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第47話ふん、それをくれてやる。
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ドラゴンを倒した後、ミケさんの様子を見に近くに近寄った。
「くっ殺せ。」
おいおい、俺はどこかのゴブリンか何かに間違っていないだろうか?
俺、そんなに怖かったかな?
「俺は殺さない。」
「なんで。」
「俺は人を殺さないからだ。」
一応、殺さないって、アピールしたけど信じてくれただろうか?
俺は、ドラゴンのドロップアイテムを回収していた。しかし、本来はドラゴンの皮だけが目当てだった。
それに、よこどりした感じなので、罪悪感がある。ドラゴンの皮1枚とドラゴンの爪を残して置くことにした。
「お前にも、ドラゴンのドロップアイテムを受け取る権利がある。」
体力が無くなったのか、動けないでいるようなので、俺は佐々木さんが前に試作品とくれたポーションをポケットから取り出しミケさんに投げ渡した。
「飲め」
「こんな怪しい物飲めるわけないじゃない!!」
俺があげたポーションはどうやら怪しいらしい。
まあ、人に貰った物に何が入ってるか分からないしそれもそうか。
俺たちが、ここに居てもミケさんを不快にさせるかも知れない。
なので、さっさと帰ることにした。
「行くぞ。」
ダンジョンクリア時に出てくる、クリスタルに触り俺たちは一階層に戻った。
俺は、戻る際に撮影ドローンの撮影を止めておいた。
『リリース』
俺は、服を変え普通の服にして、ダンジョンから出た。
今日撮影した動画は、削除だな。
ミケさんを怒らして、クリムゾンスカーレットのイメージに傷がついたらいけない。
俺は、早速スマホで動画配信サイトにアクセスして消去した。
視聴人数の合計が1人なので大丈夫だろう。どうせ、最初の方にしか見ていないはずだ。
しかし、ミケさん顔に似合わず凄かったな~
「君、本当に強いよね。」
「まあね。」
「佐藤さんは、最強です。」
そんな風に、女子二人に褒められてまた家に帰り、このドラゴンの皮を使うローブなどを作ってもらう事にした。
******
あの....クロウと言うローブの男...ミツキちゃんを殺したくせに...何が、『俺は人を殺せない。』だ。
それに、情けでもらったドラゴンのドロップアイテム。こんな高級なドロップアイテムを独り占めせずに、私にも分けるなんてどうかしているんじゃないの?
それに、もう二人いるなんて聞いてない。
あんなに強い男に付いている人たちだ、私と互角...それ以上の実力を持っているんじゃないかしら...
そうしたら、私達なんか勝ち目がないじゃない。
ミツキの仇を撃つことが出来ないじゃない...
自分の無力さが憎い...
それに、あの男から貰ったいかにも怪しいポーション。
絶対毒とか入っているんでしょ。
だけど、私にはポーションが無くなり動くことが出来ない。
これを飲んで死ぬか、魔物がやって来て殺されるか....
究極の選択ね。
....
飲んで見るしかないよね...
「ゴック」
私は、魔物に殺されるよりマシだ。と思い、飲むと体中の痛みなどが消え少し回復して歩ける程度に動けるようになった。
まさか、本物のポーションだったなんて....
それに、体力だけじゃなく、魔力まで回復している。
あのブラッド・クロウと名乗る男は一体何者なの。
「くっ殺せ。」
おいおい、俺はどこかのゴブリンか何かに間違っていないだろうか?
俺、そんなに怖かったかな?
「俺は殺さない。」
「なんで。」
「俺は人を殺さないからだ。」
一応、殺さないって、アピールしたけど信じてくれただろうか?
俺は、ドラゴンのドロップアイテムを回収していた。しかし、本来はドラゴンの皮だけが目当てだった。
それに、よこどりした感じなので、罪悪感がある。ドラゴンの皮1枚とドラゴンの爪を残して置くことにした。
「お前にも、ドラゴンのドロップアイテムを受け取る権利がある。」
体力が無くなったのか、動けないでいるようなので、俺は佐々木さんが前に試作品とくれたポーションをポケットから取り出しミケさんに投げ渡した。
「飲め」
「こんな怪しい物飲めるわけないじゃない!!」
俺があげたポーションはどうやら怪しいらしい。
まあ、人に貰った物に何が入ってるか分からないしそれもそうか。
俺たちが、ここに居てもミケさんを不快にさせるかも知れない。
なので、さっさと帰ることにした。
「行くぞ。」
ダンジョンクリア時に出てくる、クリスタルに触り俺たちは一階層に戻った。
俺は、戻る際に撮影ドローンの撮影を止めておいた。
『リリース』
俺は、服を変え普通の服にして、ダンジョンから出た。
今日撮影した動画は、削除だな。
ミケさんを怒らして、クリムゾンスカーレットのイメージに傷がついたらいけない。
俺は、早速スマホで動画配信サイトにアクセスして消去した。
視聴人数の合計が1人なので大丈夫だろう。どうせ、最初の方にしか見ていないはずだ。
しかし、ミケさん顔に似合わず凄かったな~
「君、本当に強いよね。」
「まあね。」
「佐藤さんは、最強です。」
そんな風に、女子二人に褒められてまた家に帰り、このドラゴンの皮を使うローブなどを作ってもらう事にした。
******
あの....クロウと言うローブの男...ミツキちゃんを殺したくせに...何が、『俺は人を殺せない。』だ。
それに、情けでもらったドラゴンのドロップアイテム。こんな高級なドロップアイテムを独り占めせずに、私にも分けるなんてどうかしているんじゃないの?
それに、もう二人いるなんて聞いてない。
あんなに強い男に付いている人たちだ、私と互角...それ以上の実力を持っているんじゃないかしら...
そうしたら、私達なんか勝ち目がないじゃない。
ミツキの仇を撃つことが出来ないじゃない...
自分の無力さが憎い...
それに、あの男から貰ったいかにも怪しいポーション。
絶対毒とか入っているんでしょ。
だけど、私にはポーションが無くなり動くことが出来ない。
これを飲んで死ぬか、魔物がやって来て殺されるか....
究極の選択ね。
....
飲んで見るしかないよね...
「ゴック」
私は、魔物に殺されるよりマシだ。と思い、飲むと体中の痛みなどが消え少し回復して歩ける程度に動けるようになった。
まさか、本物のポーションだったなんて....
それに、体力だけじゃなく、魔力まで回復している。
あのブラッド・クロウと名乗る男は一体何者なの。
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