スキル運で、運がいい俺を追放したギルドは倒産したけど、俺の庭にダンジョン出来て億稼いでます。~ラッキー~

暁 とと

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第40話 色気のあるお姉さん・我は知っている。

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俺達は、冒険者ギルドに向かった。
俺は、佐々木さんが言っていた事をどうすれば言いのか分からないので、とりあえず任せることにした。

「あの、すいません。」
「はい?」
「奥で話がしたいんですが」
「奥ですね。分かりました。」


佐々木さんが奥と言うと、受付のお姉さんが冒険者ギルドの奥の方に案内してくれた。
   俺は冒険者ギルドの奥に入った事がなかったので、少しドキドキしている。

冒険者ギルドの奥には、複数の個室などがあった。
   佐々木さんに聞いてみるとこれは、どれも鑑定がかかる上級の魔物のドロップアイテムを持ってきた時の待機室に使われたりするVIP専用部屋や、今俺達がやろうとしている事の相談などをする場所のようだ。


俺達も1番奥の個室に案内され中に入ると、1人のストッキングを履き胸が大きめでだけど、キッチリとしたスーツを着たお姉さんがソファーに座っていた。
   俺達も、お姉さんと向かい合う感じでソファーに腰をかけた。

「どうされました?」
「はい、こちらのミツキさんがパーティーメンバーに殺されそうになり調査して欲しいです。」

「そうでしたか、それは大変でした。では、ミツキさんにいくつかの質問をします。ミツキさんが命を狙われたと分かる証拠となる物などありますでしょうか?」
「い、いえ...無いです。」

「そうですか、では、次の質問です。何故命を狙われたと思ったのでか?スキルが誤射した可能性もありますよね?」
「はい...ですが、スキルを使う声がしたと思うと、レッドワームとは別方向に居る私に当てレッドワームの攻撃を避けられない様にしたからです。」

「では、最後の質問です。パーティーメンバーの中で1番犯人として怪しいのは誰ですか?」

ミツキは、少し押し黙ったが、口を開き答えた。

「...ミツキは...タケルが怪しいと思います。」
「それは、何故?」
「しつこい、ナンパを断ったりしてしまい、ミツキの事を嫌っていたかも知れないからです。それに、遠距離攻撃だったので、レイは違います。遠距離を得意とするミカは炎系のスキルしか遠距離で飛ばす事が出来なかったので、遠距離を扱えて炎系では無いと言う事は、タケルだと思ったからです。」
「なるほど...事件性は確かにありますね。調査しましょう。では、ミツキさん。こちらの契約書にサインをお願いします。」
「はい」

このサインは、自分が一時的に死んだ事になるように扱われけど、いいですか?と言う事に同意する契約書のようだ。

たまに、嫌がる人もいたりして、訴えられたら困るので、先に契約書を書かせるらしい。

「では、契約書にもサインを頂けたので、早速、フェニックスギルドに連絡をして、ミツキさんの死亡報告をします。だいたい、1ヶ月ほどで事件性や犯人などが分かり即逮捕に出来ますので、1ヶ月ほど変装などをして身を隠しておいてください。」
「わかりました。」
「あ、すいません。ついでに、佐々木さんのギルド登録をしたいのですが?」

俺は、色気のあるお姉さんに尋ねた。

「分かりました。では、書類を持ってきます。」

お姉さんは、部屋から出ていった。
   後ろ姿が凄い色気があった。
数分後、色気のあるお姉さんは戻ってきた。

「では、佐々木さんこの書類に所属するギルドと名前を書いてください。」
「あ、佐藤くんギルド名ってなんですか?」
「ラッキーギルド」

佐々木さんは、書類を書き終え色気のあるお姉さんに渡した。

やることも終え、帰る事にした。

  ミツキは、正体がバレてはいけない。なので、変装しないと外に出歩けなくなると言う不便さは出るが、まあ仕方がないだろう。

しばらく、ミツキと佐々木さんは俺の家に泊まる事になった。まあ、俺の家は一軒家で2階の部屋も余っているので大丈夫だ。

家に帰った後、ミツキについて何か載ってないかテニターを見てみると、シャイニングアローと言う見るからに捨て垢アカが『ミツキ絶対死んだわこれ』っと、書き込んでいた。

他は、心配する投稿が多かったが、そんな風に書いてあったのが目に付いた。

俺は、自分のアカウントでシャイニングアローがどんな気持ちてで書いている分かるが消すように『我はお前を知っている。恐怖を知れ。』とシャイニングアローのアカウントにコメントした。(ちょっと、よく判らん)
  
数分後、シャイニングアローのコメントというより、アカウントが消えた。

ちょっと言いすぎたかな?
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