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女人禁制の☆あみだん☆開始!
34 自己紹介 11
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未だ慣れていないので名前呼びはもう少し交流を深めてからしようと云う名塚君の提案でその場はなんとか収まった。
相沢君と田岡さん……じゃない田岡先輩はかなり不満気だったけど、名塚君の言い分はこうだった。
「未だ初めて顔を見た先輩を名前呼びって、新入生にとってはハードル高すぎで拷問です」
そうキッッパリ、キッパリ言い切ってくれたのだ。
もう……渡りに船ってこの事だよね?
そのように決定した時、名塚君は俺にそっとウインクをしてくれた。
なんか……俺の気持ち読んでた?みたいな?
本当に有り難い提案だった。
それから部活動……じゃない同好会の活動をどのようにするのか話し合いを行った。
まず最初に取り決めたのは必ずみんなが揃う曜日だった。
戸神先輩と田岡先輩は生徒会が中心での活動になるのでどうしても月・金は無理だという。
朔田君は火曜日がどうしても駄目だって言っていたので残るは水曜日と木曜日しかなかった。
「間をとって水曜日にしたらいんじゃねー?」
という田岡先輩の言葉で必ず集合するのは水曜日に決まった。
編み物経験者は……やっぱり俺しかいなかったので、最初は基礎を一ヶ月覚えることになった。
支給される活動費で練習用の毛糸とかぎ針・棒針を購入することになった。
どうせならとみんなで買いに行くことになりGWの初日に行くことに決まった。待ち合わせはわかりやすいように学校正門前、十時集合ということが決定した。
「活動費って明日すぐに使えるのですか?」
疑問に思った俺は生徒会長である戸神先輩に聞いてみることにした。
「僕の権限で出せるから大丈夫だよ。今日会計に言って決済してもらうね」
同好会に生徒会の会長がいるって、こういう時心強いんだな……なんて思いつつも『職権濫用』?という言葉が頭をよぎった。
いろんな話をとりとめもなくしつつ、今日の編み物同好会はお開きとなった。
「あとで生徒会室に来てくれる?」
戸神先輩に言われて俺は「はい」頷きそれを確認してから戸神先輩と田岡先輩は理科室をあとにした。
「お先ー!」
「じゃあ、先に僕たちは失礼するよ」
二人とも手をヒラヒラとさせて。
「お疲れさまでしたぁー!」
俺たち一年生は深深く頭を下げて挨拶をし、戸神先輩と田岡先輩を見送ったのでした。
相沢君と田岡さん……じゃない田岡先輩はかなり不満気だったけど、名塚君の言い分はこうだった。
「未だ初めて顔を見た先輩を名前呼びって、新入生にとってはハードル高すぎで拷問です」
そうキッッパリ、キッパリ言い切ってくれたのだ。
もう……渡りに船ってこの事だよね?
そのように決定した時、名塚君は俺にそっとウインクをしてくれた。
なんか……俺の気持ち読んでた?みたいな?
本当に有り難い提案だった。
それから部活動……じゃない同好会の活動をどのようにするのか話し合いを行った。
まず最初に取り決めたのは必ずみんなが揃う曜日だった。
戸神先輩と田岡先輩は生徒会が中心での活動になるのでどうしても月・金は無理だという。
朔田君は火曜日がどうしても駄目だって言っていたので残るは水曜日と木曜日しかなかった。
「間をとって水曜日にしたらいんじゃねー?」
という田岡先輩の言葉で必ず集合するのは水曜日に決まった。
編み物経験者は……やっぱり俺しかいなかったので、最初は基礎を一ヶ月覚えることになった。
支給される活動費で練習用の毛糸とかぎ針・棒針を購入することになった。
どうせならとみんなで買いに行くことになりGWの初日に行くことに決まった。待ち合わせはわかりやすいように学校正門前、十時集合ということが決定した。
「活動費って明日すぐに使えるのですか?」
疑問に思った俺は生徒会長である戸神先輩に聞いてみることにした。
「僕の権限で出せるから大丈夫だよ。今日会計に言って決済してもらうね」
同好会に生徒会の会長がいるって、こういう時心強いんだな……なんて思いつつも『職権濫用』?という言葉が頭をよぎった。
いろんな話をとりとめもなくしつつ、今日の編み物同好会はお開きとなった。
「あとで生徒会室に来てくれる?」
戸神先輩に言われて俺は「はい」頷きそれを確認してから戸神先輩と田岡先輩は理科室をあとにした。
「お先ー!」
「じゃあ、先に僕たちは失礼するよ」
二人とも手をヒラヒラとさせて。
「お疲れさまでしたぁー!」
俺たち一年生は深深く頭を下げて挨拶をし、戸神先輩と田岡先輩を見送ったのでした。
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