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とある平旅籠。
直感がココだと教える。
宿主に声を掛けて…居場所、部屋を聞いて…
階段を…一気に駆け上がる…ココだ。
「失礼」
一声掛けて返事を聞かずに襖を開ける…
酒の席、向かい合って一脚ずつ…
「やぁ…待っていたよ、沖田君」
満面の笑みがそこにはあった。
「山南さ………………」
敬さん……
どうして……?
それ以上、言葉がでなかった。
俺を待っていたのは…絶望だった…
直感がココだと教える。
宿主に声を掛けて…居場所、部屋を聞いて…
階段を…一気に駆け上がる…ココだ。
「失礼」
一声掛けて返事を聞かずに襖を開ける…
酒の席、向かい合って一脚ずつ…
「やぁ…待っていたよ、沖田君」
満面の笑みがそこにはあった。
「山南さ………………」
敬さん……
どうして……?
それ以上、言葉がでなかった。
俺を待っていたのは…絶望だった…
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