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きゅう
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おねーさんのそばで眠れるだけで
ボクはとっても夢心地(ハートマークだよ!)
なのに、
眠っているうちに……
ボクは……
ボクは…………
ボクじゃなくなっちゃったの!
やーーー!!!
ボクのからだかえしてぇーーー
ボクの心も閉じ込めて
ボクのからだは別のからだになっちゃって……
ボクは……ボクは……
おねーさんのそばから
消えちゃったんだ……
ボクのからだ、返してよー!
「雨月ぅー!」
おねーさんがボクの名を呼んでるの!
なのに……ボクは……
「にゃぁあー!」とも言えないんだよ。
出して……
出して……
おねーさんがボクを呼んでるのに……
ボクは暗闇から出られなくなったの。
此処は何処なの?
ボクを呼ぶ声に反応出来ないだなんて……
泣きそうだよ……。
なのに……なのにあいつはボクにからだを返してくれない。
そして……
あいつはおねーさんを呼ぶんだ
「お、おにーさん……」
おねーさんになんてことを
おねーさんなんだよ!
おにーさんじゃないよ!
せめてそこだけは……間違えちゃ……めなの!
………………。
おねーさんの声だけが聞こえて
……なんにも見えないの。
心細いけど、おねーさんの声が聞こえるから
ボクはこの場所でも頑張れるの。
ぜったい……ボクのからだ、
取り返すんだからね!
ボクのからだはボクのものなんだよ!
早く……あっちいっちゃえ!
ボクはとっても夢心地(ハートマークだよ!)
なのに、
眠っているうちに……
ボクは……
ボクは…………
ボクじゃなくなっちゃったの!
やーーー!!!
ボクのからだかえしてぇーーー
ボクの心も閉じ込めて
ボクのからだは別のからだになっちゃって……
ボクは……ボクは……
おねーさんのそばから
消えちゃったんだ……
ボクのからだ、返してよー!
「雨月ぅー!」
おねーさんがボクの名を呼んでるの!
なのに……ボクは……
「にゃぁあー!」とも言えないんだよ。
出して……
出して……
おねーさんがボクを呼んでるのに……
ボクは暗闇から出られなくなったの。
此処は何処なの?
ボクを呼ぶ声に反応出来ないだなんて……
泣きそうだよ……。
なのに……なのにあいつはボクにからだを返してくれない。
そして……
あいつはおねーさんを呼ぶんだ
「お、おにーさん……」
おねーさんになんてことを
おねーさんなんだよ!
おにーさんじゃないよ!
せめてそこだけは……間違えちゃ……めなの!
………………。
おねーさんの声だけが聞こえて
……なんにも見えないの。
心細いけど、おねーさんの声が聞こえるから
ボクはこの場所でも頑張れるの。
ぜったい……ボクのからだ、
取り返すんだからね!
ボクのからだはボクのものなんだよ!
早く……あっちいっちゃえ!
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