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ラスボスだった頃の話
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「ぐがががが…」
人々が怯える中醜い怪物が手当たり次第人間を襲っていた。理由は誰にもわからない。怪物は人間の姿にも変えることができ、少女の姿で全ての怪物の頂点に立っていた。
「はぁ…人間は醜い…私らと同様に醜い。」
少女は退屈そうに街を見つめその街を破壊していた。
少女の前に小さい女の子達が現れて少女に挑むも小さい女の子以外倒れた。
「脆いな、人間は団結してなお私を倒せないか、動くゴミと一緒だなぁ。あとはお前だけか?」
少女は小さい女の子に見下すような目で見つめる。
小さい女の子は両手を横に広げた。
「俺は攻撃しないのか?」
「はぁ?」
小さい女の子はとてもニヤニヤしていた。
「いやぁぁぁぁぁ!可愛い!セクハラしたいな、お前!うぇへへへ!!バスト!ウエスト!ヒップ!」
少女は小さい女の子をぶった。しかし小さい女の子は立ち上がる。
「お前に襲われてる人みんな死んでないじゃねぇか、本当は優しいんじゃねぇか?」
「黙れ!」
少女は小さい女の子を蹴飛ばす。
「おわはは、なかなかの足の細さだ。ちゃんと急所を外してくれてるとこ好き!」
「褒めるな!」
少女は顔を赤らめて小さい女の子を殴る蹴るを続ける。
「くらえ!大好きのはぐー!」
小さい女の子は少女にハグをした。
「離せ!なんのつもりだ!馬鹿か?お前」
「好きだー!アリスー!!」
「はぁ?アリスって誰よ!」
少女は小さい女の子を投げ飛ばした。
「チッ、女のくせに私を好むとかお前は変態かよ。」
小さい女の子はシャキーンと立ち上がる。
「この姿していても元は男だうわぁー!ある時にな、小さい白い髪の女の子にセクハラしようとしたら怒られて俺の姿がこんな女の子になったのだー!くらえ!褒め褒め攻撃!」
少女は身構える。が予想もしない攻撃である。
「俺はなぁぁ!お前とチューしてデートして結婚してぇんだよ!!」
「邪魔」
少女は小さい女の子に飛び蹴りをした。しかし小さい女の子は少女の足にしがみつく。
「離さない!お前が良い奴になるまでは離さない!離さなぁぁぁい!」
小さい女の子はしがみついてる間に数発も殴られてるうちに気絶した。
「ちっ、変な奴だ。それにしてもこいつは男気あるな…結局はこの世界も人間もあっけないな」
この世に絶望した少女は自分の首を切断して自殺を図った。そしてこの物語が終わると思いきや…
「ぬはは、君は怪物をやめてこれからは人間じゃ」
白い髪の少女は大笑いしながら自殺した少女を生き返らせて人間にしたのだ。
「はぁ?なんのつもりだ?」
「何もないのじゃが、あのスケべガキが好きになってしまったのじゃろう?」
少女は激しく首を横に振った。
「あー、スケベガキがアリスーアリスー!って泣いてるぞい?早く追いかけないといけないぞい」
「わーったよ!世話の焼けるな!あのクソガキ」
少女は子供の泣き声の聞こえる方へ走っていった。
人々が怯える中醜い怪物が手当たり次第人間を襲っていた。理由は誰にもわからない。怪物は人間の姿にも変えることができ、少女の姿で全ての怪物の頂点に立っていた。
「はぁ…人間は醜い…私らと同様に醜い。」
少女は退屈そうに街を見つめその街を破壊していた。
少女の前に小さい女の子達が現れて少女に挑むも小さい女の子以外倒れた。
「脆いな、人間は団結してなお私を倒せないか、動くゴミと一緒だなぁ。あとはお前だけか?」
少女は小さい女の子に見下すような目で見つめる。
小さい女の子は両手を横に広げた。
「俺は攻撃しないのか?」
「はぁ?」
小さい女の子はとてもニヤニヤしていた。
「いやぁぁぁぁぁ!可愛い!セクハラしたいな、お前!うぇへへへ!!バスト!ウエスト!ヒップ!」
少女は小さい女の子をぶった。しかし小さい女の子は立ち上がる。
「お前に襲われてる人みんな死んでないじゃねぇか、本当は優しいんじゃねぇか?」
「黙れ!」
少女は小さい女の子を蹴飛ばす。
「おわはは、なかなかの足の細さだ。ちゃんと急所を外してくれてるとこ好き!」
「褒めるな!」
少女は顔を赤らめて小さい女の子を殴る蹴るを続ける。
「くらえ!大好きのはぐー!」
小さい女の子は少女にハグをした。
「離せ!なんのつもりだ!馬鹿か?お前」
「好きだー!アリスー!!」
「はぁ?アリスって誰よ!」
少女は小さい女の子を投げ飛ばした。
「チッ、女のくせに私を好むとかお前は変態かよ。」
小さい女の子はシャキーンと立ち上がる。
「この姿していても元は男だうわぁー!ある時にな、小さい白い髪の女の子にセクハラしようとしたら怒られて俺の姿がこんな女の子になったのだー!くらえ!褒め褒め攻撃!」
少女は身構える。が予想もしない攻撃である。
「俺はなぁぁ!お前とチューしてデートして結婚してぇんだよ!!」
「邪魔」
少女は小さい女の子に飛び蹴りをした。しかし小さい女の子は少女の足にしがみつく。
「離さない!お前が良い奴になるまでは離さない!離さなぁぁぁい!」
小さい女の子はしがみついてる間に数発も殴られてるうちに気絶した。
「ちっ、変な奴だ。それにしてもこいつは男気あるな…結局はこの世界も人間もあっけないな」
この世に絶望した少女は自分の首を切断して自殺を図った。そしてこの物語が終わると思いきや…
「ぬはは、君は怪物をやめてこれからは人間じゃ」
白い髪の少女は大笑いしながら自殺した少女を生き返らせて人間にしたのだ。
「はぁ?なんのつもりだ?」
「何もないのじゃが、あのスケべガキが好きになってしまったのじゃろう?」
少女は激しく首を横に振った。
「あー、スケベガキがアリスーアリスー!って泣いてるぞい?早く追いかけないといけないぞい」
「わーったよ!世話の焼けるな!あのクソガキ」
少女は子供の泣き声の聞こえる方へ走っていった。
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