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夏の暑さと下克上物語1『奏攻め 蘭受け』

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鈴浦のアジト。奏と蘭が部屋に戻っては、蘭は待ってましたと言わんばかりにバサッとTシャツを脱ぎ、タンクトップ一枚になった。「やらんやらんやらんやらん!待ってや!!」と慌てる奏に、蘭は「黙れ、」と覆いかぶさり、キスをしようとする。が。「ぇッと…………どういうつもりだ?」逆に蘭は覆いかぶさられてしまった。奏は「そんなにしたいんなら襲ったるおもて」と悪い笑みを浮かべる。「俺やてやられてるばかりちゃうねん!」と自信ありげに言う奏。蘭は「俺を満足させられるのか」と問いかける。奏は蘭の両腕を上に持ち上げ、蘭が持っていた手錠をかけた。「ぅわ、…正気かよ」その後奏が馬乗りになっては、蘭は目を丸くし、まだ状況を読めないでいるようだった。そんな蘭の背中を、奏は指でなぞる。「……は……っ……」ピクり、と蘭が肩を震わせては、奏は「気持ちええ、?」と蘭に問いかける。蘭は「この程度普通だ、どうって事ない」と言った。奏は「んならたくさん感じさせたるよ」とローターを取り出す。「待て、なんで、持ってきてるんだ!?」脚を閉じる蘭。だが奏は無理矢理蘭の脚をかっぴらいた。「辞めろ、ッぃや……」と蘭が言うと、奏は「感じてまうからか?大丈夫や、蘭くん感じたりせえへんのやろ?」と相手が言ったことを強調し、ローターを蘭の男性器にズボン越しにまずは弱の強度で震わせる。ツーッとローターを動かす奏。蘭はこれでも「ッはぁ、…ぅ…」時折吐息を漏らし、肩を震わせ、感じている様子だ。「感度ええんやな」と奏が微笑むと、奏は指でも蘭の男性器の筋を時折撫でる。「ッッ、はぁあ、♡」甘い声を出してしまった蘭に、奏は「そこええの?」と優しく問いかけた。「ぃやだ、」と拒む蘭に、奏は「嫌なんね、わかった」と言いながら、ローターの強さを中にして、男性器をなぞりながら、上下に震わせる。「ッび゙ッ、!???」ゾクゾク、とした感覚に蘭が高い声を上げては、男性器が勃起し、じわぁ、とパンツ越しに液を溢れ出させた。「ッぇ、俺……」と蘭が呟けば、奏は「ィってもうてるな~~~」と楽しそうにニヤついた表情を浮かべる。パンツを脱がせ、蘭のナカに指を入れると、奏は指を上下にゆっくり出し入れした。「ッ、はぁ、辞めろ、ッぅ、……………」必死に声を出さないようにするが、声が漏れるようになってしまい、汗をかきながら、蘭は、はぁはぁと小刻みに呼吸をする。蘭の小刻みな呼吸に気づけば、奏はさらに指を出し入れする速さを早めた。「ッぅ゙ぅ、…♡♡辞めろ、!気持ちぃ………」と涙目になる蘭に、奏は指を出し入れするのを辞めないまま、「感じひん蘭くんなら大丈夫やで~~」と悪魔の笑みを浮かべる。蘭は脚をかっぴらき、脚をガクガクガク、と震わせては、「ッ、また、ィぐ゙゙♡♡♡」と蘭はギリギリで絶頂を耐えていた。
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