手で隠している股間に顔を近付け、その隙間から見える濡れた茎に舌を這わす。
「あああっっ…!」
何度もイって敏感になっているソレは蜜を溢す。
「…ダメ…ルークが…ああっ…そんなことを…はぁ…んんっ…ダメ…」
そう言いながらも、リーンのモノはビクビクと震え、蜜を溢し、快楽から逃げようと腰が揺れ、中のフールシアを締め付ける。
外からと中からの刺激にリーンの身体が揺れだし、ルークにリーンの手が隠しているモノから、手を退けられた。
ルークの目の前に曝された、濡れて勃ち上がるモノに熱い視線を向けられ、身体が火照ってくる。
「…あっ…」
視観され、トロリと蜜が流れて、それをルークが舌で舐め取っていく。
「あああぁぁ…!」
ルークが前を咥え、舌先で刺激され、フールシアが後ろから突き上げてくる。
「あああっっ…あっ…あああっっ…あっ…あっ…あああっ…!」
…もう、快楽に身を委ねるしかなかった。
2
お気に入りに追加
39
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(1件)
あなたにおすすめの小説


だが断る!
砂月ちゃん
恋愛
恋愛小説に出てくる《元平民で貴族になったばかりの下位貴族の令嬢》の面倒を王族や高位貴族の令息に任せるのって、おかしくありません?
【卒業パーティーで婚約破棄する奴って本当にいるんだ】に出てくる殿下の話。
国立ユイナーダ学園高等部②〜どうやら私の事を勘違いしているようですね
砂月ちゃん
恋愛
国立ユイナーダ学園を舞台にしたオムニバス作品
前作に出て来たあの人のその後の話。
国立ユイナーダ学園高等部シリーズ②

国立ユイナーダ学園高等部⑧〜どうやら私は攻略対象だったらしい
砂月ちゃん
恋愛
国立ユイナーダ学園高等部に転入して来た自称『ヒロインで聖女』彼女は何者だったのか?
乙女ゲームの概念がない世界でヒロイン(笑)がやらかしたらこうなりました。
現地民視点
国立ユイナーダ学園高等部シリーズ⑧

悪役令嬢が天使すぎるとか、マジ勘弁ッ!!
灰路 ゆうひ
恋愛
それは、よくある断罪シーン。
名門貴族学校の卒業パーティーを舞台に、王太子アーヴィンが涙ながらに訴える男爵令嬢メリアを腕に抱き着かせながら、婚約者である侯爵令嬢クララマリアを卑劣ないじめの嫌疑で追及しようとしていた。
ただ、ひとつ違うところがあるとすれば。
一見悪役令嬢と思われる立ち位置の侯爵令嬢、クララマリアが、天使すぎたということである。
※別の投稿サイト様でも、同時公開させていただいております。

魅了アイテムを使ったヒロインの末路
クラッベ
恋愛
乙女ゲームの世界に主人公として転生したのはいいものの、何故か問題を起こさない悪役令嬢にヤキモキする日々を送っているヒロイン。
何をやっても振り向いてくれない攻略対象達に、ついにヒロインは課金アイテムである「魅惑のコロン」に手を出して…

『真実の愛』謝罪会見
miyumeri
恋愛
「本日はお足元の悪い中、お集まりいただき誠にありがとうございます。」
司会者の定番挨拶から始まる謝罪会見。
この会見、無事に終わることができるのか?!
今回は全て口語体で書いてみました。
「」だらけで読みづらさこの上なし
さらに相変わらず一話完結、長文疲れ目必須の作品です。
もしお時間ございましたら、お読みいただけたら幸いです。
よろしくお願いします。

ヒロイン様、こちらをお読みいただけますか?
miyumeri
恋愛
ゲームの世界に転生したヒロイン。逆ハー狙いで頑張ってるけど、悪役令嬢に呼び出され なんだか怪しい雲行きに。
初めての投稿です。
本当に初めて小説(のようなもの)を書きました。
優しい心持でお読みいただければ幸いです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
面白(*´∇`*)"
疑惑の悪役令嬢??の正体…。
実は☆で○○とかw
先輩の誤解(ヒロインwにつかれた嘘)は解けましたが…フラフラ退場前に…謝罪して退場しないで大丈夫?と先輩に耳打ちしたい←追い打ち?w
この作品に対する初めての感想をいただきました。
ありがとうございます♪
そうなんですよね。
その後、レオルがどうなったかはシリーズを読み続けていくとわかります。