22 / 31
第一章 2代目時の神子 ユーリ
メイリラルド歴611年(3)
しおりを挟む
4人を召喚して2ヶ月経った、4人は騎士団長から剣術を習ったり、魔術師として指導できるメリアが魔術を教えたり座学を教えている。剣術は王宮内最奥にある中庭で行われているから私の執務室からも見えておもしろい、今も丁度騎士団長のラックスさんと和樹が戦っている…あ、和樹負けた。
「彼らも中々強くなっているね」
「和樹と里奈は剣道を習っていたから特に強いわね、真人と恵理は魔術に適合しているとメリアが言っていたし…バランスが取れてるわ」
最近はラックスさんに連れられて実戦もしているし…小説と違って魔王城目指して旅に出る訳じゃないから、って言った時の和樹と里奈の落ち込みようには苦笑いしか出なかった。
当時を思い出していたら懐かしい声が聞こえた。
『母上!』
「ラト?どうしたの?」
『そっちに歪み起きてないっ?』
「起きて…」
―――キーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!―――
「…起きたわ」
『その歪みは広がるんだ、早くしないとまずいっ』
歪みの場所は…ここ!?
「どこに歪みがあるのよ!」
「上だ!!」
ルドの声に窓を開け上を見るとそこには大きい歪みと落ちてくる魔物が見えた。
「まずい!」
窓から中庭に飛び降りる、ここは3階?そんなの知らないわよ!
「ルド、魔物をお願い!」
「了解!」
降ってくる魔物の背を蹴って飛ぶ、歪みが近くなった今!
《――閉鎖――》
神子にしか使えない魔術を唱えた瞬間歪みは消えていった、落ちるとともに下を向くと魔物も倒されていた。
「優莉が落ちてくる!?」
「ど、どうするの!?」
慌てているところ申し訳ないのだけど…瞬間移動するから無事に着地出来るのよね。
「神子にしか瞬間移動使えないなんて不公平だ」
そんなこと言われてもな…。
『無事に倒せたみたいだね』
「ラトルク、これはどういうことなの」
『ついさっき魔王と会ったんだ』
「はぁ!?」
どういうこと!?魔王と会った!?
『歪みが出たから直しに行ったら魔王がいたんだ…自分は歪みを操れるって、そう言ってたんだ。信用していないだろうから今から神子のもとに歪みを発生させるって言って姿を消した』
「なるほど…そして言葉通りに歪みが発生したわけね、チームの人達は知っているの?」
『いや…言ってない』
「そう…魔王が貴方の顔を覚えた時点で貴方を含めチームメンバーにも危険が及ぶ場合があるわ、だからといって貴方一人では母として心配だから…必要だったらチームメンバーにも事情を話してもいいわ、判断はラトルクに任せます」
『…了解しました』
「ラト、無理はしないで」
『はい、ありがとうございます母上』
通信魔法が切れた。時々手紙が届くけど歪み以外のことは詳しく書かないから少し心配だったけどあの様子じゃあ事情を話していないこと以外では大丈夫そうね、そう思っていたら里奈が話しかけてきた。
「ねぇ優莉、今会話してた人が息子?」
「そうよ、息子のラトルク…今は仕事半分で世界を旅しているの。ラトルクは父親似だから里奈の大好きな美形よ」
「ホント!?」
「里奈は本当に美形好きだね」
恵理の言葉に同感だわ…。
「ここに来てから周りの人は美形ばかりで驚いたよ!陛下もレイダリアさんもルドレイクさんもラックスさんも美形!!男だけでなく女の人も美人すぎて毎日が眩しい…」
「……」
男と言えばいいのかしら。
「特に優莉とルドレイクさんが並んでいるとクールで爽やかなオーラが…」
「クール?」
「二人ともクールな美形、なんというか…世界を見ている人の目をしてるの」
まぁ…世界を見るのが仕事だから。里奈の話を呆れたように聞いていた私と恵理は魔物回収が終わってアランシスも追加してこっちに歩いてきたルド達に気付いた。
「ユーリのお陰で破損も死傷者も出なかった」
「急いで城全体に結界を張ったから、感謝するならラトに言って…ラトから通話が来なかったら破壊されてたわ」
「それについてはルドレイクかも聞いた…魔王の行動は段々と大きくなっている」
「魔王は歪みが操れる…一刻も早く魔王を倒さないと」
魔王が復活とともに言ったこと『2年待つ』この言葉を覚えているなら、来年には必ず動いてくる…4人も力を付けているし…大丈夫だということを祈るしか無いわね。
* * *
あれから一ヶ月、私のもとにラトから手紙が届いた。
”母上へ
港町レイトルに到着し、当分の間は滞在する予定です。僕は未だ皆に話していない状況です、チームメンバーで魔術師のアイルという人に怪しまれて入るけど…そこは特に気にしていませんが他に一つ、彼女…歪みが見えている可能性があります。試しに歪みを見つけて彼女の動向を観察していたら歪みを認識しているような動きを見せました。彼女は今レイトルの二つ隣にあるヴィーラに滞在していて別行動を取っています、4日後に村を出るようなので調査をお願いしたいです。彼女が到着次第、彼女だけでも話そうと思っています。
皆には今の関係でいたいから…まだ話すには無理、ごめんなさい。 ラトルクより”
…なるほどね、ヴィーラに滞在中のアイルという子に接触してレイトルまで一緒に行く、その途中に歪みが見えているのかを調査する…歩いて旅するとか面白そうだからやろう。
「ルド」
「やるだろう?」
「もちろん、さっそく陛下に許可を」
そう言って私達は部屋を出た。
無事に許可が出てさっそく準備に取り掛かりラトルクに手紙を出した。
”ラトルクへ
陛下からの許可も出たから彼女が村を出る1日前から接触、その後レイトルまで行くわ。レイトルに行ったらラトルクに会いに行くわね、歩いて旅なんて初めてだから楽しみよ! 母より”
こうして私とルドは出張に出たのだった。
「彼らも中々強くなっているね」
「和樹と里奈は剣道を習っていたから特に強いわね、真人と恵理は魔術に適合しているとメリアが言っていたし…バランスが取れてるわ」
最近はラックスさんに連れられて実戦もしているし…小説と違って魔王城目指して旅に出る訳じゃないから、って言った時の和樹と里奈の落ち込みようには苦笑いしか出なかった。
当時を思い出していたら懐かしい声が聞こえた。
『母上!』
「ラト?どうしたの?」
『そっちに歪み起きてないっ?』
「起きて…」
―――キーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!―――
「…起きたわ」
『その歪みは広がるんだ、早くしないとまずいっ』
歪みの場所は…ここ!?
「どこに歪みがあるのよ!」
「上だ!!」
ルドの声に窓を開け上を見るとそこには大きい歪みと落ちてくる魔物が見えた。
「まずい!」
窓から中庭に飛び降りる、ここは3階?そんなの知らないわよ!
「ルド、魔物をお願い!」
「了解!」
降ってくる魔物の背を蹴って飛ぶ、歪みが近くなった今!
《――閉鎖――》
神子にしか使えない魔術を唱えた瞬間歪みは消えていった、落ちるとともに下を向くと魔物も倒されていた。
「優莉が落ちてくる!?」
「ど、どうするの!?」
慌てているところ申し訳ないのだけど…瞬間移動するから無事に着地出来るのよね。
「神子にしか瞬間移動使えないなんて不公平だ」
そんなこと言われてもな…。
『無事に倒せたみたいだね』
「ラトルク、これはどういうことなの」
『ついさっき魔王と会ったんだ』
「はぁ!?」
どういうこと!?魔王と会った!?
『歪みが出たから直しに行ったら魔王がいたんだ…自分は歪みを操れるって、そう言ってたんだ。信用していないだろうから今から神子のもとに歪みを発生させるって言って姿を消した』
「なるほど…そして言葉通りに歪みが発生したわけね、チームの人達は知っているの?」
『いや…言ってない』
「そう…魔王が貴方の顔を覚えた時点で貴方を含めチームメンバーにも危険が及ぶ場合があるわ、だからといって貴方一人では母として心配だから…必要だったらチームメンバーにも事情を話してもいいわ、判断はラトルクに任せます」
『…了解しました』
「ラト、無理はしないで」
『はい、ありがとうございます母上』
通信魔法が切れた。時々手紙が届くけど歪み以外のことは詳しく書かないから少し心配だったけどあの様子じゃあ事情を話していないこと以外では大丈夫そうね、そう思っていたら里奈が話しかけてきた。
「ねぇ優莉、今会話してた人が息子?」
「そうよ、息子のラトルク…今は仕事半分で世界を旅しているの。ラトルクは父親似だから里奈の大好きな美形よ」
「ホント!?」
「里奈は本当に美形好きだね」
恵理の言葉に同感だわ…。
「ここに来てから周りの人は美形ばかりで驚いたよ!陛下もレイダリアさんもルドレイクさんもラックスさんも美形!!男だけでなく女の人も美人すぎて毎日が眩しい…」
「……」
男と言えばいいのかしら。
「特に優莉とルドレイクさんが並んでいるとクールで爽やかなオーラが…」
「クール?」
「二人ともクールな美形、なんというか…世界を見ている人の目をしてるの」
まぁ…世界を見るのが仕事だから。里奈の話を呆れたように聞いていた私と恵理は魔物回収が終わってアランシスも追加してこっちに歩いてきたルド達に気付いた。
「ユーリのお陰で破損も死傷者も出なかった」
「急いで城全体に結界を張ったから、感謝するならラトに言って…ラトから通話が来なかったら破壊されてたわ」
「それについてはルドレイクかも聞いた…魔王の行動は段々と大きくなっている」
「魔王は歪みが操れる…一刻も早く魔王を倒さないと」
魔王が復活とともに言ったこと『2年待つ』この言葉を覚えているなら、来年には必ず動いてくる…4人も力を付けているし…大丈夫だということを祈るしか無いわね。
* * *
あれから一ヶ月、私のもとにラトから手紙が届いた。
”母上へ
港町レイトルに到着し、当分の間は滞在する予定です。僕は未だ皆に話していない状況です、チームメンバーで魔術師のアイルという人に怪しまれて入るけど…そこは特に気にしていませんが他に一つ、彼女…歪みが見えている可能性があります。試しに歪みを見つけて彼女の動向を観察していたら歪みを認識しているような動きを見せました。彼女は今レイトルの二つ隣にあるヴィーラに滞在していて別行動を取っています、4日後に村を出るようなので調査をお願いしたいです。彼女が到着次第、彼女だけでも話そうと思っています。
皆には今の関係でいたいから…まだ話すには無理、ごめんなさい。 ラトルクより”
…なるほどね、ヴィーラに滞在中のアイルという子に接触してレイトルまで一緒に行く、その途中に歪みが見えているのかを調査する…歩いて旅するとか面白そうだからやろう。
「ルド」
「やるだろう?」
「もちろん、さっそく陛下に許可を」
そう言って私達は部屋を出た。
無事に許可が出てさっそく準備に取り掛かりラトルクに手紙を出した。
”ラトルクへ
陛下からの許可も出たから彼女が村を出る1日前から接触、その後レイトルまで行くわ。レイトルに行ったらラトルクに会いに行くわね、歩いて旅なんて初めてだから楽しみよ! 母より”
こうして私とルドは出張に出たのだった。
0
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説
クラス転生あるあるで1人追放になって他の勇者は旅立ったけど私達はのんびりしますがのんびり出来なそうです
みさにゃんにゃん
ファンタジー
よくラノベの定番異世界転移のクラス転移で王様がある男子…黒川君を国外追放した。
理由はあるある展開で「雑魚スキルだから出てけ」ということで黒川君はドナドナされて残ったメンバーは勇者として直ぐに魔物討伐の旅に出されたが私達はのんびりしようと思います。
他のキャラのサイド話が間に入りますので悪しからず
更新は11時〜12時か20時〜21時のどちらかです。
止まってる場合は貯めてた話が追いついた時です
ちょっと神様!私もうステータス調整されてるんですが!!
べちてん
ファンタジー
アニメ、マンガ、ラノベに小説好きの典型的な陰キャ高校生の西園千成はある日河川敷に花見に来ていた。人混みに酔い、体調が悪くなったので少し離れた路地で休憩していたらいつの間にか神域に迷い込んでしまっていた!!もう元居た世界には戻れないとのことなので魔法の世界へ転移することに。申し訳ないとか何とかでステータスを古龍の半分にしてもらったのだが、別の神様がそれを知らずに私のステータスをそこからさらに2倍にしてしまった!ちょっと神様!もうステータス調整されてるんですが!!
俺のスキル『性行為』がセクハラ扱いで追放されたけど、実は最強の魔王対策でした
宮富タマジ
ファンタジー
アレンのスキルはたった一つ、『性行為』。職業は『愛の剣士』で、勇者パーティの中で唯一の男性だった。
聖都ラヴィリス王国から新たな魔王討伐任務を受けたパーティは、女勇者イリスを中心に数々の魔物を倒してきたが、突如アレンのスキル名が原因で不穏な空気が漂い始める。
「アレン、あなたのスキル『性行為』について、少し話したいことがあるの」
イリスが深刻な顔で切り出した。イリスはラベンダー色の髪を少し掻き上げ、他の女性メンバーに視線を向ける。彼女たちは皆、少なからず戸惑った表情を浮かべていた。
「……どうしたんだ、イリス?」
アレンのスキル『性行為』は、女性の愛の力を取り込み、戦闘中の力として変えることができるものだった。
だがその名の通り、スキル発動には女性の『愛』、それもかなりの性的な刺激が必要で、アレンのスキルをフルに発揮するためには、女性たちとの特別な愛の共有が必要だった。
そんなアレンが周りから違和感を抱かれることは、本人も薄々感じてはいた。
「あなたのスキル、なんだか、少し不快感を覚えるようになってきたのよ」
女勇者イリスが口にした言葉に、アレンの眉がぴくりと動く。
転生してギルドの社畜になったけど、S級冒険者の女辺境伯にスカウトされたので退職して領地開拓します。今更戻って来いって言われてももう婿です
途上の土
ファンタジー
『ブラック企業の社畜」ならぬ『ブラックギルドのギル畜』 ハルトはふとしたきっかけで前世の記憶を取り戻す。
ギルドにこき使われ、碌に評価もされず、虐げられる毎日に必死に耐えていたが、憧れのS 級冒険者マリアに逆プロポーズされ、ハルトは寿退社(?)することに。
前世の記憶と鑑定チートを頼りにハルトは領地開拓に動き出す。
ハルトはただの官僚としてスカウトされただけと思っていたのに、いきなり両親に紹介されて——
一方、ハルトが抜けて彼の仕事をカバーできる者がおらず冒険者ギルドは大慌て。ハルトを脅して戻って来させようとするが——
ハルトの笑顔が人々を動かし、それが発展に繋がっていく。
色々問題はあるけれど、きっと大丈夫! だって、うちの妻、人類最強ですから!
※中世ヨーロッパの村落、都市、制度等を参考にしておりますが、当然そのまんまではないので、史実とは差異があります。ご了承ください
※カクヨムにも掲載しています。現在【異世界ファンタジー週間18位】
勘当貴族なオレのクズギフトが強すぎる! ×ランクだと思ってたギフトは、オレだけ使える無敵の能力でした
赤白玉ゆずる
ファンタジー
【10/23コミカライズ開始!】
『勘当貴族なオレのクズギフトが強すぎる!』のコミカライズが連載開始されました!
颯希先生が描いてくださるリュークやアニスたちが本当に素敵なので、是非ご覧になってくださいませ。
【第2巻が発売されました!】
今回も改稿や修正を頑張りましたので、皆様どうぞよろしくお願いいたします。
イラストは蓮禾先生が担当してくださいました。サクヤとポンタ超可愛いですよ。ゾンダールもシブカッコイイです!
素晴らしいイラストの数々が載っておりますので、是非見ていただけたら嬉しいです。
【ストーリー紹介】
幼い頃、孤児院から引き取られた主人公リュークは、養父となった侯爵から酷い扱いを受けていた。
そんなある日、リュークは『スマホ』という史上初の『Xランク』スキルを授かる。
養父は『Xランク』をただの『バツランク』だと馬鹿にし、リュークをきつくぶん殴ったうえ、親子の縁を切って家から追い出す。
だが本当は『Extraランク』という意味で、超絶ぶっちぎりの能力を持っていた。
『スマホ』の能力――それは鑑定、検索、マップ機能、動物の言葉が翻訳ができるほか、他人やモンスターの持つスキル・魔法などをコピーして取得が可能なうえ、写真に撮ったものを現物として出せたり、合成することで強力な魔導装備すら製作できる最凶のものだった。
貴族家から放り出されたリュークは、朱鷺色の髪をした天才美少女剣士アニスと出会う。
『剣姫』の二つ名を持つアニスは雲の上の存在だったが、『スマホ』の力でリュークは成り上がり、徐々にその関係は接近していく。
『スマホ』はリュークの成長とともにさらに進化し、最弱の男はいつしか世界最強の存在へ……。
どん底だった主人公が一発逆転する物語です。
※別小説『ぶっ壊れ錬金術師(チート・アルケミスト)はいつか本気を出してみたい 魔導と科学を極めたら異世界最強になったので、自由気ままに生きていきます』も書いてますので、そちらもどうぞよろしくお願いいたします。
ぐ~たら第三王子、牧場でスローライフ始めるってよ
雑木林
ファンタジー
現代日本で草臥れたサラリーマンをやっていた俺は、過労死した後に何の脈絡もなく異世界転生を果たした。
第二の人生で新たに得た俺の身分は、とある王国の第三王子だ。
この世界では神様が人々に天職を授けると言われており、俺の父親である国王は【軍神】で、長男の第一王子が【剣聖】、それから次男の第二王子が【賢者】という天職を授かっている。
そんなエリートな王族の末席に加わった俺は、当然のように周囲から期待されていたが……しかし、俺が授かった天職は、なんと【牧場主】だった。
畜産業は人類の食文化を支える素晴らしいものだが、王族が従事する仕事としては相応しくない。
斯くして、父親に失望された俺は王城から追放され、辺境の片隅でひっそりとスローライフを始めることになる。
ズボラ通販生活
ice
ファンタジー
西野桃(にしのもも)35歳の独身、オタクが神様のミスで異世界へ!貪欲に通販スキル、時間停止アイテムボックス容量無限、結界魔法…さらには、お金まで貰う。商人無双や!とか言いつつ、楽に、ゆるーく、商売をしていく。淋しい独身者、旦那という名の奴隷まで?!ズボラなオバサンが異世界に転移して好き勝手生活する!
若返ったおっさん、第2の人生は異世界無双
たまゆら
ファンタジー
事故で死んだネトゲ廃人のおっさん主人公が、ネトゲと酷似した異世界に転移。
ゲームの知識を活かして成り上がります。
圧倒的効率で金を稼ぎ、レベルを上げ、無双します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる