120 / 120
第20章 春再来
最終話
しおりを挟む
翌年の春。
美しい青年が、裸足に小袖一枚を羽織り、衿をはだけたまま、江戸の町を歩いている。
小唄でも歌うように何やら口ずさんでいるものの、何を歌っているのかはっきりしない。
彼が正気でないのは明らかだが、顔立ちが美しく、その姿は儚げであるせいか、見る者に哀れを誘った。
通り過ぎる人々は、振り向き、ある者は足を止めて、彼を見つめる。
「頭がいかれちまってるのかな」
「あんな美男なのに、気の毒なもんだねぇ」
「あれで頭がまともなら、男からも女からも引く手あまただろうに」
口さがない町人のさえずりを尻目に、彼はまるで夢を見ているかのような、幸せそうな微笑を浮かべている。
「お雪さん」
仙千代が追いついた。
「家に帰りましょう」
そう言うと、お雪が羽織っている小袖の前を合わせて帯を結び直してやり、子供にするように手を取って家路についた。
「お帰りなさい」
仙千代とお雪の帰りを迎えたのは、欣栄と蔵人、そして、お孝の三人だった。
仙千代と蔵人は、今、医者見習いとして欣栄の手伝いをしている。
お孝は仙千代の妹で、かつての蔵人の婚約者だ。
かつてと付くのは、今、彼女は飯田欣栄と婚約しているからである。
蔵人は、長谷川家の嫡男としての権利を弟に譲ると、医師を目指して、仙千代と共に欣栄に弟子入りした。
お孝は、蔵人に呼び寄せられて江戸に来て、欣栄を一目見るなり恋に落ちた。
彼女は蔵人と婚約してはいたものの、仙千代と蔵人が衆道の契を交わした関係にあることを知っており、実の兄と恋仲にある男との婚約に困惑を隠せなかった。
しかし、両親を失い、何の後ろ盾もない彼女は、まわりの大人たちの言うなりになるしかなかった。
困惑を抱えたまま江戸に来た彼女は、欣栄と出会って、初めて自分の意思を持った。
「わたくしは欣栄さまの妻になりとうございます」
今度は、欣栄が困惑する番だった。
婚姻が重要な政治的意図をもつ将軍家や大名家であれば、お孝の年頃の娘でも、当たり前のように結婚対象になる。
しかし、中級武家の場合、娘に縁談が持ち上がるのは、せいぜい十七、八歳になってからで、城勤めを経験して、二十二、三になってから結婚する女性も多くいた。
「無論、お孝ちゃんのことは好きだが、妹に抱くような気持ちで、惚れた腫れたとは別物なのだ」
欣栄にとって、お孝は、まだ庇護すべく子供であり、異性として見ることは出来なかった。
「では、出来るだけ急いで大人になります。せめて婚約だけでもしていただけますか?」
まだ十三ながら、芯の強さの滲み出る口調と、こうと決めたら梃子でも動かない様子に、欣栄は根負けした。
お孝と欣栄の婚約を、蔵人も仙千代も、心から祝福した。
仙千代と蔵人、お孝、そしてお雪を引き取って、欣栄の家は一気に大所帯になった。
賑やかながら穏やかな日常が流れ、季節は巡り、仙千代が江戸に来て二度目の春がやって来た。
お雪の心は、はるか遠くをさまよったまま、なかなか現実に帰って来ようとしなかった。
彼には美しいものだけが見え、優しい声だけが聞こえているようだった。
「お雪さんは、治るのでしょうか?」
仙千代の問い掛けに、
「さあ、わからぬ」
欣栄は、薬研をひく手を止めると、お雪に目を向けた。
「あの若者は、正気を保っていたら耐えられないほど過酷な境遇にいた。死が唯一の救いに思えるほどの生き地獄だったが故に、自ら心を殺したのだろう」
「お雪さんは、生き抜くために、正気を手放したと?」
「そうせざるを得ないほど、彼は凄まじい恐怖に曝されていた。彼を苛んでいた困難が深刻であればあるほど、命は助かったからと言って、そう易々と心は元に戻りはしない」
仙千代の目線の先で、お雪は、庭先に植えられた桜の木の下にいた。
はらはらと花吹雪が舞い落ち、お雪はそれを受けとめようと、手のひらを上にして腕をのばす。
「皆さん、昼餉が出来ました」
お孝の声がした。
仙千代はそちらに返事をすると、お雪を迎えに庭に降りた。
「お雪さん、飯にしよう」
そう声をかけるとお雪は振り向き、仙千代はお雪の手をとって家の中に入った。
囲炉裏のある座敷に行くと、お孝と女中が御膳を運んでいるところで、ちょうど欣栄と蔵人もやって来た。
「昼餉が済んだら、患者の家々をまわる。そなたたちも付いてきなさい」
欣栄の言葉に、
「はい」
仙千代と蔵人は同時に返事をして、お互いに顔を見合わせた。
その様子を見ていたお孝が、耐えきれずに吹き出した。
「何がおかしい?」と、仙千代。
「いいえ、なにも。ただ、お二人はとても気が合うようだと思っただけです」
お孝は涼しい顔で言うと、大根の漬け物を口に運び、ぽりぽりと音を立てて咀嚼した。
そんな彼女に、欣栄はあたたかな眼差しを向ける。
仙千代も音を立てて漬け物を噛みながら、慎ましくも平和な日常の、なにげない幸せを噛み締めた。
ふと、お雪に目をやると、一心不乱に食べているが、やはり元々の育ちが良いのだろう、箸使いやひとつひとつの所作はきれいだった。
それ故に、まるで餓鬼のように食べ物を口に運ぶ様子が哀れに見えた。
仙千代は、欣栄のもとで一生懸命に医術を学び、いずれは腕の良い医師になって、お雪を癒してあげたいと思った。
気鬱の病は未知の部分が多く、これという治療法は確立していないが、治らないと決まったわけではない。
完全に元のようには戻らなくても、彼の生活の質が少しでも良くなるように力になることは出来るだろう。
蔵人の決死の覚悟、欣栄の惜しみない協力によって、仙千代は人生を取り戻すことが出来た。
一度は諦めた人生、他者の手によって再び与えられた命だからこそ、お雪のため、そして市井の苦しむ人々のために使おうと、仙千代は決意をあらたにした。
~おわり~
美しい青年が、裸足に小袖一枚を羽織り、衿をはだけたまま、江戸の町を歩いている。
小唄でも歌うように何やら口ずさんでいるものの、何を歌っているのかはっきりしない。
彼が正気でないのは明らかだが、顔立ちが美しく、その姿は儚げであるせいか、見る者に哀れを誘った。
通り過ぎる人々は、振り向き、ある者は足を止めて、彼を見つめる。
「頭がいかれちまってるのかな」
「あんな美男なのに、気の毒なもんだねぇ」
「あれで頭がまともなら、男からも女からも引く手あまただろうに」
口さがない町人のさえずりを尻目に、彼はまるで夢を見ているかのような、幸せそうな微笑を浮かべている。
「お雪さん」
仙千代が追いついた。
「家に帰りましょう」
そう言うと、お雪が羽織っている小袖の前を合わせて帯を結び直してやり、子供にするように手を取って家路についた。
「お帰りなさい」
仙千代とお雪の帰りを迎えたのは、欣栄と蔵人、そして、お孝の三人だった。
仙千代と蔵人は、今、医者見習いとして欣栄の手伝いをしている。
お孝は仙千代の妹で、かつての蔵人の婚約者だ。
かつてと付くのは、今、彼女は飯田欣栄と婚約しているからである。
蔵人は、長谷川家の嫡男としての権利を弟に譲ると、医師を目指して、仙千代と共に欣栄に弟子入りした。
お孝は、蔵人に呼び寄せられて江戸に来て、欣栄を一目見るなり恋に落ちた。
彼女は蔵人と婚約してはいたものの、仙千代と蔵人が衆道の契を交わした関係にあることを知っており、実の兄と恋仲にある男との婚約に困惑を隠せなかった。
しかし、両親を失い、何の後ろ盾もない彼女は、まわりの大人たちの言うなりになるしかなかった。
困惑を抱えたまま江戸に来た彼女は、欣栄と出会って、初めて自分の意思を持った。
「わたくしは欣栄さまの妻になりとうございます」
今度は、欣栄が困惑する番だった。
婚姻が重要な政治的意図をもつ将軍家や大名家であれば、お孝の年頃の娘でも、当たり前のように結婚対象になる。
しかし、中級武家の場合、娘に縁談が持ち上がるのは、せいぜい十七、八歳になってからで、城勤めを経験して、二十二、三になってから結婚する女性も多くいた。
「無論、お孝ちゃんのことは好きだが、妹に抱くような気持ちで、惚れた腫れたとは別物なのだ」
欣栄にとって、お孝は、まだ庇護すべく子供であり、異性として見ることは出来なかった。
「では、出来るだけ急いで大人になります。せめて婚約だけでもしていただけますか?」
まだ十三ながら、芯の強さの滲み出る口調と、こうと決めたら梃子でも動かない様子に、欣栄は根負けした。
お孝と欣栄の婚約を、蔵人も仙千代も、心から祝福した。
仙千代と蔵人、お孝、そしてお雪を引き取って、欣栄の家は一気に大所帯になった。
賑やかながら穏やかな日常が流れ、季節は巡り、仙千代が江戸に来て二度目の春がやって来た。
お雪の心は、はるか遠くをさまよったまま、なかなか現実に帰って来ようとしなかった。
彼には美しいものだけが見え、優しい声だけが聞こえているようだった。
「お雪さんは、治るのでしょうか?」
仙千代の問い掛けに、
「さあ、わからぬ」
欣栄は、薬研をひく手を止めると、お雪に目を向けた。
「あの若者は、正気を保っていたら耐えられないほど過酷な境遇にいた。死が唯一の救いに思えるほどの生き地獄だったが故に、自ら心を殺したのだろう」
「お雪さんは、生き抜くために、正気を手放したと?」
「そうせざるを得ないほど、彼は凄まじい恐怖に曝されていた。彼を苛んでいた困難が深刻であればあるほど、命は助かったからと言って、そう易々と心は元に戻りはしない」
仙千代の目線の先で、お雪は、庭先に植えられた桜の木の下にいた。
はらはらと花吹雪が舞い落ち、お雪はそれを受けとめようと、手のひらを上にして腕をのばす。
「皆さん、昼餉が出来ました」
お孝の声がした。
仙千代はそちらに返事をすると、お雪を迎えに庭に降りた。
「お雪さん、飯にしよう」
そう声をかけるとお雪は振り向き、仙千代はお雪の手をとって家の中に入った。
囲炉裏のある座敷に行くと、お孝と女中が御膳を運んでいるところで、ちょうど欣栄と蔵人もやって来た。
「昼餉が済んだら、患者の家々をまわる。そなたたちも付いてきなさい」
欣栄の言葉に、
「はい」
仙千代と蔵人は同時に返事をして、お互いに顔を見合わせた。
その様子を見ていたお孝が、耐えきれずに吹き出した。
「何がおかしい?」と、仙千代。
「いいえ、なにも。ただ、お二人はとても気が合うようだと思っただけです」
お孝は涼しい顔で言うと、大根の漬け物を口に運び、ぽりぽりと音を立てて咀嚼した。
そんな彼女に、欣栄はあたたかな眼差しを向ける。
仙千代も音を立てて漬け物を噛みながら、慎ましくも平和な日常の、なにげない幸せを噛み締めた。
ふと、お雪に目をやると、一心不乱に食べているが、やはり元々の育ちが良いのだろう、箸使いやひとつひとつの所作はきれいだった。
それ故に、まるで餓鬼のように食べ物を口に運ぶ様子が哀れに見えた。
仙千代は、欣栄のもとで一生懸命に医術を学び、いずれは腕の良い医師になって、お雪を癒してあげたいと思った。
気鬱の病は未知の部分が多く、これという治療法は確立していないが、治らないと決まったわけではない。
完全に元のようには戻らなくても、彼の生活の質が少しでも良くなるように力になることは出来るだろう。
蔵人の決死の覚悟、欣栄の惜しみない協力によって、仙千代は人生を取り戻すことが出来た。
一度は諦めた人生、他者の手によって再び与えられた命だからこそ、お雪のため、そして市井の苦しむ人々のために使おうと、仙千代は決意をあらたにした。
~おわり~
43
お気に入りに追加
160
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(12件)
あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

こども病院の日常
moa
キャラ文芸
ここの病院は、こども病院です。
18歳以下の子供が通う病院、
診療科はたくさんあります。
内科、外科、耳鼻科、歯科、皮膚科etc…
ただただ医者目線で色々な病気を治療していくだけの小説です。
恋愛要素などは一切ありません。
密着病院24時!的な感じです。
人物像などは表記していない為、読者様のご想像にお任せします。
※泣く表現、痛い表現など嫌いな方は読むのをお控えください。
歯科以外の医療知識はそこまで詳しくないのですみませんがご了承ください。



ある少年の体調不良について
雨水林檎
BL
皆に好かれるいつもにこやかな少年新島陽(にいじまはる)と幼馴染で親友の薬師寺優巳(やくしじまさみ)。高校に入学してしばらく陽は風邪をひいたことをきっかけにひどく体調を崩して行く……。
BLもしくはブロマンス小説。
体調不良描写があります。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

男子高校に入学したらハーレムでした!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
ゆっくり書いていきます。
毎日19時更新です。
よろしくお願い致します。
2022.04.28
お気に入り、栞ありがとうございます。
とても励みになります。
引き続き宜しくお願いします。
2022.05.01
近々番外編SSをあげます。
よければ覗いてみてください。
2022.05.10
お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。
精一杯書いていきます。
2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
読んでいただけてとても嬉しいです。
近々番外編をあげます。
良ければ覗いてみてください。
2022.05.28
今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。
次作も頑張って書きます。
よろしくおねがいします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
初めまして
色々検索してこの小説に行き当たりました。
初めはかわいい陰間をめでるつもりが純愛の仙ちゃんと可哀そうなお雪に釘付けとなり
どうぞ幸せになってと祈りながら読みました。大黒屋地獄に落ちろ~と思いながら読みました(笑)
最後悪は成敗される結末ですが、大黒屋の〇ン〇をチョンぎってほしかたたです。
いや、憎まれ役をここまで描いてアッパレです。挿絵を描きたくなりました。
はじめまして。色々と検索して辿り着いてくれて、ありがとうございます。
かわいい陰間ちゃんを愛でるつもりで来てくれた方にはちょっとハードではないかしら?と心配していたので、楽しんでいただけたようでよかったです。
挿絵を描きたいと思っていただけて、本当に嬉しいです。
大黒屋の◯ン◯ちょん切ってまえーには笑いました。ほんと、ちょん切ってやりたいほどムカつきますよね。
ご感想をいただけると励みになります。重ねて、ありがとうございました。
凄いドキドキしました!時代物のBLって、ほとんど読んだことがなくて、難しいので読むのに知力、胆力がいる気がします。Blはファンタジーと思ってサクッと読むタイプなので最後まで読めたのは作者様の力量によるものかと。凄い当時のリアルに触れた気がするくらい力のある小説で難しいんだけど、最後まで気になって気になってドキドキしながら読みました!描写がリアルで怖いよ~!この時代なら、こんなこと本気でありそうだよ、お雪さんが、可哀想すぎる!悪い奴らが成敗されますようにと祈りながら読んでいました。ハッピーエンドにして下さってありがとうございます。
ドキドキしていただけたようで、良かったです。
私もBLはファンタジーだと思っているので、史実や時代検証の正しさよりも、わかりやすさを重視して書くように気をつけました。
大岡越前とか水戸黄門みたいな時代劇レベルで、それっぽく書けていればいいや、と(笑)
胸糞悪い話だからこそ、ハッピーエンドにしようと思っていました。
感想をいただけると、書いて良かったと励みになります。
ありがとうございます。
他のWEBサイトで連載しているのを拝見して、待ち切れずにこちらに読みに来てしまいました。
可哀想だけど官能的で、ドキドキしながらあっという間に読んでしまいました。
素敵なお話をありがとうございます。
楽しんでいただけたようで良かったです。
本当はあちらで書き始めたのですが、構成などを変更して書き直したかったので、こちらで整理しながら書いてました。
読んでくださった方からの感想は何よりの励みになります。
ありがとうございました。