君に捧げる物語  ......TALK篇

わらいしなみだし

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*062 2024/02/01 嗤うしかない 了

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生きてるだけで幸せだなんて
そんなの、嘘だと思うほど
今の自分は幸せとは程遠く
なにもかもなげやりでウズクマッテイル

空を見られないのなら
生きてても意味がない

そう思うほど
空が好きなんだ

毎日会話するように
空をみては笑って話をしてたんだ

いつも空は眩しくて
それが違う意味の眩しさになるとは
想像したこともなく
空は僕には眩しすぎたんだ......

眩しすぎて眩しすぎて
見ることが叶わない

もう一度、何度も焦がれても
失ったものは還らない

壊れ......ちゃった......

あちゃー
どうしてこんなことに?

笑えないけど嗤える
嗤うしかないんだ

ほら、壊れちゃったんだもの

今はもう、生きる屍
何もいらない

もう、なに一つ必要なくなっちゃった

ただひたすら願うとしたら......

早く、迎えに来て
それだけをただひたすらに待ちわびている
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