愛される者

kuro

文字の大きさ
上 下
6 / 7

第六話

しおりを挟む
階段を上がって、行くと77番と書かれたプレートがあった。

「ここかぁ、あけよう~。」ガチャ

うわぁ~、さすが一番高い部屋。高級品ばっかりだ。部屋も広いし、お風呂も広い。

ベットがある、ふかふかそうだな、飛び込んでもいいかな。よし

ボフン

うわぁ、ふかふかだ~、前の世界では布団一枚だけだったし、天国みたいだな。毎日ここに寝れるのか~、ここなら何も心配ないな。

おっと、宿をとれたのはいいけれども、ご飯はどうしよう。ここで食べれるのかな?聞いてみよう。

あっ、受付の人いた。

「あの、ここってご飯って食べられるんですか?」

「あっ、ええ食べれらるわよ。食堂にいくならその廊下を右に曲がったところにあるわよ。外で食べるのなら、ギルドの近くに食堂があったわよ。そこのご飯はおいしいわよ。ギルドの3つ手前よ。」

宿の中にもあるのか。外でもいいしな。今日は、この街についても知りたいし、外で食べるか。

「ありがとうございましゅ(⌒∇⌒)」

「(っ~かわいい~)いつでも聞いていいわよ//」

この街の人はやさしいな。よし行こう。

えっと確かあそこがギルドで、3つ前だから、あっここか。なんかいかにも食堂って感じだな。

にぎわってるな。冒険者の人が多いな。ガラの悪そうな顔をしているな。だけど、顔で判断しちゃだめだな。きょろきょろしていると、男の人が近づいてきた。

「なあ、君今さっきギルドに来ていた子だよな。こんなところで、どうしたんだ。飯食いに来たのか。」

いまさっき、ギルドにいた人かな。気にかけてくれるなんて優しい

「はい、そうでしゅ。」

「(やっぱ、可愛いな。ギルドでこの子が来てから、守りたいな~、とかいう奴も多いしな。こんなところで絡むやつもそういないだろうけど念のためな)そうか、こっちにこいよ、一緒にたべようぜ。」

助かった。こんなに人がいて、どうしようかなと思ってたんだ。
ついていくと、他に何人も人がいた。誰だろう。

「こいつらは、うちのパーティの奴らだ。自己紹介しよう。俺は、ギルだ」

「私はヒカリよ。」

「俺はバルドだ。よろしくな。」

「僕はジョンだよ。」

「俺は、ゴルバ、よろしく。」

「よろしくおねがいしましゅ。わたしはミレイでしゅ。2歳でしゅ。(⌒∇⌒)」

「「「「「(かわいい~)えっ2歳なの/なのか⁉」」」」」

「そうでしゅ。」

えっ、そんな驚くことなのか。普通は2歳でギルドに行ったりしないのか。どうしよう、なんて言い訳すればいいんだろう。まあ、その時考えればいいか。

「えっと、おなかすいたのでどうやって頼めばいいんでしゅかコテン。」

「(かわいい~。というかこの子お金持ってるのか)ああ、ここはベルを鳴らせば来てくれるぞ。」チリン

おお、本当だ。

「注文はなんですか。」

「えっと(メニューのこのハンバーグにしよう)このハンバーグでおねがいしましゅ。少し小さめでたのめましゅか?」

「はい、頼めますよ。それだけでいいですか。ではほかの方は何になさいますか?」

「俺はステーキで。」

「「なら俺も」」

「僕はAランチで」

「私はBランチをお願い。」

「かしこまりました」

うわぁ、ドキドキするな。この世界に来てから初めてのご飯だ。

「お待たせしました」

うわ、これはおいしそう。全員分届いたしたべよう。

「いただきましゅ。」パクッ

ん~おいしい。肉汁があふれでてきておいしい。

「おいしいでしゅ。こんなおいしい料理生まれてはじめて食べました。やわらかくて、2歳でも食べれましゅ。」

「「「「「(わぁ、そんなに食べれなかったの、かわいそう)よかったね/な」」」」」

その後も、いろんなことをしゃべりながら食事をしました。

しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

旦那様が多すぎて困っています!? 〜逆ハー異世界ラブコメ〜

ことりとりとん
恋愛
男女比8:1の逆ハーレム異世界に転移してしまった女子大生・大森泉 転移早々旦那さんが6人もできて、しかも魔力無限チートがあると教えられて!? のんびりまったり暮らしたいのにいつの間にか国を救うハメになりました…… イケメン山盛りの逆ハーです 前半はラブラブまったりの予定。後半で主人公が頑張ります 小説家になろう、カクヨムに転載しています

明智さんちの旦那さんたちR

明智 颯茄
恋愛
 あの小高い丘の上に建つ大きなお屋敷には、一風変わった夫婦が住んでいる。それは、妻一人に夫十人のいわゆる逆ハーレム婚だ。  奥さんは何かと大変かと思いきやそうではないらしい。旦那さんたちは全員神がかりな美しさを持つイケメンで、奥さんはニヤケ放題らしい。  ほのぼのとしながらも、複数婚が巻き起こすおかしな日常が満載。  *BL描写あり  毎週月曜日と隔週の日曜日お休みします。

女性が少ない世界へ異世界転生してしまった件

りん
恋愛
水野理沙15歳は鬱だった。何で生きているのかわからないし、将来なりたいものもない。親は馬鹿で話が通じない。生きても意味がないと思い自殺してしまった。でも、死んだと思ったら異世界に転生していてなんとそこは男女500:1の200年後の未来に転生してしまった。

私、異世界で監禁されました!?

星宮歌
恋愛
ただただ、苦しかった。 暴力をふるわれ、いじめられる毎日。それでも過ぎていく日常。けれど、ある日、いじめっ子グループに突き飛ばされ、トラックに轢かれたことで全てが変わる。 『ここ、どこ?』 声にならない声、見たこともない豪奢な部屋。混乱する私にもたらされるのは、幸せか、不幸せか。 今、全ての歯車が動き出す。 片翼シリーズ第一弾の作品です。 続編は『わたくし、異世界で婚約破棄されました!?』ですので、そちらもどうぞ! 溺愛は結構後半です。 なろうでも公開してます。

サラシがちぎれた男装騎士の私、初恋の陛下に【女体化の呪い】だと勘違いされました。

ゆちば
恋愛
ビリビリッ! 「む……、胸がぁぁぁッ!!」 「陛下、声がでかいです!」 ◆ フェルナン陛下に密かに想いを寄せる私こと、護衛騎士アルヴァロ。 私は女嫌いの陛下のお傍にいるため、男のフリをしていた。 だがある日、黒魔術師の呪いを防いだ際にサラシがちぎれてしまう。 たわわなたわわの存在が顕になり、絶対絶命の私に陛下がかけた言葉は……。 「【女体化の呪い】だ!」 勘違いした陛下と、今度は男→女になったと偽る私の恋の行き着く先は――?! 勢い強めの3万字ラブコメです。 全18話、5/5の昼には完結します。 他のサイトでも公開しています。

軽い気持ちで超絶美少年(ヤンデレ)に告白したら

夕立悠理
恋愛
容姿平凡、頭脳平凡、なリノアにはひとつだけ、普通とちがうところがある。  それは極度の面食いということ。  そんなリノアは冷徹と名高い公爵子息(イケメン)に嫁ぐことに。 「初夜放置? ぜーんぜん、問題ないわ! だって旦那さまってば顔がいいもの!!!」  朝食をたまに一緒にとるだけで、満足だ。寝室別でも、他の女の香水の香りがしてもぜーんぜん平気。……なーんて、思っていたら、旦那さまの様子がおかしい? 「他の誰でもない君が! 僕がいいっていったんだ。……そうでしょ?」  あれ、旦那さまってば、どうして手錠をお持ちなのでしょうか?  それをわたしにつける??  じょ、冗談ですよね──!?!?

男女比が偏っている異世界に転移して逆ハーレムを築いた、その後の話

やなぎ怜
恋愛
花嫁探しのために異世界から集団で拉致されてきた少女たちのひとりであるユーリ。それがハルの妻である。色々あって学生結婚し、ハルより年上のユーリはすでに学園を卒業している。この世界は著しく男女比が偏っているから、ユーリには他にも夫がいる。ならば負けないようにストレートに好意を示すべきだが、スラム育ちで口が悪いハルは素直な感情表現を苦手としており、そのことをもどかしく思っていた。そんな中でも、妊娠適正年齢の始まりとして定められている二〇歳の誕生日――有り体に言ってしまえば「子作り解禁日」をユーリが迎える日は近づく。それとは別に、ユーリたち拉致被害者が元の世界に帰れるかもしれないという噂も立ち……。 順風満帆に見えた一家に、ささやかな波風が立つ二日間のお話。 ※作品の性質上、露骨に性的な話題が出てきます。

処理中です...