50 / 88
第50話 ブラックコーヒー
しおりを挟む
さて、少し気まずい時間が続いているよ。
俺とミケさんの注文が終わり、俺が頼んだブラックコーヒーとパンケーキが来たが、ミケさんのジャンボチョコパフェバナナ(カップルのみ)が来ない。やはり大きく作るのに手間がかかっているのだろうか?
佐々木さんとミツキと話して、女性の会話は少しは慣れたがやはり苦手だ。
美人のミケさんと顔を合わせた状態で、沈黙の時間が続く。別に、俺はミケさんの顔を見ながら注文してすぐに来たブラックコーヒーを飲んでいる今の状況が続いてもいいが、ミケさんは恥ずかしがっているので、やめておこう。俺は沈黙から抜け出そうと、何か話そうと思っていたが、話題が無く話すことが出来なかった。
そんなことを考えていると、ミケさんから話しかけて来てくれた。
「あの、すいません。私と偽装カップルになってくれて。」
「いえいえ、俺も入りずらいカフェに入れたのでよかったですよ。」
「気になっていたんですが...私とどこかで会いましたか?」
うん、最近会ったことがあるよ。
だって、ダンジョンで俺とミケさん戦ってたもん。ドラゴンで...
「あ、たぶん。駅でぶつかった時に会ったことがあるので、その時じゃないですか?」
「あ、確かに。あの時の、人ですか。あの時が、急いでてごめんなさい。」
「いやいや、気にしてないです。」
そんな会話をしていると、ようやくジャンボチョコパフェバナナが来た。
「お待たせしました~ジャンボチョコパフェバナナです。」
メニュー表と写真が違い過ぎる。大きな器い限界まで盛られた生クリームやバナナやアイス。メニュー表の写真の方が小さいことがあるだろうか。デカすぎやろ、こんなの一人で食べれるのか?
「カップル商品なので、どちらかがア~っと、食べさせてあげてください。その瞬間を写真にとりお渡しします。もし、食べさせることが出来ないとなると、このジャンボチョコパフェバナナは厨房に戻させていただきます。」
店員は、写真を持ちながら待機している。
「あの、食べさせてください!!」
「わ、分かりました。」
俺は、スプーンを持ち生クリームとアイスの部分を救い大きく口を開けた方にスプーンを入れた。
「あむ」
「はい、そのまま~」
『カッシャ』
と、俺たちは、写真を撮られた。
「あ、ありがとうございました。」
「いえいえ」
と、カップルイベントが終わりミケさんはジャンボチョコパフェバナナを食べ始めた。
その姿を見ているだけで、お腹が一杯になるような気がしたが、俺もイチゴが乗ったパンケーキを食べた。
俺とミケさんの注文が終わり、俺が頼んだブラックコーヒーとパンケーキが来たが、ミケさんのジャンボチョコパフェバナナ(カップルのみ)が来ない。やはり大きく作るのに手間がかかっているのだろうか?
佐々木さんとミツキと話して、女性の会話は少しは慣れたがやはり苦手だ。
美人のミケさんと顔を合わせた状態で、沈黙の時間が続く。別に、俺はミケさんの顔を見ながら注文してすぐに来たブラックコーヒーを飲んでいる今の状況が続いてもいいが、ミケさんは恥ずかしがっているので、やめておこう。俺は沈黙から抜け出そうと、何か話そうと思っていたが、話題が無く話すことが出来なかった。
そんなことを考えていると、ミケさんから話しかけて来てくれた。
「あの、すいません。私と偽装カップルになってくれて。」
「いえいえ、俺も入りずらいカフェに入れたのでよかったですよ。」
「気になっていたんですが...私とどこかで会いましたか?」
うん、最近会ったことがあるよ。
だって、ダンジョンで俺とミケさん戦ってたもん。ドラゴンで...
「あ、たぶん。駅でぶつかった時に会ったことがあるので、その時じゃないですか?」
「あ、確かに。あの時の、人ですか。あの時が、急いでてごめんなさい。」
「いやいや、気にしてないです。」
そんな会話をしていると、ようやくジャンボチョコパフェバナナが来た。
「お待たせしました~ジャンボチョコパフェバナナです。」
メニュー表と写真が違い過ぎる。大きな器い限界まで盛られた生クリームやバナナやアイス。メニュー表の写真の方が小さいことがあるだろうか。デカすぎやろ、こんなの一人で食べれるのか?
「カップル商品なので、どちらかがア~っと、食べさせてあげてください。その瞬間を写真にとりお渡しします。もし、食べさせることが出来ないとなると、このジャンボチョコパフェバナナは厨房に戻させていただきます。」
店員は、写真を持ちながら待機している。
「あの、食べさせてください!!」
「わ、分かりました。」
俺は、スプーンを持ち生クリームとアイスの部分を救い大きく口を開けた方にスプーンを入れた。
「あむ」
「はい、そのまま~」
『カッシャ』
と、俺たちは、写真を撮られた。
「あ、ありがとうございました。」
「いえいえ」
と、カップルイベントが終わりミケさんはジャンボチョコパフェバナナを食べ始めた。
その姿を見ているだけで、お腹が一杯になるような気がしたが、俺もイチゴが乗ったパンケーキを食べた。
31
お気に入りに追加
1,471
あなたにおすすめの小説

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※

少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。

(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います
しまうま弁当
ファンタジー
魔王討伐直後にクリードは勇者ライオスからパーティーから出て行けといわれるのだった。クリードはパーティー内ではつねにFランクと呼ばれ戦闘にも参加させてもらえず場美雑言は当たり前でクリードはもう勇者パーティーから出て行きたいと常々考えていたので、いい機会だと思って出て行く事にした。だがラストダンジョンから脱出に必要なリアーの羽はライオス達は分けてくれなかったので、仕方なく一階層づつ上っていく事を決めたのだった。だがなぜか後ろから勇者パーティー内で唯一のヒロインであるミリーが追いかけてきて一緒に脱出しようと言ってくれたのだった。切羽詰まっていると感じたクリードはミリーと一緒に脱出を図ろうとするが、後ろから追いかけてきたメンバーに石にされてしまったのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる