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月夜の陵辱
月夜の陵辱_6
しおりを挟む「何故お前は此処へ来た」
「…‥!?‥‥ぁッ……あぁ‥っ」
「この周辺を彷徨くのは……我等を殺そうと粋がる愚かな狩人共だと…ッ…相場は決まっている」
…グヂュ・・・ ヌプッ・・・・ッ・・! ‥‥…ヌチャ・・・
「あ…あぁン!…‥ハァ‥違う…‥そう ではない‥の」
「……なら何故だ」
「…‥ゆ‥!‥‥許しッ…‥て‥‥!!‥…ハァっ……ハァっ、いやあ!……‥ゆるして‥‥ェ‥‥ぁぁ……ッ」
男の律動に揺さぶられながらセレナはひたすらに許しを乞うた。
今の状況ではまともに弁解することも叶わない。
「お前は人間のような穢れた身の分際で、我等の聖地に踏み込んだ…!! 」
それは到底、許される罪ではない…。
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お前は何故、此処へ足を踏み入れたのかと
嫌がるセレナに陵辱の限りを尽くしながら──。
「…もう…いやあああ……!!! 」
彼女は気付かない。
自らを犯す男の瞳が
怒りと……そして悲しみで満ちている事に。
自らを見下ろすその双眸が
切な気に細まっている事に───。
───…
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