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1-9 ○○を○○○○されるのが好きなのを知っているのは聖也しかいない

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誠也は涼介に信じてもらうにはどうすれば良いのか考えた。

そうだ。涼介と俺しか知らない事を話せばいい。

「涼介、お前と俺しか知らないい事を俺は知っている」

「○○を○○○○されるのが好きだろ?」

「そ、そんな。○○を○○○○されるのを俺が好きなのを知っているのは誠也しかいない」

「もっと知っているぞ。△△を△△△△されながら■■したことがあるだろ」

「ええー。めっちゃ恥ずかしい。もう言わないで。プレーの時の話はもういいよ」

「本当はこうやって言葉責めにされるのも好きだろ」

「ああー、やめてやめて。それ以上責められるとしたくなっちゃう。こんな見た目でも本当に中身は誠也なの?初めてあった日のことを覚えてる?」

「初めてあったのは雨の夜。涼介、お前が新宿駅のコインロッカーの前でボロボロになって倒れていた。それを拾ってきたのが始まりだ」

「やっぱり誠也だ。誠也に間違いない」

涼介は誠也と抱き合おうとしたが、やはりおじさんの見た目には抵抗がある。


 「誠也の体にはこのおじさんの中身が入っているって事?」

「どうやらそうらしい」とおじさんの姿をした誠也が言う。

「記憶喪失じゃないってこと?」

涼介は誠也の姿をした崇をにらんだ。

「いや、ワシもこの姿にいきなりなっててどうして良いのか分からずに……」

「だからおかしな事をしていた訳か」

「肉体が存在するってことは、なんとか元通りになるかもしれない」

「どうすればいい?」

「入れ替わった時みたいに二人とも気を失えばいいかもしれない」

「分かった」

「ワシは元に戻らなくてもいいよ。この体で問題ないし」

「何言ってるんだ!」と崇は涼介とおじさん誠也に押さえつけられた。

誠也の姿をした崇は後ろ手にガムテープで縛られ、足首もしっかりとガムテープで縛られた。

崇は身動きが取れない。

「涼介、フライパンで二人の後頭部を殴って気絶させてみてくれ」



「おれ、誠也の頭を殴るのは嫌だよ」

「じゃあ俺がやる」

「やめてくれ。痛いのは嫌だ」と崇が叫ぶが誠也は元の体に戻るために必死だ。
フライパンを振りかぶって殴るとパコンと音がした。

「痛たい。やめてくれー」と崇は叫ぶ。

「これくらいじゃ弱いのか」

誠也はもう一度フライパンを振り上げて、誠也の姿をした崇の後頭部に叩きつけた。

パコーンという音がして崇は気絶した。

「じゃあ俺も頼む」と誠也は涼介にフライパンを渡した。

「分かった。誠也ごめん」

パコーンと音がしておじさんの姿をした聖也も気絶した。
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