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ビール買ってきて

今舐めて

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僕は大島の胸の中に顔を埋めて幸せな気分に浸っていた。

しかし、トライアスロン後の体は限界を迎えていた。

出してしまった影響もあるかもしれない。

眠くなってきたのだ。

僕は夢心地の中で大島に感謝の言葉を述べた。

「今日はありがとう。よかったら、今度、僕もあそこ舐めてあげるから・・・いっぱい」

そう言って僕は眠りに落ちそうだった。

しかし、大島の体が火照ってくるのが分かった。

「い、今おねがいしていい?」

「え?」

「い、今舐めて」

大島は恥ずかしそうに顔を横に向けた。

僕の頭は一気に覚醒した。

柔らかくなった大島の体を押し広げて、太ももの間に顔を近づけた。

最初の感想は何も匂わない。

だった。

大島はもう風呂に入っていた。

僕はパンティを暗闇の中でずらすと、真っ暗で何も見えない股の間に顔を埋めた。

そこはすでにビシャビシャだった。

ヌルヌルとする無味無臭の液体が溢れていた。

僕は丹念に押し広げるように舌で刺激した。

「ん、ん、んー」

大島は早くも軽く果てた。

相当いきやすい体質なのだろう。

僕は丁寧に扱った。

まるでプリンをスプーンを使わずに食べるように舌先を使った。

そこは立体的だったし、柔らかくなっていたし、奥深かった。

何度か大島がイッた後僕は尋ねた。

「入れたらどうなる?」

「すぐイッちゃう」

「入れてもいい?」

「ダメ」

「なんで?」

「だって・・・」

大島が本気で入れたらいけないと言っているのか、本当は入れて欲しいと思っているのか僕には分からなかった。

入れようとおもえば入れれた。

だけど今回、僕は入れないことにした。

もし入れてしまったら大島がずっと悩んでしまう気がしたからだ。

大島はここで何とか食いしばって一線を超えないようにしているように思えた。

「じゃあやめとく」

大島は小さく頷いた。

僕は大島を、もう一度ィかせてから、隣に寝転がり、肩を強く抱き寄せた。

胸に手を当てた。

とても居心地がよかった。

そうしていると、僕はいつの間にか寝てしまっていた。

朝、目覚めると大島はいなくなっていた。

朝日が眩しくて、頭が混乱した。昨日の事は夢だったのではないかとさえ思えた。

僕は重い頭と疲れ切った体を引きづりながら洗面台に向かった。

鏡の向こうの僕は酷く疲れていて、何か一つ罪を犯してしまった罪人のように思えた。

よく見ると、首筋や胸に無数のキスマークが付いていた。

これらのキスマークについてしばらく考えてみた。

愛撫していた時に興奮した大島に付けられたのだろうか。

いや、そうではなく、僕が寝ている間に大島が付けたものだという結論にいたった。
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