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番外編SS
september
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その日もいつもと何ら変わりのない朝だった。
「行ってくる」
カウンターキッチンで開店の準備をしていると、レオンがシンの腰を引き寄せ、唇を重ねるてくるのは毎朝のことだ。
今朝のキスは柔らかさを確かめるみたいに何度も唇を押し付けてくるもので、最後はレオンの唇でシンの唇を挟むように、ふに……と甘噛みをした。
甘い菓子でも味わうかのような甘ったるいキス。
甘ったるいキスだけど、出港前に似つかわしくない甘いキスをするのはいつものことなのだ。
それからシンの頭を撫でて、レオンは海へと出かけて行った。
「ちぇ。それだけかよ……」
少しばかりすねた色をのせたシンの声は、ドアの向こうに行ってしまったレオンの耳には届かない。
あの言葉を少し期待していたと言えば嘘になるけど、あの言葉を口にするレオンを想像できないのも事実であった。
だからシンは小さくため息を吐いて、手元の作業に集中することにした。
*****
モーニングの下準備もほとんど終わり、あとは海から戻ってくる漁師たちを出迎えるだけ。
そんな時間になった頃、続々と帰港する船が見える窓に目を遣って、シンは一息吐いた。
そのとき。
「シンちゃん!!!!!」
大きな声と共に店のドアが開いた。
いつもは涼やかな音を奏でるドアベルが、けたたましく鳴り響く。
店のテーブルを拭く手伝いをしていたレンの目が、大きな音に驚いて真ん丸になった。
「皆さんお揃いで……どうされました?」
店に雪崩込んできたのは町の婦人会の面々。
「大変なのよ! 町長さんのとこのジジちゃんが調子悪いみたいで昨日の夜から何もご飯食べてないみたいなの」
集団の先頭に立つ婦人会の会長であるマリアが深刻な顔で説明した。
「え? ジジが?!」
ジジというのは町長夫妻が飼っている黒猫だ。
ジジという名前を聞くと有名なアニメ映画の人気キャラクターが思い浮かぶと思うが、黒猫といえばその名前しか思いつかなかったということで、どうか許してほしい。
黒い毛並みが艶々と美しく仕種が愛らしいジジは、数年前の酷い雨の日にシンとレンが見つけた猫だ。
当時まだ小さなレンを抱えて一人きりで飲食店を営むシンの代わりに、町長夫妻が飼ってくれることになったという経緯がある。
「そうなの。町長さんが至急ジジちゃんを動物病院に連れて行ってほしいって」
この町には動物病院が無く、ジジを獣医に見せるためには少し離れた大きな街に車で行くしかなかった。だが高齢の町長夫妻にとって、動物病院まで車を1時間近く運転することは難しく、いつもそこへはシンが連れて行っていた。
「もうモーニングの仕込みは終わったんでしょ? 今日は私達がお店番するからジジのことよろしくね。レンくんも私達が一緒にいるから心配しないで」
婦人会のメンバーは、これまでにもたまに店を手伝ってくれることがあった。
ジジを遠い動物病院まで連れて行ってやれるのは今は自分しかいないと悟ったシンは、レンと店をご婦人たちに託してジジの元へ向かったのであった。
「元気そうに見えるけど……なぁ、ジジ?」
一時間ほど車を走らせて到着した動物病院の待合室で、ケージに入れられたジジに話しかけてみる。だが、ジジは現実世界では「にゃーお」と返答するだけなので、シンがいくら語学を得意としていても何を言ってるのか理解することができない。
ジジの返答は理解できないが、黒い毛並みは艶があり、丸い瞳もいかにも元気そうに見える。
でも婦人会の面々だけでなく、世話になっている町長夫妻にも神妙な顔をしてジジを託されてしまった。
「ま、久しぶりだし、悪いところないかじっくり見てもらってもいいよな」
シンが小さくつぶやく。
すると。
「ジジちゃんお預かりしますね。町長さんの奥様から本日の診察内容についてはお電話もらっています」
そう言った看護師が、ケージごとジジを連れて行った。
時計を見ると、レオンはとっくに店に戻っている時刻だ。
一応ジジを病院に連れて行く旨レオンには連絡を入れてはあるが、特に返信はない。
返信のない画面に溜息を吐いて、シンはジジが診察室から出てくるのを待った。
*******
随分と長いこと待合室で待った。
「じっくり見てもらえばいいとは思ったけど……それにしても長すぎるような……」
持ってきていた本も読み終わってしまったし、タンブラーのドリンクも空になってしまった。
そして相変わらずレオンからはなんの連絡もない。
「忘れてんのかな……いや。バカみたいに記憶力はいいから、それはないな。まぁそういうことしてくれるタイプでもないし」
シンがぼんやりそんなことを考えていると、診察室の扉が開いた。
「お待たせしました。これでジジちゃんの健康診断終了です」
にっこり笑った看護師がジジの入ったケージを渡してきた。
「え? 健康診断?」
ジジは体調が悪かったのではないのか?
「はい。町長さんの奥様からはジジちゃんの健康診断を電話で依頼されています。今日分かる範囲のところではどこも異常はありませんでした。血液検査の結果が出ましたら、追ってご連絡しますね」
看護師の言葉に、首を傾げながらシンは動物病院を出た。
「まぁ、お前が元気ならいいかぁ」
シンがジジに話しかけると、にゃーおという呑気な返答が聞こえた。
帰りも一時間ほど車を走らせ、町長夫妻の元にジジを送り届けた。
「ジジ、具合悪いところはなかったみたいなんですが、今日は健康診断だけで良かったんですか?」
シンは確認したが、町長夫妻はにっこり笑って頷き、今日のお礼だと高そうなワインが入った紙袋を渡してきた。そのためシンはそれ以上は聞けず、家に帰ることとした。
「一体何だったんだ? 健康診断は確かに大事だけど別にモーニングの時間に急いで行かなくてもよかったような……」
シンが首を傾げながらそう呟いて、自宅兼喫茶店のドアを開けたときだった。
「シン! おかえり! おたんじょうびおめでとう!」
パーンと大きなクラッカーの音とレンの大きな声に迎えられた。
「え……?」
目の前に広がったのは、可愛らしいカラフルなバルーンや花で飾り付けられた室内。
テーブルには美味しそうな料理だけではなく、美しくデコレーションされたケーキまであった。
「すごいでしょー! おりょうりはレオンがたのんで、おばちゃんたちがつくってくれたけど、ケーキはレオンがつくたんだよ!」
レンが指で示したケーキには、シンの好物であるつやつやと瑞々しいマスカットがたっぷりと乗っている。
「うそ……」
「うそじゃないよー。レオンおばちゃんたちにね、まえからおしえてもらってたんだよ! でもきょうのケーキはぜんぶレオンがひとりでつくったの! すごいね!」
「おい! レン……!」
レオンが秘密にしておきたかったであろう舞台裏を続々とバラしていくレンを、慌てたように遮ろうとしたが得意顔のレンにはレオンも敵わない。
「ぶどう、おいしいのどれかなーっていっぱいさがしたんだよね、レオン。おはなもレオンがかってきたの! ぼくはふうせんをふくらませて、おばちゃんたちとクッキーやいたんだよ……うわっ」
得意顔のレンをシンがぎゅっと抱きしめたものだから、レンは驚きの声を上げる。
「シン……? シンびっくりおたんじょうびかい、いやなの? ないてる……」
レンの小さな手がシンの頬を撫でた。
「ううん。嫌なわけ、ないだろ。あのね、レン。嬉しすぎると、涙が出ちゃうこともあるんだよ。すごくすごく嬉しいから、涙が出ちゃった」
シンはそう言ってレンのおでこにコツンと自分のおでこを優しくぶつけて頭を撫でた。
そして立ち上がると、今度はレオンの方を見た。
「サプライズパーティなんてしてくれるとは夢にも思わなかったから、おかしいなぁとは思ったのですが、あなたのことは全く疑ってませんでした。びっくりしたぁ……」
泣き笑いのような表情を浮かべてレオンを見ると、照れくさいのか大きな手で口元を覆ったレオンと目が合った。
「祝ってやるって約束しただろうが……うわっ」
恥ずかしそうな表情のレオンをシンがぎゅっと抱きしめたものだから、先程のレンと同様レオンも驚きの声を上げた。
「はは。レオンの方が恥ずかしくて死にそうな顔してる……」
「うるせぇ……黙って祝われとけ」
レオンの逞しい首筋に顔を埋めて泣き顔を見られないようにする。
「ねぇ……言ってくれないんですか?」
シンが甘くねだるような声で言う。
「……くそ……っ調子乗りやがって……よく聞いておけよ」
シンの耳元にレオンの低い声が流れ込む。
「誕生日、おめでとう。シン。如月がお前を助けだしてくれて本当に感謝している……」
お前と出会えて、よかった。
「あーーー!レオンがシンをもっとなかせたー!!これからたんじょうびかいなのに!!」
レンの元気な声が小さくて温かいパーティ会場の中高らかに響いた。
シン、Happy Birthday!!
お読みいただきありがとうございました!
またこちらのSSはコミコミスタジオさん(通販)、アニメイトさん(店頭)の特典SSと少しだけ内容がリンクしてあります。
ちょっとだけなんで、読んでなくても全く差し支えはないと思いますが、
もしどうしても読んでみたいという方いらしたら、コミコミさんの通販ページに特典残ってるか覗いてもらえたら^_^
こちらはTwitterでハッシュタグ付き感想を下さった方へのお礼SSとしてプライベッターに9月に掲載したSSの再録になります。
発売日頃、ハッシュタグツイートで応援してくださった皆さんには改めて深くお礼を申し上げます。ありがとうございました。
ハッシュタグツイートや各書店のレビューなど、見えるところで感想を言ってくださるのは、本当に大きな後押しになります。
それでは今年ももまたこちらで連載などできたらなぁと準備を重ねているところなので、また応援していただけたら嬉しいです^_^
よろしくお願い致します。
「行ってくる」
カウンターキッチンで開店の準備をしていると、レオンがシンの腰を引き寄せ、唇を重ねるてくるのは毎朝のことだ。
今朝のキスは柔らかさを確かめるみたいに何度も唇を押し付けてくるもので、最後はレオンの唇でシンの唇を挟むように、ふに……と甘噛みをした。
甘い菓子でも味わうかのような甘ったるいキス。
甘ったるいキスだけど、出港前に似つかわしくない甘いキスをするのはいつものことなのだ。
それからシンの頭を撫でて、レオンは海へと出かけて行った。
「ちぇ。それだけかよ……」
少しばかりすねた色をのせたシンの声は、ドアの向こうに行ってしまったレオンの耳には届かない。
あの言葉を少し期待していたと言えば嘘になるけど、あの言葉を口にするレオンを想像できないのも事実であった。
だからシンは小さくため息を吐いて、手元の作業に集中することにした。
*****
モーニングの下準備もほとんど終わり、あとは海から戻ってくる漁師たちを出迎えるだけ。
そんな時間になった頃、続々と帰港する船が見える窓に目を遣って、シンは一息吐いた。
そのとき。
「シンちゃん!!!!!」
大きな声と共に店のドアが開いた。
いつもは涼やかな音を奏でるドアベルが、けたたましく鳴り響く。
店のテーブルを拭く手伝いをしていたレンの目が、大きな音に驚いて真ん丸になった。
「皆さんお揃いで……どうされました?」
店に雪崩込んできたのは町の婦人会の面々。
「大変なのよ! 町長さんのとこのジジちゃんが調子悪いみたいで昨日の夜から何もご飯食べてないみたいなの」
集団の先頭に立つ婦人会の会長であるマリアが深刻な顔で説明した。
「え? ジジが?!」
ジジというのは町長夫妻が飼っている黒猫だ。
ジジという名前を聞くと有名なアニメ映画の人気キャラクターが思い浮かぶと思うが、黒猫といえばその名前しか思いつかなかったということで、どうか許してほしい。
黒い毛並みが艶々と美しく仕種が愛らしいジジは、数年前の酷い雨の日にシンとレンが見つけた猫だ。
当時まだ小さなレンを抱えて一人きりで飲食店を営むシンの代わりに、町長夫妻が飼ってくれることになったという経緯がある。
「そうなの。町長さんが至急ジジちゃんを動物病院に連れて行ってほしいって」
この町には動物病院が無く、ジジを獣医に見せるためには少し離れた大きな街に車で行くしかなかった。だが高齢の町長夫妻にとって、動物病院まで車を1時間近く運転することは難しく、いつもそこへはシンが連れて行っていた。
「もうモーニングの仕込みは終わったんでしょ? 今日は私達がお店番するからジジのことよろしくね。レンくんも私達が一緒にいるから心配しないで」
婦人会のメンバーは、これまでにもたまに店を手伝ってくれることがあった。
ジジを遠い動物病院まで連れて行ってやれるのは今は自分しかいないと悟ったシンは、レンと店をご婦人たちに託してジジの元へ向かったのであった。
「元気そうに見えるけど……なぁ、ジジ?」
一時間ほど車を走らせて到着した動物病院の待合室で、ケージに入れられたジジに話しかけてみる。だが、ジジは現実世界では「にゃーお」と返答するだけなので、シンがいくら語学を得意としていても何を言ってるのか理解することができない。
ジジの返答は理解できないが、黒い毛並みは艶があり、丸い瞳もいかにも元気そうに見える。
でも婦人会の面々だけでなく、世話になっている町長夫妻にも神妙な顔をしてジジを託されてしまった。
「ま、久しぶりだし、悪いところないかじっくり見てもらってもいいよな」
シンが小さくつぶやく。
すると。
「ジジちゃんお預かりしますね。町長さんの奥様から本日の診察内容についてはお電話もらっています」
そう言った看護師が、ケージごとジジを連れて行った。
時計を見ると、レオンはとっくに店に戻っている時刻だ。
一応ジジを病院に連れて行く旨レオンには連絡を入れてはあるが、特に返信はない。
返信のない画面に溜息を吐いて、シンはジジが診察室から出てくるのを待った。
*******
随分と長いこと待合室で待った。
「じっくり見てもらえばいいとは思ったけど……それにしても長すぎるような……」
持ってきていた本も読み終わってしまったし、タンブラーのドリンクも空になってしまった。
そして相変わらずレオンからはなんの連絡もない。
「忘れてんのかな……いや。バカみたいに記憶力はいいから、それはないな。まぁそういうことしてくれるタイプでもないし」
シンがぼんやりそんなことを考えていると、診察室の扉が開いた。
「お待たせしました。これでジジちゃんの健康診断終了です」
にっこり笑った看護師がジジの入ったケージを渡してきた。
「え? 健康診断?」
ジジは体調が悪かったのではないのか?
「はい。町長さんの奥様からはジジちゃんの健康診断を電話で依頼されています。今日分かる範囲のところではどこも異常はありませんでした。血液検査の結果が出ましたら、追ってご連絡しますね」
看護師の言葉に、首を傾げながらシンは動物病院を出た。
「まぁ、お前が元気ならいいかぁ」
シンがジジに話しかけると、にゃーおという呑気な返答が聞こえた。
帰りも一時間ほど車を走らせ、町長夫妻の元にジジを送り届けた。
「ジジ、具合悪いところはなかったみたいなんですが、今日は健康診断だけで良かったんですか?」
シンは確認したが、町長夫妻はにっこり笑って頷き、今日のお礼だと高そうなワインが入った紙袋を渡してきた。そのためシンはそれ以上は聞けず、家に帰ることとした。
「一体何だったんだ? 健康診断は確かに大事だけど別にモーニングの時間に急いで行かなくてもよかったような……」
シンが首を傾げながらそう呟いて、自宅兼喫茶店のドアを開けたときだった。
「シン! おかえり! おたんじょうびおめでとう!」
パーンと大きなクラッカーの音とレンの大きな声に迎えられた。
「え……?」
目の前に広がったのは、可愛らしいカラフルなバルーンや花で飾り付けられた室内。
テーブルには美味しそうな料理だけではなく、美しくデコレーションされたケーキまであった。
「すごいでしょー! おりょうりはレオンがたのんで、おばちゃんたちがつくってくれたけど、ケーキはレオンがつくたんだよ!」
レンが指で示したケーキには、シンの好物であるつやつやと瑞々しいマスカットがたっぷりと乗っている。
「うそ……」
「うそじゃないよー。レオンおばちゃんたちにね、まえからおしえてもらってたんだよ! でもきょうのケーキはぜんぶレオンがひとりでつくったの! すごいね!」
「おい! レン……!」
レオンが秘密にしておきたかったであろう舞台裏を続々とバラしていくレンを、慌てたように遮ろうとしたが得意顔のレンにはレオンも敵わない。
「ぶどう、おいしいのどれかなーっていっぱいさがしたんだよね、レオン。おはなもレオンがかってきたの! ぼくはふうせんをふくらませて、おばちゃんたちとクッキーやいたんだよ……うわっ」
得意顔のレンをシンがぎゅっと抱きしめたものだから、レンは驚きの声を上げる。
「シン……? シンびっくりおたんじょうびかい、いやなの? ないてる……」
レンの小さな手がシンの頬を撫でた。
「ううん。嫌なわけ、ないだろ。あのね、レン。嬉しすぎると、涙が出ちゃうこともあるんだよ。すごくすごく嬉しいから、涙が出ちゃった」
シンはそう言ってレンのおでこにコツンと自分のおでこを優しくぶつけて頭を撫でた。
そして立ち上がると、今度はレオンの方を見た。
「サプライズパーティなんてしてくれるとは夢にも思わなかったから、おかしいなぁとは思ったのですが、あなたのことは全く疑ってませんでした。びっくりしたぁ……」
泣き笑いのような表情を浮かべてレオンを見ると、照れくさいのか大きな手で口元を覆ったレオンと目が合った。
「祝ってやるって約束しただろうが……うわっ」
恥ずかしそうな表情のレオンをシンがぎゅっと抱きしめたものだから、先程のレンと同様レオンも驚きの声を上げた。
「はは。レオンの方が恥ずかしくて死にそうな顔してる……」
「うるせぇ……黙って祝われとけ」
レオンの逞しい首筋に顔を埋めて泣き顔を見られないようにする。
「ねぇ……言ってくれないんですか?」
シンが甘くねだるような声で言う。
「……くそ……っ調子乗りやがって……よく聞いておけよ」
シンの耳元にレオンの低い声が流れ込む。
「誕生日、おめでとう。シン。如月がお前を助けだしてくれて本当に感謝している……」
お前と出会えて、よかった。
「あーーー!レオンがシンをもっとなかせたー!!これからたんじょうびかいなのに!!」
レンの元気な声が小さくて温かいパーティ会場の中高らかに響いた。
シン、Happy Birthday!!
お読みいただきありがとうございました!
またこちらのSSはコミコミスタジオさん(通販)、アニメイトさん(店頭)の特典SSと少しだけ内容がリンクしてあります。
ちょっとだけなんで、読んでなくても全く差し支えはないと思いますが、
もしどうしても読んでみたいという方いらしたら、コミコミさんの通販ページに特典残ってるか覗いてもらえたら^_^
こちらはTwitterでハッシュタグ付き感想を下さった方へのお礼SSとしてプライベッターに9月に掲載したSSの再録になります。
発売日頃、ハッシュタグツイートで応援してくださった皆さんには改めて深くお礼を申し上げます。ありがとうございました。
ハッシュタグツイートや各書店のレビューなど、見えるところで感想を言ってくださるのは、本当に大きな後押しになります。
それでは今年ももまたこちらで連載などできたらなぁと準備を重ねているところなので、また応援していただけたら嬉しいです^_^
よろしくお願い致します。
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