スキル運で、運がいい俺を追放したギルドは倒産したけど、俺の庭にダンジョン出来て億稼いでます。~ラッキー~

暁 とと

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79話 談笑と疑問

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ミケさんが、社長に就任して次の日。
ミケさんとフェニックスギルドの社長秘書にミツキ生きている事を伝え、俺の家に来てもらう事にした。

全ての事情を話して...

まあ、明日には、ミツキが死んだ事にして、1ヶ月が経つので、どうせ生きているって分かるんだけどね。

俺の家に来た2人は驚いていた。
ミツキが生きていると事実に。

「え...本当にミツキなの?亡霊じゃ...ないよ。」
「違うよ。ミツキは佐藤さんに助けて貰って生きているの。あと、久しぶりだね。ミケちゃん」
「森本さんも久しぶり!!」
「ひ、久しぶりです...」

2人は、ミツキが生きていることに驚いている。
そして、涙目になって嬉しそうにしている。

いや~少しいい事したな~
と、思っていた。

 佐々木さんも、その光景をみて頷いている。

 色々と話したいこともあるかもしれない。

家の中に案内して、茶菓子でも出して俺はその席から外れた。

その間、暇だからと佐々木さんの研究の手伝いを強制的に手伝いをさせられた。

何をしているが分からないが、色々とやっていると、3人が外に出る音がした。『3人で買い物かな』と思い、俺はまた研究の手を進めた。

なんやかんや、研究の手伝いに没頭していると、ミツキの呼ぶ声が聞こえた。

「ご飯できたよ~」
「分かった~佐々木さん。ご飯できたって」
「ん~」

俺と佐々木さんは、ミツキのいる場所に向かった。いつの間に、来たのか綾音さんも来ていた。

「クロウ様って、まさかカフェで出会った佐藤さんだなんて、驚きです!!」
「あ、そっか。まだ、正体とか明かしてなかったんだけ」

俺たちは、ミツキが作った厚切りとんかつを食べながら談笑した。

最近、厚切りとんかつをよく食べると思うが、美味しいから仕方がない。肉の厚さは、美味しさと比例してしまう。

少しピンクがかっているが、火は通っているので、病気の心配は要らない。

10時頃まで、談笑をし、ミケさんや秘書さんは今日はミツキの部屋で寝るそうだ。


翌朝、秘書さんとミケさんが帰るのに付き添った。ミツキが死んだと偽装して、1ヶ月が経ち冒険者ギルドに呼び出されたからである。

俺はミケさんのと秘書さんとは、冒険者ギルド前で別れ、俺は冒険者ギルド内に呼ばれた場所に入っていった。

何故か、一ヶ月前に対応してくれた色気のあるお姉さんではなく、一般男性職員が対応してきた。

あの、お姉さんが良かったな...と俺は少しガッカリした。

「え..と...単刀直入に言いますと、ミツキさんを殺そうとした人は見つけることが出来ませんでした。もしかすると、ミツキさんは単なる事故によるもののだったかもしれません。」

「いや、そんなはずは無いと思うけど?」

「すいません...我々冒険者職員の実力不足です。それと、1ヶ月が経ち捜査は単なる事故と処理されミツキさんは死亡した事は誤りと発表し、死亡事実を訂正します。」

これで、ミツキは生きていると新たに報告される。
何故、死亡扱いになった理由を添えて。

明日の新聞の一面を飾るだろう。

 ミツキは、フェニックスギルドのタケルとパーティーを組んでいた時に、動画配信で有名になったからな。

 俺は、疑問に残る。

 だが、色々と手続きをさせたれ家に帰されてしまった。
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