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2話
雨の日の出会い
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私は1人で外を散歩してた。あずき先輩にカーディガンを返したいところだがあずき先輩の家の場所がわからないのでお姉ちゃんにあずき先輩が来たら返すように頼んで私は独り雨が降ってる道を傘をさし歩く。
友達と歩いてる人たちを見て私は少し羨ましく思う。あずき先輩とセーヌさんが2人でよく歩いて帰る時もあるなぁと私は想像をして「欲しい…」と呟きそのままコンビニによりブラック缶コーヒーを買いコンビニを後にし誰もいない公園に行き雨宿りが出来るスペースにより私は公園で溜まってる水たまりを見つめる。私は雨が大好き。でも、少し切なくなる。
「もし、お姉ちゃんが7年前に行方不明にならなかったら私はこんな寂しさに襲われなかったのかな…。」
私はそう呟きながら水たまりを見つめる。
水たまりの中では私はお姉ちゃんに小さい頃にたくさん甘えられて心の中にある寂しさは出てこなくなって一緒に旅行に行ったりしてるだろう。
ルーさんもいつも私のこの寂しさゆえに付き合ってるくれてるのはいつも感謝してるけどあの水たまりの世界ではルーさんはどんな人と出会ってるのだろう。いつか会えたらいっぱい遊ぼうね。
「あら、あなたもこの公園が好きなのかしら?」
金髪の少女は私の顔を見つめてた。
「寂し過ぎて死にそうな目をしてるわね。昔の親友みたいね。」
「…」
私は黙ってる。その時私の首筋にチクリとしてちょっと頭がふらっとするような…不思議な感覚がする。
「ん…」
「普通の味ね。」
何かの味の感想を述べると金髪の少女は黙って私の隣で座った。
「なんか面白い話をしなさい。気晴らしになるわよ。」
「ない。」
私は即答した。金髪の少女は一瞬黙り込むと自己紹介を始める。
「私はベアトリーチェ・ブランジュ、普通の女の子って設定よ。」
「佐々木八重…それが私の名前。」
私はベアトリーチェさんが自己紹介をしたので私も名前を教えた。ベアトリーチェさんはクスッと笑うと私にRainというSNSアプリのアカウントのQRコードを見せた。
「どういうつもりですか?」
「お友達になりましょ」
私は気持ちは嬉しかったけど断った。私には贅沢すぎるから。ベアトリーチェさんはそれでもQRコードを見せ続ける。
「やめて下さい。」
「独りぼっちで友達を監禁して独占してた私に学校を行くように提案した馬鹿の影響を受けたからあなたをほっとけないわ。」
私はベアトリーチェさんの真剣な表情を見ると引く気配は無いので友達登録した。
「私には姉がいます。姉は魔法が使えてとても優しい人です。」
ベアトリーチェさんは私の話を黙って聞く。そして私は気付かぬうちにベアトリーチェさんに泣きじゃくっていた。何度も「寂しい」と言いながらわんわんと泣いていた。ベアトリーチェさんは黙って私の話を聞いてあげてた。
時間が経ち私は門限に近づいたのでベアトリーチェさんと別れて家にまっすぐ帰った。
新しい出会いのある雨の日の休日でした。
続く
友達と歩いてる人たちを見て私は少し羨ましく思う。あずき先輩とセーヌさんが2人でよく歩いて帰る時もあるなぁと私は想像をして「欲しい…」と呟きそのままコンビニによりブラック缶コーヒーを買いコンビニを後にし誰もいない公園に行き雨宿りが出来るスペースにより私は公園で溜まってる水たまりを見つめる。私は雨が大好き。でも、少し切なくなる。
「もし、お姉ちゃんが7年前に行方不明にならなかったら私はこんな寂しさに襲われなかったのかな…。」
私はそう呟きながら水たまりを見つめる。
水たまりの中では私はお姉ちゃんに小さい頃にたくさん甘えられて心の中にある寂しさは出てこなくなって一緒に旅行に行ったりしてるだろう。
ルーさんもいつも私のこの寂しさゆえに付き合ってるくれてるのはいつも感謝してるけどあの水たまりの世界ではルーさんはどんな人と出会ってるのだろう。いつか会えたらいっぱい遊ぼうね。
「あら、あなたもこの公園が好きなのかしら?」
金髪の少女は私の顔を見つめてた。
「寂し過ぎて死にそうな目をしてるわね。昔の親友みたいね。」
「…」
私は黙ってる。その時私の首筋にチクリとしてちょっと頭がふらっとするような…不思議な感覚がする。
「ん…」
「普通の味ね。」
何かの味の感想を述べると金髪の少女は黙って私の隣で座った。
「なんか面白い話をしなさい。気晴らしになるわよ。」
「ない。」
私は即答した。金髪の少女は一瞬黙り込むと自己紹介を始める。
「私はベアトリーチェ・ブランジュ、普通の女の子って設定よ。」
「佐々木八重…それが私の名前。」
私はベアトリーチェさんが自己紹介をしたので私も名前を教えた。ベアトリーチェさんはクスッと笑うと私にRainというSNSアプリのアカウントのQRコードを見せた。
「どういうつもりですか?」
「お友達になりましょ」
私は気持ちは嬉しかったけど断った。私には贅沢すぎるから。ベアトリーチェさんはそれでもQRコードを見せ続ける。
「やめて下さい。」
「独りぼっちで友達を監禁して独占してた私に学校を行くように提案した馬鹿の影響を受けたからあなたをほっとけないわ。」
私はベアトリーチェさんの真剣な表情を見ると引く気配は無いので友達登録した。
「私には姉がいます。姉は魔法が使えてとても優しい人です。」
ベアトリーチェさんは私の話を黙って聞く。そして私は気付かぬうちにベアトリーチェさんに泣きじゃくっていた。何度も「寂しい」と言いながらわんわんと泣いていた。ベアトリーチェさんは黙って私の話を聞いてあげてた。
時間が経ち私は門限に近づいたのでベアトリーチェさんと別れて家にまっすぐ帰った。
新しい出会いのある雨の日の休日でした。
続く
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