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7章
もう一人の悪魔
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「……っ」
ドレイク宰相の顔を見てユノは思わず息を呑んだ。
なぜなら顔中に恐ろしい蛇の刺青のような黒い紋様が刻まれていた。
そう、『黒の魔法』を使った者には必ずこのような文様が現れ、黒い魔法を使ったことが一目でわかる様になってしまうという『悪魔の痣』だ。
使えば使うほど紋様は体中に現れ、濃くなっていく。
その蛇のような紋様は不気味で、よく見ると顔だけではなく、首や手など黒いローブから覗く全ての場所にあった。
あまりの不気味さにユノは眉を顰めたが、キリヤは冷静だった。
お互いの隙を探してじっと二人は睨み合っていた。
少しでも隙を見つければキリヤは『封印の魔法』を放つだろうし、ドレイク宰相も『黒い魔法』で一番有名な『絶命の魔法』は放つだろう。
「随分地味な者を隣に置くんだな。意外だよ……だが」
バシュッ
「……くっ」
ドレイクの指先から放たれた『黒い魔法』は夜明け前の闇に紛れてどこに向けられたか視覚ではわからなかったが、とっさに動いたユノとキリヤが張った強力なシールドに弾かれた。
「なるほど。ただの平民を隣に置いているわけではない、ということか」
ドレイクの魔法を受けたシールドを張ったユノの腕は痺れていた。
こんなに強い魔法を受けたのは初めてだ。
キリヤと二人で張ったシールドでなければ、食らっていたかもしれない
改めて多勢は必要ないとするドレイク宰相の恐ろしさが見て取れた。
「ユノ、大丈夫か?」
視線をドレイク宰相から少しもずらすことができない緊迫した空気の中で、キリヤは尋ねた。
「大丈夫です」
ユノもシールドを引き続き張ったまま、ドレイク宰相から視線をずらさずに答えた。
「多少腕が立つようだが、所詮は普通の魔法。しかし、お前くらいのシールドが張れるなら、『黒い魔法』を使うともっと強くなれるぞ。興味はないか?」
ユノに向かって不気味な声でドレイク宰相は誘いを掛けた。
『黒い魔法』を受けて痺れた腕。
何度耐えられるか分からない。
ドレイク宰相は黒い紋様がある顔で不気味に笑った。
背に冷たいものが流れた。
「そこに居てその『光の魔法使い』に付いたまま戦っても私との力の差は歴然だ。そのように強い力や知識を持って若いまま犬死をするのはあまりに可哀そうだ。私の元に来れば君の能力はもっと花開く」
それまでドレイク宰相を見て冷たいものが流れていたのに、突然その言葉がとろりと甘くなって響いた。
――――『誘惑の魔法』だ。
禁書の倉庫で読み漁った『黒い魔法』の本に記載されていた。
だが。
すぐ横のキリヤはドレイク宰相がユノを誘う言葉を聞いても彼の体はぴくりとも動かなかった。
心拍数も少しも変わらない。
落ち着いて次にドレイク宰相がどう打って出るか見ているようだった。
信じてくれている。
ユノはゆっくりと瞬きをすると、落ち着いて自分の前のシールドの力を強くした。
ヴィン
シールドに漣のような揺れが走った。
『誘惑の魔法』を上手く弾けたのだ。
ドレイク宰相はその様子を見て片眉をすっと上げた。
「キリヤ、このままシールドを強くします。その間にできますか?」
小声でユノが言うと、キリヤは頷き彼も小声で言った。
「一人で更に強いシールドいけるか?」
ユノは何も言わずシールドの強度をさらに上げることで、答えた。
『誘惑の魔法』がユノに効かなかったことが若干だがドレイク宰相も心に揺れが生じたことと、ユノのシールドが強くなったタイミングをユノの呼吸から察したキリヤは静かに指を上げた。
キリヤが緊張で息を呑むのが分かった。
「……っ今です」
ユノが言った瞬間。
キリヤの指先から閃光が放たれた。
これが『光の魔法使い』しか使えない『封印の魔法』なのだ。
それはまだ夜が明けない暗い北の村に、夜明けが訪れたのかと思うほどに周囲は明るくなった。
シールドは外側からの侵入は防ぐが、内側から抜けるのは何の引っかかりもない。
そのため、キリヤの魔法はユノのシールドそのまま突き抜けドレイク宰相に向かった。
ドレイク宰相も同時に『絶命の魔法』をキリヤに飛ばした。
ガシィィンッ
『絶命の魔法』はユノのシールドに激しい音を立ててぶつかった。
今度はキリヤと二人でなく、一人で作ったシールドだ。
ユノは自分に残る魔力の殆どを使って『絶命の魔法』を防いだ。
先ほどの比ではないくらい腕は痺れた。
だが、『絶命の魔法』を防ぎきって顔を上げるとキリヤの『封印の魔法』がドレイク宰相に届いたところだった。
「やった!」
ユノは小さく拳を握った。
「うぉ……っぉぉぉ」
恐ろしい咆哮が辺りに響いた。
キリヤの光がドレイク宰相を包み込む。
キリヤの額に汗が光り、流れた。
「キリヤ、頑張れ……っ」
思ったよりも簡単に『封印の魔法』がドレイク宰相に当たった。
ほっとしたものの、ユノの頭の中にこんなに簡単でいいのだろうか? 見落としていることはないか? という考えがよぎった。
トーマの時はどうだったろうか?
こんなに簡単に『封印の魔法』を当てさせてくれたか?
年を取って耄碌したとは考えづらい。
ユノは心の中に沸き上がった疑問に蓋をすることなく、周囲を見渡した。
夜明け前で周囲は暗くてよく見えない。
ユノは遠くまでじっくりと目を凝らして見た。
アンドレアと騎士団がギルラディア兵をこちらに寄こさないように奮闘している姿が見えるだけで、この時点での異変はなさそうだった。
「く……っ」
キリヤが辛そうにうめき声を漏らした。
周囲を伺うよりも自分の持っている魔力をキリヤに分けた方がいいだろうか?そう思ったときだった。
左手の薬指に付けられたキリヤの青い魔法石がユノの指先に灯った光よりも強く光って何かを照らした。
指輪の光が照らしたものを追うと、ギルラディア兵士たちを取り押さえているアンドレアたちの炎の輪から何かが飛び出してきたのが見えた。
ユノはとっさにその方角を見て箒を素早く取り出して空に飛んだ。
そして視界の隅で『封印の魔法』の光に包まれているドレイク宰相が少し嗤ったように見えた。
キリヤに素早く視線を走らせると、キリヤは『封印の魔法』に集中していてそれどころではない状態だ。
「……ひっ」
指輪の光が飛び出してきた者を照らしてくれたそのとき。ユノは思わず息を呑んだ。
ドレイク宰相と同じ黒い紋様が顔にある不気味な男。
ドレイク宰相を若くしたような男は、顔にまで紋様が出ていることから明らかに『黒い魔法』を何度も使ってきたことがわかる。
ドレイク宰相は『黒い魔法』を使う魔法使いを自分以外にも用意してこの戦いに臨んでいたのだ。
そして半ばわざと自分に『封印の魔法』を当てさせたのだ。
そのことにユノが気付いた瞬間、男が指先を振り上げた。
キリヤを狙っている。
おそらく『絶命の魔法』をキリヤに向かって放つつもりだ。
ユノにはもう一度『絶命の魔法』を防ぎきるシールドを張る魔力は残っていなかった。
「死ね!!!!!」
その新しく現れた魔法使いがキリヤに向かって叫んだ。
ドレイク宰相の顔を見てユノは思わず息を呑んだ。
なぜなら顔中に恐ろしい蛇の刺青のような黒い紋様が刻まれていた。
そう、『黒の魔法』を使った者には必ずこのような文様が現れ、黒い魔法を使ったことが一目でわかる様になってしまうという『悪魔の痣』だ。
使えば使うほど紋様は体中に現れ、濃くなっていく。
その蛇のような紋様は不気味で、よく見ると顔だけではなく、首や手など黒いローブから覗く全ての場所にあった。
あまりの不気味さにユノは眉を顰めたが、キリヤは冷静だった。
お互いの隙を探してじっと二人は睨み合っていた。
少しでも隙を見つければキリヤは『封印の魔法』を放つだろうし、ドレイク宰相も『黒い魔法』で一番有名な『絶命の魔法』は放つだろう。
「随分地味な者を隣に置くんだな。意外だよ……だが」
バシュッ
「……くっ」
ドレイクの指先から放たれた『黒い魔法』は夜明け前の闇に紛れてどこに向けられたか視覚ではわからなかったが、とっさに動いたユノとキリヤが張った強力なシールドに弾かれた。
「なるほど。ただの平民を隣に置いているわけではない、ということか」
ドレイクの魔法を受けたシールドを張ったユノの腕は痺れていた。
こんなに強い魔法を受けたのは初めてだ。
キリヤと二人で張ったシールドでなければ、食らっていたかもしれない
改めて多勢は必要ないとするドレイク宰相の恐ろしさが見て取れた。
「ユノ、大丈夫か?」
視線をドレイク宰相から少しもずらすことができない緊迫した空気の中で、キリヤは尋ねた。
「大丈夫です」
ユノもシールドを引き続き張ったまま、ドレイク宰相から視線をずらさずに答えた。
「多少腕が立つようだが、所詮は普通の魔法。しかし、お前くらいのシールドが張れるなら、『黒い魔法』を使うともっと強くなれるぞ。興味はないか?」
ユノに向かって不気味な声でドレイク宰相は誘いを掛けた。
『黒い魔法』を受けて痺れた腕。
何度耐えられるか分からない。
ドレイク宰相は黒い紋様がある顔で不気味に笑った。
背に冷たいものが流れた。
「そこに居てその『光の魔法使い』に付いたまま戦っても私との力の差は歴然だ。そのように強い力や知識を持って若いまま犬死をするのはあまりに可哀そうだ。私の元に来れば君の能力はもっと花開く」
それまでドレイク宰相を見て冷たいものが流れていたのに、突然その言葉がとろりと甘くなって響いた。
――――『誘惑の魔法』だ。
禁書の倉庫で読み漁った『黒い魔法』の本に記載されていた。
だが。
すぐ横のキリヤはドレイク宰相がユノを誘う言葉を聞いても彼の体はぴくりとも動かなかった。
心拍数も少しも変わらない。
落ち着いて次にドレイク宰相がどう打って出るか見ているようだった。
信じてくれている。
ユノはゆっくりと瞬きをすると、落ち着いて自分の前のシールドの力を強くした。
ヴィン
シールドに漣のような揺れが走った。
『誘惑の魔法』を上手く弾けたのだ。
ドレイク宰相はその様子を見て片眉をすっと上げた。
「キリヤ、このままシールドを強くします。その間にできますか?」
小声でユノが言うと、キリヤは頷き彼も小声で言った。
「一人で更に強いシールドいけるか?」
ユノは何も言わずシールドの強度をさらに上げることで、答えた。
『誘惑の魔法』がユノに効かなかったことが若干だがドレイク宰相も心に揺れが生じたことと、ユノのシールドが強くなったタイミングをユノの呼吸から察したキリヤは静かに指を上げた。
キリヤが緊張で息を呑むのが分かった。
「……っ今です」
ユノが言った瞬間。
キリヤの指先から閃光が放たれた。
これが『光の魔法使い』しか使えない『封印の魔法』なのだ。
それはまだ夜が明けない暗い北の村に、夜明けが訪れたのかと思うほどに周囲は明るくなった。
シールドは外側からの侵入は防ぐが、内側から抜けるのは何の引っかかりもない。
そのため、キリヤの魔法はユノのシールドそのまま突き抜けドレイク宰相に向かった。
ドレイク宰相も同時に『絶命の魔法』をキリヤに飛ばした。
ガシィィンッ
『絶命の魔法』はユノのシールドに激しい音を立ててぶつかった。
今度はキリヤと二人でなく、一人で作ったシールドだ。
ユノは自分に残る魔力の殆どを使って『絶命の魔法』を防いだ。
先ほどの比ではないくらい腕は痺れた。
だが、『絶命の魔法』を防ぎきって顔を上げるとキリヤの『封印の魔法』がドレイク宰相に届いたところだった。
「やった!」
ユノは小さく拳を握った。
「うぉ……っぉぉぉ」
恐ろしい咆哮が辺りに響いた。
キリヤの光がドレイク宰相を包み込む。
キリヤの額に汗が光り、流れた。
「キリヤ、頑張れ……っ」
思ったよりも簡単に『封印の魔法』がドレイク宰相に当たった。
ほっとしたものの、ユノの頭の中にこんなに簡単でいいのだろうか? 見落としていることはないか? という考えがよぎった。
トーマの時はどうだったろうか?
こんなに簡単に『封印の魔法』を当てさせてくれたか?
年を取って耄碌したとは考えづらい。
ユノは心の中に沸き上がった疑問に蓋をすることなく、周囲を見渡した。
夜明け前で周囲は暗くてよく見えない。
ユノは遠くまでじっくりと目を凝らして見た。
アンドレアと騎士団がギルラディア兵をこちらに寄こさないように奮闘している姿が見えるだけで、この時点での異変はなさそうだった。
「く……っ」
キリヤが辛そうにうめき声を漏らした。
周囲を伺うよりも自分の持っている魔力をキリヤに分けた方がいいだろうか?そう思ったときだった。
左手の薬指に付けられたキリヤの青い魔法石がユノの指先に灯った光よりも強く光って何かを照らした。
指輪の光が照らしたものを追うと、ギルラディア兵士たちを取り押さえているアンドレアたちの炎の輪から何かが飛び出してきたのが見えた。
ユノはとっさにその方角を見て箒を素早く取り出して空に飛んだ。
そして視界の隅で『封印の魔法』の光に包まれているドレイク宰相が少し嗤ったように見えた。
キリヤに素早く視線を走らせると、キリヤは『封印の魔法』に集中していてそれどころではない状態だ。
「……ひっ」
指輪の光が飛び出してきた者を照らしてくれたそのとき。ユノは思わず息を呑んだ。
ドレイク宰相と同じ黒い紋様が顔にある不気味な男。
ドレイク宰相を若くしたような男は、顔にまで紋様が出ていることから明らかに『黒い魔法』を何度も使ってきたことがわかる。
ドレイク宰相は『黒い魔法』を使う魔法使いを自分以外にも用意してこの戦いに臨んでいたのだ。
そして半ばわざと自分に『封印の魔法』を当てさせたのだ。
そのことにユノが気付いた瞬間、男が指先を振り上げた。
キリヤを狙っている。
おそらく『絶命の魔法』をキリヤに向かって放つつもりだ。
ユノにはもう一度『絶命の魔法』を防ぎきるシールドを張る魔力は残っていなかった。
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