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第2章 水揚げ
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坊主は仙千代のくちびるにくちびるを押し当てると、口を吸いはじめた。
なめくじに口を犯されるような感覚に、仙千代の肌はぞっと粟立つ。
しかし、客を早く逝かせれば、それだけ早く終わると腹を据えると、口の中を犯す舌を吸い、己がやられているように相手の股間をもみしごく。
やがて、坊主の鼻息が荒くなってきた。
坊主はまたたく間に仙千代が身に着けている袴の紐をほどき、振袖の下に手を滑り込ませると、下帯の上から仙千代のそれを撫でまわした。
「おぬしはまだ子種を漏らしたことはなかろう?」
「はい……」
「それはよい。男は子種を吐いたら終わりだが、女子と童男は終わりがない。一晩中、もう嫌というほど愉しませてやろうぞ」
そうして、快楽地獄が幕を開けた。
坊主は振袖姿の仙千代を仰向けに寝かせ、下帯を取ると、仙千代のそれを口に含んだ。
当初は萎びていたそれは、坊主の口技によって、またたく間に硬くなる。
「気持ちよいか?」
「はい……」
「もっと気持ちよくしてやろう」
坊主は仙千代の鈴口に尖らせた舌先を押し付け、くちびるの内側の粘膜で雁首を擦った。
「あ……っ!」
今まで経験したことのない感覚に仙千代は驚き、咄嗟に両手で坊主の頭を押しのけようとする。
しかし、坊主は体を起こすと、仙千代の両の手首をつかみ、やさしく布団の上に戻した。
「声は出してもよいが、身動きしてはならぬ。よいな?」
「は、はい……」
坊主は口取りを再開した。
なめくじに口を犯されるような感覚に、仙千代の肌はぞっと粟立つ。
しかし、客を早く逝かせれば、それだけ早く終わると腹を据えると、口の中を犯す舌を吸い、己がやられているように相手の股間をもみしごく。
やがて、坊主の鼻息が荒くなってきた。
坊主はまたたく間に仙千代が身に着けている袴の紐をほどき、振袖の下に手を滑り込ませると、下帯の上から仙千代のそれを撫でまわした。
「おぬしはまだ子種を漏らしたことはなかろう?」
「はい……」
「それはよい。男は子種を吐いたら終わりだが、女子と童男は終わりがない。一晩中、もう嫌というほど愉しませてやろうぞ」
そうして、快楽地獄が幕を開けた。
坊主は振袖姿の仙千代を仰向けに寝かせ、下帯を取ると、仙千代のそれを口に含んだ。
当初は萎びていたそれは、坊主の口技によって、またたく間に硬くなる。
「気持ちよいか?」
「はい……」
「もっと気持ちよくしてやろう」
坊主は仙千代の鈴口に尖らせた舌先を押し付け、くちびるの内側の粘膜で雁首を擦った。
「あ……っ!」
今まで経験したことのない感覚に仙千代は驚き、咄嗟に両手で坊主の頭を押しのけようとする。
しかし、坊主は体を起こすと、仙千代の両の手首をつかみ、やさしく布団の上に戻した。
「声は出してもよいが、身動きしてはならぬ。よいな?」
「は、はい……」
坊主は口取りを再開した。
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