スキル運で、運がいい俺を追放したギルドは倒産したけど、俺の庭にダンジョン出来て億稼いでます。~ラッキー~

暁 とと

文字の大きさ
上 下
17 / 88

第17話 革靴は、音がいい。

しおりを挟む

アーケイド・ボーンのドロップアイテムは、宝箱だった。
 宝箱の中身は、どんな物が入っているのかドキドキしながら開ける。
動画配信で、宝箱を開ける動画を見たことがあるが宝箱の中身は、たまに空の時がある。その時の配信者は、めっちゃくちゃ落ち込んでた。

「お~おお??」

宝箱の中を少し開けると、中は暗く良く見えないが何か入っているのが分かった。
 どんな、アイテムがあるのか開けると、黒い革靴が入っていた。
この、ダンジョンで出る着装品は、黒色しか出ないのだろうか?
 まあ、カッコいいからいいけど。

早速、宝箱から出て来た黒い革靴を履くことにした。
 歩いてみると、『コツコツ』と言う音を響かせる。
このコツコツと言う音がいい。

だけど、普段はスニーカーを履く俺には革靴は履くことに、違和感がある。
 この違和感は、履いて慣らさないといけないな。
  
「この革靴は普通の革靴とは、やっぱり違う。革靴の割に軽い。俺が、最初に革靴を履いた時は歩くたびに足裏がツル感じがしていたのだが、それが無い。」

歩いてみたが、一つ感じたことがある。
 体が軽い。
まるで、地球の重力が半分になったかのように感じる。

この、黒い革靴には体重と言う重さを半減する効果でもあるのだろうか?
 体が軽くなりいつもの数倍の速さで、動くことが出来る。

アーケイド・ボーンを倒し、黒い革靴を使っていると、いつの間にか、6階層に繋がる階段が出現していた。
 6階層に繋がる階段を使い、様子だけ見てまた明日攻略をしようと思う。
ダンジョンのボスは、1カ月に一回ほどで出現するので、戻ったら『ボスが復活!?』と言う心配はいらない。

6階層の様子を見ると、内装が少し変わったような気がする。壁が茶色だったのが、少し黒みがかっているいう感じだ。
 まあ、変わったからと、魔物の強さは変わらない。それに、ダンジョンを進んでいくうちにダンジョン内部の様子が変わるのは普通だからね。

それに、6階層の魔物はどうやらゾンビのようだ。ゾンビは、心臓の核を潰さなければ死なないし、ドロップアイテムは出ないと、冒険者からの嫌われ者の魔物である。
 ちなみに、ゾンビに噛まれたらゾンビになるって言うことは無い。ただただ、痛いだけだ。

ゾンビは、動きが遅い。
 それに、攻撃が噛むか殴って来るだけなので、対処は楽だ。だけど、油断するとゾンビの力は強いので、殺されるかもしれないので、油断は禁物だ。

俺は、6階層の様子を確認することが出来たので、ダンジョンから出た。
 この、黒い革靴のおかげで直ぐにダンジョンの出口に着くことが出来た。
だけど、俺は日常的に履いているスニーカーに慣れているので、ダンジョン以外では黒い革靴は使わないと思う。
しおりを挟む
感想 34

あなたにおすすめの小説

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった

ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます! 僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか? 『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

スライムすら倒せない底辺冒険者の俺、レベルアップしてハーレムを築く(予定)〜ユニークスキル[レベルアップ]を手に入れた俺は最弱魔法で無双する

カツラノエース
ファンタジー
ろくでもない人生を送っていた俺、海乃 哲也は、 23歳にして交通事故で死に、異世界転生をする。 急に異世界に飛ばされた俺、もちろん金は無い。何とか超初級クエストで金を集め武器を買ったが、俺に戦いの才能は無かったらしく、スライムすら倒せずに返り討ちにあってしまう。 完全に戦うということを諦めた俺は危険の無い薬草集めで、何とか金を稼ぎ、ひもじい思いをしながらも生き繋いでいた。 そんな日々を過ごしていると、突然ユニークスキル[レベルアップ]とやらを獲得する。 最初はこの胡散臭過ぎるユニークスキルを疑ったが、薬草集めでレベルが2に上がった俺は、好奇心に負け、ダメ元で再びスライムと戦う。 すると、前までは歯が立たなかったスライムをすんなり倒せてしまう。 どうやら本当にレベルアップしている模様。 「ちょっと待てよ?これなら最強になれるんじゃね?」 最弱魔法しか使う事の出来ない底辺冒険者である俺が、レベルアップで高みを目指す物語。 他サイトにも掲載しています。

欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します

ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!! カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。

チートな嫁たちに囲まれて異世界で暮らしています

もぶぞう
ファンタジー
森でナギサを拾ってくれたのはダークエルフの女性だった。 使命が有る訳でも無い男が強い嫁を増やしながら異世界で暮らす話です(予定)。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス

R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。 そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。 最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。 そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。 ※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※

少し冷めた村人少年の冒険記

mizuno sei
ファンタジー
 辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。  トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。  優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。

処理中です...