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舞台1ー30

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『伊久、いい子だ。じゃあ、伊久の好きなおちんちん合わせっこしような』

「うん、だ、だんなさま。さ、さわってぇええ!」

 甘ったるい口調で伊久がおねだりをする。

 二つ目のおねだり……男根のことだ。

 俺の言葉はもちろん客に一切聞かせない。
 舞台子の伊久の相手役の俺はあくまでも伊久が春を売る前の準備を整える役でしかないのだから。

 そしてその最中の感じて乱れ舞う舞台子の伊久の姿態を客に魅せるが、秘め事は一切見せることはない。魅せること見せないことすべて相手役がしなければならなかった。

 俺は右手で自分の着物を着崩し、足元をはだけさせ伊久の着物に被せる。
 お互い長襦袢の下にはなにもつけてはいない。はだかである。
 
 俺は手始めに直下そそり勃ち始めた伊久の欲棒の先を撫で、先走りの液体を小さく弧を描くように優しく撫で続けた。

「あん!あっあっ!あんっ!す、すきっ!そ、それ……も、もっとぉお!ああん!」
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