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侵略の翠
侵略の翠 ⑤
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ー〈スーパーロボβコクピット〉ー
副隊長Ꭲ「スーパーロボβ攻撃開始!!」
部下Y「了解!!」
ゴゾバモンスから200m手前に着陸したスーパーロボβは右手上腕に装備された、スーパーガンを発射し触腕を破壊した!
部下Y「よっしゃ効いてる!」
副隊長Ꭲ「油断するな!」
次は左手上腕に装填してある、新開発のアンプル弾をスーパーガンでゴゾバモンスの根本に向けて発射する。
すると思惑通り、ゴゾバモンスの根本はどんどん腐り始めた。
ー〈SFaK CP〉ー
部下E「《ヨシ!》」
[newpage]
ー〈隊長・俺氏〉ー
スーパーロボβ到着を確認した俺氏達は、直ぐに特殊車両で現場から離れていた。
あまり近くにいたらスーパーロボβとゴゾバモンスの戦闘に巻き込まれるからだ。
部下Aは大丈夫だと言っていたが、足を怪我したらしくいつもより動きが鈍い…
なので特殊車両の運転は隊長の俺氏がしている。
部下A「すみません、隊長に運転させちゃって… 」
俺氏「気にするな。
それよりモニターのチェック頼むぞ!
植物怪獣と戦うのは初めてだ。
何が起こるか解らないからな。」
部下A「了解!」
スーパーロボβᎷod.2とゴゾバモンスの戦いを特殊車両車内で監視する俺氏と部下A。
戦いは順調のようで、いまのところ問題はなさそうだ。
だが油断はならない。
PPPPPP
部下A「スーパーロボβから、11時の方向3㎞地点に熱源反応!」
俺氏「よりよって反対側か!
《こちらSFaK!〇〇地区に熱源反応!
至急付近の人員に避難指示を!!》」
幸いなのはそこはすでに避難区域内なので、警備をしている防衛隊員か警察しかいないので避難するのが容易だという事だ。
CCP(中央指揮所)「《こちらCCP了解。》」
俺氏「俺達は現場へ向かうぞ!」
部下A「了解!」
[newpage]
ー〈同時刻 スーパーロボβコクピット〉ー
アルファン「[11時の方向〇〇地区に熱源反応。
すでに隊長とAさんが、特殊車両で現場に向かってます。]」
副隊長Ꭲ「熱源反応?まさか!?
《隊長!気をつけてください!!
ゴゾバモンスは根を通じて、別個体を造りだした可能性が!!》」
部下Y「!?」
俺氏「《その可能性は高いな!
大丈夫だ、無理はしない。
そっちも気をつけろよ。》」
部下Y「《ゴゾバモンス、なるべく早く倒します!
無理せんといてください!!》」
俺氏「《そっちも無理するなよ!》」
「「了解!」」
おそらく副隊長Ꭲの予想は、当たっているだろう。
植物が根を張り、とんでもない場所に芽を出すのはあり得る事だ。
ましてや相手は植物怪獣、何が起こっても不思議ではない。
隊長は『無理はしない。』と言っていたがあの性格だ、絶対無理するに違いない。
なるべく早くこちらのゴゾバモンスを倒して、隊長達の方へ向かうしかない。
副隊長Ꭲ「ゴゾバモンスの根本に向けて、多目的スーパーレーザー収束モードで発射!」
部下Y「Wilco!多目的スーパーレーザー発射!!」
BEEEEeeee
スーパーロボβᎷod.2の左肩に載せた多目的レーザーが、ゴゾバモンスの根を焼き切る。
ゴゾバモンス《グギャー!!》
副隊長Ꭲ「スーパーファイヤ発射!」
部下Y「スーパーファイヤ発射!!」
スーパーロボβの胸にあるライオンの口が開き、主砲のスーパーファイヤが放たれゴゾバモンスは焼き払われた。
部下Y「やった!」
副隊長Ꭲ「いや…あれでは、爆発の質量が小さい!
外側だけ残して移動したに違いない。
本体は途中で逃走したのだろう… 」
部下Y「ちゅう事は隊長とAさんが向かった熱源って!」
副隊長Ꭲ「スーパーロボβ攻撃開始!!」
部下Y「了解!!」
ゴゾバモンスから200m手前に着陸したスーパーロボβは右手上腕に装備された、スーパーガンを発射し触腕を破壊した!
部下Y「よっしゃ効いてる!」
副隊長Ꭲ「油断するな!」
次は左手上腕に装填してある、新開発のアンプル弾をスーパーガンでゴゾバモンスの根本に向けて発射する。
すると思惑通り、ゴゾバモンスの根本はどんどん腐り始めた。
ー〈SFaK CP〉ー
部下E「《ヨシ!》」
[newpage]
ー〈隊長・俺氏〉ー
スーパーロボβ到着を確認した俺氏達は、直ぐに特殊車両で現場から離れていた。
あまり近くにいたらスーパーロボβとゴゾバモンスの戦闘に巻き込まれるからだ。
部下Aは大丈夫だと言っていたが、足を怪我したらしくいつもより動きが鈍い…
なので特殊車両の運転は隊長の俺氏がしている。
部下A「すみません、隊長に運転させちゃって… 」
俺氏「気にするな。
それよりモニターのチェック頼むぞ!
植物怪獣と戦うのは初めてだ。
何が起こるか解らないからな。」
部下A「了解!」
スーパーロボβᎷod.2とゴゾバモンスの戦いを特殊車両車内で監視する俺氏と部下A。
戦いは順調のようで、いまのところ問題はなさそうだ。
だが油断はならない。
PPPPPP
部下A「スーパーロボβから、11時の方向3㎞地点に熱源反応!」
俺氏「よりよって反対側か!
《こちらSFaK!〇〇地区に熱源反応!
至急付近の人員に避難指示を!!》」
幸いなのはそこはすでに避難区域内なので、警備をしている防衛隊員か警察しかいないので避難するのが容易だという事だ。
CCP(中央指揮所)「《こちらCCP了解。》」
俺氏「俺達は現場へ向かうぞ!」
部下A「了解!」
[newpage]
ー〈同時刻 スーパーロボβコクピット〉ー
アルファン「[11時の方向〇〇地区に熱源反応。
すでに隊長とAさんが、特殊車両で現場に向かってます。]」
副隊長Ꭲ「熱源反応?まさか!?
《隊長!気をつけてください!!
ゴゾバモンスは根を通じて、別個体を造りだした可能性が!!》」
部下Y「!?」
俺氏「《その可能性は高いな!
大丈夫だ、無理はしない。
そっちも気をつけろよ。》」
部下Y「《ゴゾバモンス、なるべく早く倒します!
無理せんといてください!!》」
俺氏「《そっちも無理するなよ!》」
「「了解!」」
おそらく副隊長Ꭲの予想は、当たっているだろう。
植物が根を張り、とんでもない場所に芽を出すのはあり得る事だ。
ましてや相手は植物怪獣、何が起こっても不思議ではない。
隊長は『無理はしない。』と言っていたがあの性格だ、絶対無理するに違いない。
なるべく早くこちらのゴゾバモンスを倒して、隊長達の方へ向かうしかない。
副隊長Ꭲ「ゴゾバモンスの根本に向けて、多目的スーパーレーザー収束モードで発射!」
部下Y「Wilco!多目的スーパーレーザー発射!!」
BEEEEeeee
スーパーロボβᎷod.2の左肩に載せた多目的レーザーが、ゴゾバモンスの根を焼き切る。
ゴゾバモンス《グギャー!!》
副隊長Ꭲ「スーパーファイヤ発射!」
部下Y「スーパーファイヤ発射!!」
スーパーロボβの胸にあるライオンの口が開き、主砲のスーパーファイヤが放たれゴゾバモンスは焼き払われた。
部下Y「やった!」
副隊長Ꭲ「いや…あれでは、爆発の質量が小さい!
外側だけ残して移動したに違いない。
本体は途中で逃走したのだろう… 」
部下Y「ちゅう事は隊長とAさんが向かった熱源って!」
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