元ラスボスの日常！

宿題について

「良い？学校には宿題って大事で後から役に立つけど子供にとっては恐ろしいものがある！！」
 七瀬はこの世で一番恐ろしいもの語る。
 「宿題ってアレか？お前が私にやらせたノート」
 「そう、それが宿題…やってわかったけどやり続けると飽きてしまうよね？」
 アリスは頷く。
 「でも、宿題をやらないと青いたぬきの相棒みたいにテストという試練で0点取ってしまうのよ。」
 「その試練というのに0点というのはとっていけんのか？0ってかっこいいだろ！！」
 七瀬は首を横に振った。
 「0は確かにかっこいい。でも、アリス100点には0が２つあるんだよ？」
アリスは驚いたのじゃ、間違えたのじゃ。語り手の正体がバレるところだったのじゃ。
 「わーったよ！学校というのに入ったらそのテストという試練のために授業という、訓練と宿題という予習をすれば0が２つもらえるんだろ？」
 七瀬は「うん」と頷く。
 「にしし、もう１つ、あんたは学校に行ったら友達作る？」
「私は良いや、だってもしも太郎とかナルシストがいるし、お前がいるからな。」
 七瀬は何かを見透かしたように笑う。
 「新しい一歩に踏み出すのが怖い？」
 「別に」
 「にしし、人間について知りたいなら村雲ブランちゃんと霧崎墨緒とヤミヤミは可愛いから～積極に関わったら情報が手に入るよ！！」
 アリスは七瀬をじーっと見つめる。
「なに見てるのさ～、可愛いよ？」
 「褒めるな！！」
七瀬はアリスに100烈ビンタされた。
 続く