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小説家 角田光代さん 「心ゆさぶる物語を」

YouTubeには小説を書くのに参考になる動画も結構あるのでぜひ参考にしてみてください。

YouTubeでは次々に関連のおすすめの動画が出てきます。

そこでぐうぜん出てきたのがタイトルに書いた角田光代さんの動画です。

 角田さんは有名なものでは「八日目の蝉」を書かれています。


この動画を見て心に残ったことを覚書しておきます。

すぐ忘れちゃうから。



小説を書くのは肉体労働

角田さんは週一でボクシングジムに通って体力をつけているそうです。小説を書くのは頭脳労働ではなく、肉体労働だそうです。やはりプロの作家が言う言葉には重みがありますね。確かに、文章を書くのは打たれても打たれても書き続ける肉体労働なのかもしれません。



角田さんは編集者さんに言われた言葉で転機が訪れたそうです。

「これからは読者が次々とページをめくりたくなるような作品を書きましょう」

それまでは人には書けないような比喩で表現する事がいい作品を作ることだと思っていたのが、この言葉でガラリと変わって人気作品を連発するようになったそうです。次々にページをめくりたくなるような作品なんて書こうと思ってもそう簡単に書けるものではありません。やはりそれまでの下積みがあったからこそできるのでしょうけど、それまでは自分のこだわりに固執して書かれていたんでしょうね。何かがきっかけで良くなるという事は凄いですね。


小説は大人になって急に読めるようになるものじゃない。

角田さんによると小説は子供の頃から楽しんでいないと急に大人になって読めるものじゃないそうです。確かにそれはあるかもしれません。文章を頭の中で変換して理解するという作業は一種の訓練なのかもしれませんね。そういう作業をすることによって小説という素晴らしい世界に触れることができるわけです。

次の世代にもそういった素晴らしい世界を経験してもらって、素晴らしい世界を作って欲しいそうです。