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番外編
おしおき
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『ホリディパーティのお客様』のお話の後、みんなで賑やかにホリディパーティをしました。そしてその翌朝のお話になります。
「ユノ? ユノ。起きて」
甘い声に鼓膜を揺さぶられて目を覚ますと、昨夜はユノの幼馴染であるルカとニコライが経営するメープルの宿屋でホリディパーティをして、遅くまで美味しいものを食べ、美味しいお酒を呑み、とっても楽しい夜だった。
実はイヴァンが随分前からルカとニコライに相談して、宿屋の一階にある料理も酒も楽しめるバルを貸し切ってくれたのだ。
大好きな幼馴染と、大好きな親友、そして愛する恋人に温かく囲まれながらのホリディパーティだなんて、信じられないほど幸せで、珍しくうんと酔っぱらうまでユノは葡萄酒を呑んでしまったのだ。
記憶は朧気だけれど、最後はキリヤに背負われて帰ってきた気がする。
二人で魔法を掛けて少し大きくしたベッドの上でユノはぼんやりと記憶を辿った。
「頭とか痛くない? 一応二日酔いにならない治癒魔法を掛けておいたんだけど」
大きな温かい掌がユノの頭をそっと撫でた。
彼の大きな掌で撫でられると、まるで自分が小さな動物になって大好きなご主人様に撫でられているような気持になってしまい、ユノは目を細めてされるがままになってしまう。
「ありがとう、キリヤ。どこも痛くないよ」
「それならミルクティ飲める? 淹れてきたんだ。
そう言って彼はふわふわと湯気が漂うミルクティが入ったカップをそっと手渡してくれた。
「美味しい……!」
甘いミルクティを口にすると、体が甘いものを欲していたのか、体中に優しい甘さが染み渡るようだった。
「全部飲んだ?」
ユノがミルクティを飲んでいる間、ベッドの端に長い足を組んで座っていた彼がベッドをきしませ、ユノに顔を寄せて聞いた。
「うん。ごちそうさま……っわっ……」
言うなり、カップは彼の魔法で宙を踊る様にキッチンへ帰って行き、ユノは再びベッドの上に転がされた。
「キ……キリヤ?」
転がったユノの体に覆いかぶさり、そして柔らかなベッドの上で手首は軽く彼に拘束された。
「……昨夜のこと、どこまで覚えている?」
キリヤの声は静かだったが、少しだけぴりっとしていた。
「さ……昨夜? えーと……みんなでメープルの宿屋のバルで呑んで、プレゼント交換して……アンドレアが持ってきてくれた葡萄酒が信じられないくらい美味しくて……え?」
『葡萄酒』と言ったところでキリヤの美貌がぴくりと引きつった。
「あ……おんぶまでさせちゃってごめんなさい」
「違う!! おんぶは別に嫌じゃない。嫌じゃないどころか嬉しい」
「へ? 嬉しい?」
おんぶ何てそんなに嬉しいものだろうか?
「嬉しいよ。堂々とくっ付いて歩けるしね」
「そ……そうなんだ……」
じゃあなんでキリヤは怒っているんだろう。
ユノの顔に沢山のハテナマークが浮んだのが分かったのか、キリヤは溜息を吐いた。
「全然分かってない!」
「うん。俺分かってないかも。教えてくれる?」
分からないことは何でも調べるけれど、調べられないことはきちんと相手に質問することをモットーとしているユノは素直に聞いた。
「う……可愛く聞くなんてずるいぞ、ユノ」
「可愛く聞いたかな、俺……」
地の底から聞こえてくるような低い声で唸るキリヤにユノは首を傾げた。
そしてキリヤは一つ息を吐くと口を開いた。
「サランの頬にキスした」
「え?」
「それからマルクルに後ろから抱き付いて髪をモフモフして、ニコライが食べかけのケーキを同じフォークで食べて、ルカにお酒もっとちょうだい♡って可愛くおねだりして……」
「えっと……それってもしかして俺がやったことの話?」
「ユノがやったことに決まってるだろう。それから……」
「まだあるの?!」
「まだある。イヴァンの髪の毛をブラシで丁寧に梳いてから綺麗に編んで、気持ちのいい手触りだと言ってずっと触っていた」
「うそ……?」
「アンドレアが散々止めたんだが、止めようとするアンドレアの頬を両手でつねった」
「……うわぁ……作り話だよね?」
「……全然覚えていないのか?」
疑うようなキリヤの声にユノは頷いた。
全く記憶がないのだから仕方がない。
酒を呑んで記憶を失ったことはないが、昨日の酒はやたらと美味しかったのだ。
嬉しくて、幸せで、美味しかった。
そう告げるとキリヤはまた低い声で唸った。
「ずるいぞ。そう言えば僕が許すと思って」
「ごめんなさい。もうしません……って言ってもダメ?」
上に乗って手首を押さえつけるキリヤの手の力は全然緩まない。
「ダメ。僕以外の男にあんなにベタベタ甘えまくって許さない。お仕置きする」
「お仕置き?!」
耳慣れない言葉に驚いて思わず大きな声が出た。
「そう、お仕置き。ユノはいい子だからお仕置きされたことなんてないだろう?」
「……ない……と思う……」
キリヤの問いにユノは辿りながら答える。
割と聞き分けのいい子供だったから、多少叱られることはあってもお仕置きされたことはない。
学校に進学してからも先生にお仕置きされるようなことはなかった。
「じゃあ、初めてのお仕置きだね。覚悟して」
「ひゃ……っ?!」
そう言ってキリヤは妖しく笑うと、ユノのパジャマのボタンに指を掛けた。
おわり
お読みいただきありがとうございました。
焦らされて泣かされちゃったお仕置きはいつか……♡
おまけ
サラン「キリヤ様さ、やきもち妬いて怒ってたけど、結局ユノが僕たちに甘えてきたのなんてちょっとだけで、ユノは殆どキリヤ様のお膝の上だったじゃんねー。ほんといい加減にしてほしいよ」
「ユノ? ユノ。起きて」
甘い声に鼓膜を揺さぶられて目を覚ますと、昨夜はユノの幼馴染であるルカとニコライが経営するメープルの宿屋でホリディパーティをして、遅くまで美味しいものを食べ、美味しいお酒を呑み、とっても楽しい夜だった。
実はイヴァンが随分前からルカとニコライに相談して、宿屋の一階にある料理も酒も楽しめるバルを貸し切ってくれたのだ。
大好きな幼馴染と、大好きな親友、そして愛する恋人に温かく囲まれながらのホリディパーティだなんて、信じられないほど幸せで、珍しくうんと酔っぱらうまでユノは葡萄酒を呑んでしまったのだ。
記憶は朧気だけれど、最後はキリヤに背負われて帰ってきた気がする。
二人で魔法を掛けて少し大きくしたベッドの上でユノはぼんやりと記憶を辿った。
「頭とか痛くない? 一応二日酔いにならない治癒魔法を掛けておいたんだけど」
大きな温かい掌がユノの頭をそっと撫でた。
彼の大きな掌で撫でられると、まるで自分が小さな動物になって大好きなご主人様に撫でられているような気持になってしまい、ユノは目を細めてされるがままになってしまう。
「ありがとう、キリヤ。どこも痛くないよ」
「それならミルクティ飲める? 淹れてきたんだ。
そう言って彼はふわふわと湯気が漂うミルクティが入ったカップをそっと手渡してくれた。
「美味しい……!」
甘いミルクティを口にすると、体が甘いものを欲していたのか、体中に優しい甘さが染み渡るようだった。
「全部飲んだ?」
ユノがミルクティを飲んでいる間、ベッドの端に長い足を組んで座っていた彼がベッドをきしませ、ユノに顔を寄せて聞いた。
「うん。ごちそうさま……っわっ……」
言うなり、カップは彼の魔法で宙を踊る様にキッチンへ帰って行き、ユノは再びベッドの上に転がされた。
「キ……キリヤ?」
転がったユノの体に覆いかぶさり、そして柔らかなベッドの上で手首は軽く彼に拘束された。
「……昨夜のこと、どこまで覚えている?」
キリヤの声は静かだったが、少しだけぴりっとしていた。
「さ……昨夜? えーと……みんなでメープルの宿屋のバルで呑んで、プレゼント交換して……アンドレアが持ってきてくれた葡萄酒が信じられないくらい美味しくて……え?」
『葡萄酒』と言ったところでキリヤの美貌がぴくりと引きつった。
「あ……おんぶまでさせちゃってごめんなさい」
「違う!! おんぶは別に嫌じゃない。嫌じゃないどころか嬉しい」
「へ? 嬉しい?」
おんぶ何てそんなに嬉しいものだろうか?
「嬉しいよ。堂々とくっ付いて歩けるしね」
「そ……そうなんだ……」
じゃあなんでキリヤは怒っているんだろう。
ユノの顔に沢山のハテナマークが浮んだのが分かったのか、キリヤは溜息を吐いた。
「全然分かってない!」
「うん。俺分かってないかも。教えてくれる?」
分からないことは何でも調べるけれど、調べられないことはきちんと相手に質問することをモットーとしているユノは素直に聞いた。
「う……可愛く聞くなんてずるいぞ、ユノ」
「可愛く聞いたかな、俺……」
地の底から聞こえてくるような低い声で唸るキリヤにユノは首を傾げた。
そしてキリヤは一つ息を吐くと口を開いた。
「サランの頬にキスした」
「え?」
「それからマルクルに後ろから抱き付いて髪をモフモフして、ニコライが食べかけのケーキを同じフォークで食べて、ルカにお酒もっとちょうだい♡って可愛くおねだりして……」
「えっと……それってもしかして俺がやったことの話?」
「ユノがやったことに決まってるだろう。それから……」
「まだあるの?!」
「まだある。イヴァンの髪の毛をブラシで丁寧に梳いてから綺麗に編んで、気持ちのいい手触りだと言ってずっと触っていた」
「うそ……?」
「アンドレアが散々止めたんだが、止めようとするアンドレアの頬を両手でつねった」
「……うわぁ……作り話だよね?」
「……全然覚えていないのか?」
疑うようなキリヤの声にユノは頷いた。
全く記憶がないのだから仕方がない。
酒を呑んで記憶を失ったことはないが、昨日の酒はやたらと美味しかったのだ。
嬉しくて、幸せで、美味しかった。
そう告げるとキリヤはまた低い声で唸った。
「ずるいぞ。そう言えば僕が許すと思って」
「ごめんなさい。もうしません……って言ってもダメ?」
上に乗って手首を押さえつけるキリヤの手の力は全然緩まない。
「ダメ。僕以外の男にあんなにベタベタ甘えまくって許さない。お仕置きする」
「お仕置き?!」
耳慣れない言葉に驚いて思わず大きな声が出た。
「そう、お仕置き。ユノはいい子だからお仕置きされたことなんてないだろう?」
「……ない……と思う……」
キリヤの問いにユノは辿りながら答える。
割と聞き分けのいい子供だったから、多少叱られることはあってもお仕置きされたことはない。
学校に進学してからも先生にお仕置きされるようなことはなかった。
「じゃあ、初めてのお仕置きだね。覚悟して」
「ひゃ……っ?!」
そう言ってキリヤは妖しく笑うと、ユノのパジャマのボタンに指を掛けた。
おわり
お読みいただきありがとうございました。
焦らされて泣かされちゃったお仕置きはいつか……♡
おまけ
サラン「キリヤ様さ、やきもち妬いて怒ってたけど、結局ユノが僕たちに甘えてきたのなんてちょっとだけで、ユノは殆どキリヤ様のお膝の上だったじゃんねー。ほんといい加減にしてほしいよ」
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もくれんさんの↓「心が狭くて」に笑ってしまいました笑
ひょっこりでよいので、また2人&愉快な仲間たちに会いたいですね💕
ぴよこさん、コメントありがとうございます☺️
私ももくれんさんのコメントに笑いました🤣
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少し先の話になってしまいますが、少し長めにその後のお話書けたらいいなぁと思っています☺️
またお付き合いしていただけたら嬉しいです✨
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こ、心が狭くてw嫉妬深いキリヤ様可愛い〜💕
イヴァン達は完全に呆れているけれども😂
ユノもなんだかんだキリヤ様を受け入れちゃうから、お仕置きって嬉しい🥰とか思ってるかも……
ありがとうございます!!!✨✨✨
もくれんさんー!!連載中のときから沢山励ましていただき、ありがとうございます🙇
こちらも読んでいただけて嬉しいです😁✨
おしおきもびっくりしながら最終的にユノは嬉しく思っていそうですね😂おしおきになっていないー笑
この先も準備ができたらお話をお届けできたらいいな、と思っています☺️
その際にはもくれんさんに読んでいただけたら嬉しいです✨
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よろしくお願い致します (*ᴗˬᴗ)⁾⁾
かりりんさん、一気読みとっても嬉しいです😭長いので離脱しちゃう読者さんも結構いらっしゃるかなぁと感じていて、一気読み報告していただけるとテンション上がります✨
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良かったらそのときはまた読んでやってください☺️