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第五章 山路将監正国の最期
気が済んだか
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我々は再び視線を賤ヶ岳の戦いの最中にもどす。
ここに賤ヶ岳七本鑓のもう一人を紹介する。
加藤虎之助清正である――。
身長は六尺六寸(およそ二メートル)という大男で、虎之助の母が秀吉の母の大政所の従妹という縁で、幼い頃から秀吉とその妻のおね(のちの北政所)の世話を受け、秀吉夫妻の子ども同然に育てられた。清正の元服のときの烏帽子親は秀吉という、まさしく子飼いの武将である。
賤ヶ岳の戦いのときも、清正は長烏帽子形の兜をかぶり、当世具足に身を固め、長大な鑓をひっさげて戦場を駈けた。
もはや軍隊の形状を失った佐久間盛政隊の将卒らは、算を乱して逃げまどっていた。
その兵らを叱咤してまとめようとしていたのが山路正国で、かれは自身の馬の鞍に四つの兜首をひっさげて、おのれの力を誇示していた。
一方でこちらもよき将首を探していた加藤清正。山路正国を認めて駈け寄った。
「やいやい、我こそは羽柴筑前守(秀吉)の組下にこの人ありと怖れられし加藤虎之助である。命が惜しくなくば、我が鑓の錆となれ」
正国は口辺に笑みを浮かべておめいた。
「ようよう、良き武者かな。加藤虎之助とな? 名は知らぬが、ひとかたの大将とお見受けする。この山路将監正国、お相手いたす」
「おう、お主が噂の裏切者の山路将監。ここであったがお主の不幸。裏切り首、我が手に渡せ」
「言わせておけば!」
イラッとして正国は、短い馬上鑓をしごいて突きかかった。
身を当世具足で固めた清正だが、その重厚長大な身体のどこにその俊敏があるかというほど、軽やかな動きでよけた。
「なるほど、これほどな仁に会えたが我が幸福。我が手柄となれ」
正国は久しぶりの好敵手に、笑みが絶えなかった。
徒立の清正は長大な鑓を、天から叩きつけるように、正国の頭上から叩き伏せた。
「なんの」
これまた正国も、馬を自在に乗りこなして、清正の打撃を軽やかに避け、清正は空振りの反動で、よろめいた。
そのすきを見逃さなかった正国は、「やっ」と馬をおり、鎧通しを抜いて、清正の脇を襲おうとした。そのとき――。
「兄者!」
叫ぶ者がいる。声の方を正国が見やると、かれと袂を分かった弟の久之丞一勝だった。
「久之丞ではないか!」
木々の狭間で立ちつくす一勝。
それをみて呆気にとられる正国。
ここが逆襲の時と思い至った清正。
時が止まったかのような、三者三様の一瞬の刻――。
これを一番はじめに破ったのは加藤清正だった。清正も鎧通しを抜いて、正国の足の甲に刺した。
「あっ、痛っ!」
足を押さえて転がる正国、「ここで止め!」と打刀を抜いた清正。
「兄者、危ない!」
石ころを清正に投げつける久之丞。
それをよける清正。だが、その刹那、両の腕で、清正の両脚をすくった正国。
正国と清正、二人とも地に倒れ、もつれ絡み合い、両者は深い谷間に転がり落ちた。
二人が落ちた谷底をのぞきこむ一勝。
「大丈夫か? 兄者ぁー」
だが二人の激しい息づかいは聞こえても、その姿を認めることはできない。
一勝は目を凝らした。
ときおり、刀が陽に閃いて、きらきらと一勝の目に入ってくる。
「兄者を助けねば」
とっさに崖を駈け下った。
あたりに羽柴軍も柴田軍の残存兵も双方の兵らの姿はない。崖下はまったくの戦場外であった。
一勝が、耳をすませていると、激しい剣戟の音が聞こえる。
下手な者どうしの戦いではないことは、一勝自身が腕に覚えがあるので、理解できた。
(なかなかの使い手同士の戦いとみた)
下手な者どうしは、剣を振り合ってめちゃめちゃな破調をもよおすが、使い手同士の剣戟は、音が同調し、よろしき音調がある。
「兄者たちであろう」
音のする方へ近寄ると、やり合う者どうしの言葉も聞こえるほどになった。
「おう、裏切者の山路将監。裏切り首、早や、我が手に渡せ」
「言わせておけば、背ばかりが大きいなりの小僧武者が!」
(間違いない。あの声は、兄者!)
一勝が正国の姿を認めると、正国は、脇差しで清正を襲っていた。
清正もそれを察して、さっと身をかわす。
正国は足の痛みも忘れている。必死の攻防戦だが、清正の方が少し腕は上であったようだ。けんけんと正国は打刀で打ちすえられ、劣勢になった。
「兄者、危ない!」
とっさに打刀を抜いて、正国の加勢にはいった一勝だった。
「やっ、新手!」
清正は自身の不利を悟り、その場を逃げた。
「やっ、待て!」
正国は呼ばわったが、足が痛くてもう追いかけられない。
「久之丞、加藤虎之助を追え」
「かしこまった!」
一勝は加藤清正の後を追ったが、清正は谷間のどこをどう逃げたのか、もう姿を認められなかった。
加藤虎之助の追跡をあきらめた一勝は正国のもとに戻ると、正国は長刀を杖代わりにして立っていた。
「大丈夫か、千手兄?」
正国はうれしそうに一勝を見た。
「やはりわしのもとにかえってきてくれたのだな」
一勝は、急に真顔になって、問うた。
「ちがう! わしは兄者に意趣を返しに来たのだ」
ギクリと表情をこわばらせる正国。
「な、何を言うか、久之丞。何の意趣か?」
「兄者。亀若兄(長兄種常のこと)をおとしいれたのはあんただろう」
正国はしどろもどろになって、
「な、なにを……。わしはしらぬよ。亀若兄は、三七さま(織田信孝)の手討になったのよ」
「世間一般の話と違いますな。山路弾正は切腹したのではありませんか?」
ハッとする正国。
「やはりな。(古市)与助が知らせてくれたことはすべて真実だったということだ。亀若兄者をおとしいれ、神戸三七郎(信孝)に手をくだす手引きをしたのは、山路将監。おぬしだな!」
「知られたうえには、おぬしも冥途に送ってくれる!」
正国は、正気を失って杖にしていた長刀で一勝に襲いかかった。
「見損なったぞ。山路将監!」
正国の一撃を体をひるがえしてかわした一勝は、体の戻る反動でもって、腰の佩刀を抜いて、一刀のもとに正国を斬り伏せた。
がっ、と正国は血を吐いた。
「気、が、すんだ、か……」
正国の最期の言葉だった。
そのとき、かさかさと草を踏み、その場を駈けていく足音を聞いた久之丞一勝だった。
(やっ、何者かに見られたか?)
気になって足音の方角へ走り出した一勝だった。
正国の死体はその場に置き去りとなった。
山路将監正国――。
天正十一年(一五八三)四月二十一日、実弟の山路一勝に清水谷で討ち取られる。
享年三十八。
第二部・山路将監正国編 完
ここに賤ヶ岳七本鑓のもう一人を紹介する。
加藤虎之助清正である――。
身長は六尺六寸(およそ二メートル)という大男で、虎之助の母が秀吉の母の大政所の従妹という縁で、幼い頃から秀吉とその妻のおね(のちの北政所)の世話を受け、秀吉夫妻の子ども同然に育てられた。清正の元服のときの烏帽子親は秀吉という、まさしく子飼いの武将である。
賤ヶ岳の戦いのときも、清正は長烏帽子形の兜をかぶり、当世具足に身を固め、長大な鑓をひっさげて戦場を駈けた。
もはや軍隊の形状を失った佐久間盛政隊の将卒らは、算を乱して逃げまどっていた。
その兵らを叱咤してまとめようとしていたのが山路正国で、かれは自身の馬の鞍に四つの兜首をひっさげて、おのれの力を誇示していた。
一方でこちらもよき将首を探していた加藤清正。山路正国を認めて駈け寄った。
「やいやい、我こそは羽柴筑前守(秀吉)の組下にこの人ありと怖れられし加藤虎之助である。命が惜しくなくば、我が鑓の錆となれ」
正国は口辺に笑みを浮かべておめいた。
「ようよう、良き武者かな。加藤虎之助とな? 名は知らぬが、ひとかたの大将とお見受けする。この山路将監正国、お相手いたす」
「おう、お主が噂の裏切者の山路将監。ここであったがお主の不幸。裏切り首、我が手に渡せ」
「言わせておけば!」
イラッとして正国は、短い馬上鑓をしごいて突きかかった。
身を当世具足で固めた清正だが、その重厚長大な身体のどこにその俊敏があるかというほど、軽やかな動きでよけた。
「なるほど、これほどな仁に会えたが我が幸福。我が手柄となれ」
正国は久しぶりの好敵手に、笑みが絶えなかった。
徒立の清正は長大な鑓を、天から叩きつけるように、正国の頭上から叩き伏せた。
「なんの」
これまた正国も、馬を自在に乗りこなして、清正の打撃を軽やかに避け、清正は空振りの反動で、よろめいた。
そのすきを見逃さなかった正国は、「やっ」と馬をおり、鎧通しを抜いて、清正の脇を襲おうとした。そのとき――。
「兄者!」
叫ぶ者がいる。声の方を正国が見やると、かれと袂を分かった弟の久之丞一勝だった。
「久之丞ではないか!」
木々の狭間で立ちつくす一勝。
それをみて呆気にとられる正国。
ここが逆襲の時と思い至った清正。
時が止まったかのような、三者三様の一瞬の刻――。
これを一番はじめに破ったのは加藤清正だった。清正も鎧通しを抜いて、正国の足の甲に刺した。
「あっ、痛っ!」
足を押さえて転がる正国、「ここで止め!」と打刀を抜いた清正。
「兄者、危ない!」
石ころを清正に投げつける久之丞。
それをよける清正。だが、その刹那、両の腕で、清正の両脚をすくった正国。
正国と清正、二人とも地に倒れ、もつれ絡み合い、両者は深い谷間に転がり落ちた。
二人が落ちた谷底をのぞきこむ一勝。
「大丈夫か? 兄者ぁー」
だが二人の激しい息づかいは聞こえても、その姿を認めることはできない。
一勝は目を凝らした。
ときおり、刀が陽に閃いて、きらきらと一勝の目に入ってくる。
「兄者を助けねば」
とっさに崖を駈け下った。
あたりに羽柴軍も柴田軍の残存兵も双方の兵らの姿はない。崖下はまったくの戦場外であった。
一勝が、耳をすませていると、激しい剣戟の音が聞こえる。
下手な者どうしの戦いではないことは、一勝自身が腕に覚えがあるので、理解できた。
(なかなかの使い手同士の戦いとみた)
下手な者どうしは、剣を振り合ってめちゃめちゃな破調をもよおすが、使い手同士の剣戟は、音が同調し、よろしき音調がある。
「兄者たちであろう」
音のする方へ近寄ると、やり合う者どうしの言葉も聞こえるほどになった。
「おう、裏切者の山路将監。裏切り首、早や、我が手に渡せ」
「言わせておけば、背ばかりが大きいなりの小僧武者が!」
(間違いない。あの声は、兄者!)
一勝が正国の姿を認めると、正国は、脇差しで清正を襲っていた。
清正もそれを察して、さっと身をかわす。
正国は足の痛みも忘れている。必死の攻防戦だが、清正の方が少し腕は上であったようだ。けんけんと正国は打刀で打ちすえられ、劣勢になった。
「兄者、危ない!」
とっさに打刀を抜いて、正国の加勢にはいった一勝だった。
「やっ、新手!」
清正は自身の不利を悟り、その場を逃げた。
「やっ、待て!」
正国は呼ばわったが、足が痛くてもう追いかけられない。
「久之丞、加藤虎之助を追え」
「かしこまった!」
一勝は加藤清正の後を追ったが、清正は谷間のどこをどう逃げたのか、もう姿を認められなかった。
加藤虎之助の追跡をあきらめた一勝は正国のもとに戻ると、正国は長刀を杖代わりにして立っていた。
「大丈夫か、千手兄?」
正国はうれしそうに一勝を見た。
「やはりわしのもとにかえってきてくれたのだな」
一勝は、急に真顔になって、問うた。
「ちがう! わしは兄者に意趣を返しに来たのだ」
ギクリと表情をこわばらせる正国。
「な、何を言うか、久之丞。何の意趣か?」
「兄者。亀若兄(長兄種常のこと)をおとしいれたのはあんただろう」
正国はしどろもどろになって、
「な、なにを……。わしはしらぬよ。亀若兄は、三七さま(織田信孝)の手討になったのよ」
「世間一般の話と違いますな。山路弾正は切腹したのではありませんか?」
ハッとする正国。
「やはりな。(古市)与助が知らせてくれたことはすべて真実だったということだ。亀若兄者をおとしいれ、神戸三七郎(信孝)に手をくだす手引きをしたのは、山路将監。おぬしだな!」
「知られたうえには、おぬしも冥途に送ってくれる!」
正国は、正気を失って杖にしていた長刀で一勝に襲いかかった。
「見損なったぞ。山路将監!」
正国の一撃を体をひるがえしてかわした一勝は、体の戻る反動でもって、腰の佩刀を抜いて、一刀のもとに正国を斬り伏せた。
がっ、と正国は血を吐いた。
「気、が、すんだ、か……」
正国の最期の言葉だった。
そのとき、かさかさと草を踏み、その場を駈けていく足音を聞いた久之丞一勝だった。
(やっ、何者かに見られたか?)
気になって足音の方角へ走り出した一勝だった。
正国の死体はその場に置き去りとなった。
山路将監正国――。
天正十一年(一五八三)四月二十一日、実弟の山路一勝に清水谷で討ち取られる。
享年三十八。
第二部・山路将監正国編 完
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