スキル運で、運がいい俺を追放したギルドは倒産したけど、俺の庭にダンジョン出来て億稼いでます。~ラッキー~

暁 とと

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第56話 新メンバー

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お酒を飲んだ後の記憶が曖昧だ。
 目を覚ますと、俺はホテルに居たはずなのだが、いつのまにか家のベットで眠っていた。

いつの間にか、俺は酔った勢いで帰って来たのだろうか?
 とりあえず、水でも飲もうと台所に向かった。
 台所には、ミツキが居たので、俺はミツキに聞くことにした。

「なあ、ミツキ。俺って、どうやって帰って来たの?」
「ん~綺麗な女性が、黒色の車で佐藤さんと一緒に出て帰って来たんです。その女性は、佐々木さんの所で一緒に居ますよ。」
「え、居るの?」
「はい。」

俺は、水を飲んで、佐々木さんの居る部屋に入った。
 中には、佐々木さんと、ホテルに不法侵入してきた女性が居た。
そういえば、驚きと酔いで顔とか見れていなかったけど、美人だ。
 ロングヘアーの黒髪だ。
お姉さん系と言いたいが、妹系に近い感じがする。

しかし、この女性は金持ちなのかな?
 高いお酒を出してきたり、黒塗りの車でって言っていたから、高級車なんだろう多分。

「あ、クロウ様。おはようございます。」
「どうして、ここに?」
「いえ、佐藤さんが連れてきてくれたんですよ。」

一瞬、ニヤっとした顔が見えたような気がした。
 しかし、俺が知らない女性を連れ込むなってことは無いはずなのだが...

「しかし、クロウ様の科学者である佐々木さんの技術は素晴らしいです。ぜひ私の会社での製品かを検討して欲しいです....いえ、ぜひクロウ様が私の会社のCEOになってください。」
「いや、それは断るよ。それより、人前の時とかは、佐藤って呼んでくれ。」
「はい、バレたら大変ですからね。」
「そうだね~」

俺は、女性の顔を見ながらバレたら大変になることをかみしめていた。

「そういえば、名前は?」
「私は、神谷綾音です。」
「そう、この人は神谷財閥の娘らしいぞ。佐藤くん」
「まじか、だからか。」

だからあんな、高いお酒とか出せるのか。
 お金持ちは、何を考えているのかわからんな~

「それより、佐藤くん。出来たよローブとグローブ。黒バージョン。性能は、魔法攻撃無効のローブと頑丈なローブの完成。」
「おお~」

手に取ってみると、少し重たいと感じるが防御力が高そうだ。
 それに、黒色。暗闇とかに居ると多分目を凝らさないと見つけることが出来ないかもしれない。

闇の組織の完成だ。

しかし、何故だ。何故、ローブが3つもあるのだ。
 2つでいいはず。
俺は、自前の物を持っているのに...

「なんで、3つも?」
「これは、神谷さんの物。どうやら、ラッキーギルドに入りたいらしい。なので、僕が加入手続きしておいたよ。」

いつの間にか、ラッキーギルドは俺含めて3人になった。

「クロウ様、よろしくお願いします。これを、どうぞ。」

と、お肉セットを渡された。何故か、俺の大好きなタンが多いのは偶然だろうか?
 まあ、今日は焼肉だ~
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