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第21話 このローブ臭いんですけど!?
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強いスケルトンを倒し、ドロップアイテムになった。
スケルトンは、宝箱になっている。
中は、スケルトンが使っていた剣でもあるのかな~と思い宝箱を開け中を見てみると、剣では無く、黒い布が入っていた。
「ん....?布?」
宝箱の中に、グルグル巻きにして入ってあるので、黒い布を持ち上げ広げて見ることにした。
「ん~今度こそハズレ系のアイテムかな...」
ブツブツ言いながらも、伸ばして俺が着れるか、体に近づけた。
「くっさ!!」
臭かった。
まあ、宝箱に入って、何もしていないんだから当然...?なのかな?
臭いは臭いが、何となく着てみる事にした。
この黒い服は、長袖でフードもある。
臭いが、俺の身長に合った服だったので、我慢してとりあえず着てみることにした。
「お~」
スマホ画面を鏡代わりにして、ローブを着ている自分の姿を見て『カッコいい』と感動している。
臭いけど。
家に帰ったら、すぐに洗濯機の中に放り込んで洗濯してやる。
そんなことを思いながら、ローブを脱ぎ家に帰った。
「ふう~マジで死ぬかと思った~」
異常に強いスケルトンとの死闘から家に帰ると、安心した。
さっそく、洗濯機に向かいカッコいい黒いローブを洗濯機に入れた。
洗濯機を回し、『ピー』と言う音がした。
早速、洗ったローブを取り出すが、まだ臭い。
もう一度、洗うが匂いが薄れただけで、臭い。
三回目にして、ようやく匂いが取れ洗剤の匂いがするようになった。
早速、外に干して乾燥させる。
しかし、ローブとは俺の中の心にある中二心をくすぶる代物だよ。
それに、グローブに革靴...最高かよ。
そんなことを思いながら、今日のドロップアイテム売りに行こうと思う。
今日は、ワーウルフの毛皮だけでは少なく、毛皮なので軽い。リュックを背負い冒険者ギルドに行くことにした。
帰った頃には、ローブも乾いているだろうし。
・・・・
冒険者ギルドに着いた。
「どうか、されました?」
「買取でお願いします。」
「はい、分かりました。では、こちらの机にドロップアイテムの入ったリュックを置いてください。」
受付の人に指示された、机に置き受付のお姉さんは奥の方に持って行った。
少しして、鑑定が終わった。
「はい、ワーウルフの毛皮53枚で、106万です。」
「おお!!」
「これほど、大量に個人で持ってこられたのは佐藤さんが初めてです。」
「いやいや~」
っと、照れた。
「あ、あと、ダンジョンで、未確認のボスが出ました。」
「本当ですか。ご報告ありがとうございます。特徴や、写真などありますか?」
「いえ、写真は無いのですが特徴はスケルトンです。」
「スケルトンと同じ、骨なのですか?どんな骨なのでしょうか?」
「あ、いや。見た目は、ほぼスケルトンなんです。」
「そ、そうですか...」
受付のお姉さんは、メモを取り俺に特徴を聞いている。
だけど、スケルトンと聞くとあからさまに落ち込まれた。
「で、倒されたのでしょうか?」
「それは倒しましたよ。」
「では、攻撃手段は?」
「剣ですね。」
「剣ですか...」
「あと、その剣で斬撃を飛ばしてきます。それに、動きはワーウルフより早いかもしれません。」
「え?え?普通のスケルトンなんじゃ?」
「いや、ボスっていいましたよね?」
斬撃を出すスケルトンとか、聞いた事が無いからか、受付のお姉さんは動揺していた。というより、ボス部屋でスケルトンが出たのかと勘違いでもしていたのではないだろうか?
「そ、そうでしたか...では、ドロップアイテムは...」
「宝箱で、宝箱の中には黒い布が入ってました。臭かったです。」
「そ、そうですか。では、こんな感じでしょうか?」
メモと一緒に、絵も書いていたようだ。
俺が言った特徴だけで、よくここまで正確に絵を書けるものだと感心した。
「はい、俺が戦ったのはその絵とそっくりです。」
「では、貴方がこのスケルトンに命名権がありますが、名前つけますか?」
「あ、はい。名前つけます。」
最初に新種のボスや魔物を見つけた者には、命名権が与えられる。
俺は、強いスケルトンに『スラッシュ・ダーク・ボーン』と。
実際、斬撃とか飛ばすし。ダークとか付いてたらカッコいいと思いこの名前にした。
「分かりました。『スラッシュ・ダーク・ボーン』ですね。冒険者ギルドの方で申請をしておきます。」
「分かりました~」
と言う感じで、俺は冒険者ギルドから家に帰った。
また、一カ月後に確認に『スラッシュ・ダーク・ボーン』が出現するか、他の配信者が動画での証拠『スラッシュ・ダーク・ボーン』を映すか、同じ報告されるかで、確認が取れたら申請が通る。
通ったら、電話で報告され、冒険者ギルドサイトなどで、『スラッシュ・ダーク・ボーン』の情報が掲載されるらしい。
だけど、一カ月たっても証拠などが提出できなかったら、申請が抹消される。
ボスとか言って、嘘を付く人も居るらしいので、そんなルールが出来たらしいよ。
俺は、、報告を終えた後、106万円と言う大金を持って帰りたくないので、銀行に行ってお金を預けることにした。
ーーー俺もそろそろ、銀行と冒険者ギルドを紐付けして、直接銀行に振り込まれるようにしないとな...
こんなに稼げるとは思っていなかったので、今まで考えてこなかった。今度、冒険者ギルドに行く予定がある時にでも銀行と冒険者ギルドを紐付けをしようと思い電車に乗り家に帰った。
スケルトンは、宝箱になっている。
中は、スケルトンが使っていた剣でもあるのかな~と思い宝箱を開け中を見てみると、剣では無く、黒い布が入っていた。
「ん....?布?」
宝箱の中に、グルグル巻きにして入ってあるので、黒い布を持ち上げ広げて見ることにした。
「ん~今度こそハズレ系のアイテムかな...」
ブツブツ言いながらも、伸ばして俺が着れるか、体に近づけた。
「くっさ!!」
臭かった。
まあ、宝箱に入って、何もしていないんだから当然...?なのかな?
臭いは臭いが、何となく着てみる事にした。
この黒い服は、長袖でフードもある。
臭いが、俺の身長に合った服だったので、我慢してとりあえず着てみることにした。
「お~」
スマホ画面を鏡代わりにして、ローブを着ている自分の姿を見て『カッコいい』と感動している。
臭いけど。
家に帰ったら、すぐに洗濯機の中に放り込んで洗濯してやる。
そんなことを思いながら、ローブを脱ぎ家に帰った。
「ふう~マジで死ぬかと思った~」
異常に強いスケルトンとの死闘から家に帰ると、安心した。
さっそく、洗濯機に向かいカッコいい黒いローブを洗濯機に入れた。
洗濯機を回し、『ピー』と言う音がした。
早速、洗ったローブを取り出すが、まだ臭い。
もう一度、洗うが匂いが薄れただけで、臭い。
三回目にして、ようやく匂いが取れ洗剤の匂いがするようになった。
早速、外に干して乾燥させる。
しかし、ローブとは俺の中の心にある中二心をくすぶる代物だよ。
それに、グローブに革靴...最高かよ。
そんなことを思いながら、今日のドロップアイテム売りに行こうと思う。
今日は、ワーウルフの毛皮だけでは少なく、毛皮なので軽い。リュックを背負い冒険者ギルドに行くことにした。
帰った頃には、ローブも乾いているだろうし。
・・・・
冒険者ギルドに着いた。
「どうか、されました?」
「買取でお願いします。」
「はい、分かりました。では、こちらの机にドロップアイテムの入ったリュックを置いてください。」
受付の人に指示された、机に置き受付のお姉さんは奥の方に持って行った。
少しして、鑑定が終わった。
「はい、ワーウルフの毛皮53枚で、106万です。」
「おお!!」
「これほど、大量に個人で持ってこられたのは佐藤さんが初めてです。」
「いやいや~」
っと、照れた。
「あ、あと、ダンジョンで、未確認のボスが出ました。」
「本当ですか。ご報告ありがとうございます。特徴や、写真などありますか?」
「いえ、写真は無いのですが特徴はスケルトンです。」
「スケルトンと同じ、骨なのですか?どんな骨なのでしょうか?」
「あ、いや。見た目は、ほぼスケルトンなんです。」
「そ、そうですか...」
受付のお姉さんは、メモを取り俺に特徴を聞いている。
だけど、スケルトンと聞くとあからさまに落ち込まれた。
「で、倒されたのでしょうか?」
「それは倒しましたよ。」
「では、攻撃手段は?」
「剣ですね。」
「剣ですか...」
「あと、その剣で斬撃を飛ばしてきます。それに、動きはワーウルフより早いかもしれません。」
「え?え?普通のスケルトンなんじゃ?」
「いや、ボスっていいましたよね?」
斬撃を出すスケルトンとか、聞いた事が無いからか、受付のお姉さんは動揺していた。というより、ボス部屋でスケルトンが出たのかと勘違いでもしていたのではないだろうか?
「そ、そうでしたか...では、ドロップアイテムは...」
「宝箱で、宝箱の中には黒い布が入ってました。臭かったです。」
「そ、そうですか。では、こんな感じでしょうか?」
メモと一緒に、絵も書いていたようだ。
俺が言った特徴だけで、よくここまで正確に絵を書けるものだと感心した。
「はい、俺が戦ったのはその絵とそっくりです。」
「では、貴方がこのスケルトンに命名権がありますが、名前つけますか?」
「あ、はい。名前つけます。」
最初に新種のボスや魔物を見つけた者には、命名権が与えられる。
俺は、強いスケルトンに『スラッシュ・ダーク・ボーン』と。
実際、斬撃とか飛ばすし。ダークとか付いてたらカッコいいと思いこの名前にした。
「分かりました。『スラッシュ・ダーク・ボーン』ですね。冒険者ギルドの方で申請をしておきます。」
「分かりました~」
と言う感じで、俺は冒険者ギルドから家に帰った。
また、一カ月後に確認に『スラッシュ・ダーク・ボーン』が出現するか、他の配信者が動画での証拠『スラッシュ・ダーク・ボーン』を映すか、同じ報告されるかで、確認が取れたら申請が通る。
通ったら、電話で報告され、冒険者ギルドサイトなどで、『スラッシュ・ダーク・ボーン』の情報が掲載されるらしい。
だけど、一カ月たっても証拠などが提出できなかったら、申請が抹消される。
ボスとか言って、嘘を付く人も居るらしいので、そんなルールが出来たらしいよ。
俺は、、報告を終えた後、106万円と言う大金を持って帰りたくないので、銀行に行ってお金を預けることにした。
ーーー俺もそろそろ、銀行と冒険者ギルドを紐付けして、直接銀行に振り込まれるようにしないとな...
こんなに稼げるとは思っていなかったので、今まで考えてこなかった。今度、冒険者ギルドに行く予定がある時にでも銀行と冒険者ギルドを紐付けをしようと思い電車に乗り家に帰った。
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