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女人禁制の☆あみだん☆開始!
4 とうとうこの日が! ……4
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昼休みいつものように皆と楽しく食事をしている。
その前の休憩時間に智さんが教室に来て神崎川と他のサッカー部員を呼んでなにかを話をして、その話が終わってから俺を個別に呼んだ。
「翔琉ー。残念だけど今日の昼休み、急遽サッカー部でミーティングが入っちゃった。だから今日の昼休みは来なくても大丈夫だからね。その分放課後、ゆーっくり会おうね!」
なんて言われたので、今日は昼食を食べ終わってもここから離れなくてもいい。
それだけでなく、じょうちゃんもいなくなるのは、俺としては好都合なのである。
今日のおむすびは「豆の炊き込みご飯とジャコのおむすび」「焼きたらこのおむすび」定番の「梅干しのおむすび」のみっつ。
俺は最後の梅干しのおむすびを食べながら三人に話を振った。
「今日のお昼は呼ばれてないからこのまま皆と一緒にいてもいい?」
その言葉に真っ先に反応したのが相沢君だった。
「鳴海、いいのか?じゃあ、昼休みいっぱいまでここに残るぜ!」
「僕も残ろうかな?教室に戻るよりも鳴海君と話をする方がいいし」
「僕はもちろんここにいるよ!」
坂口君も朔田君も口々に返事をしてくれた。
それを聞きながら神崎川が俺が齧った最後のおむすびの残りを自分の口許にやって俺の指事パクリと食べ、俺の指をペロペロ舐めながらその話に加わった。
な、なにするんだよ……!
俺の指は食いもんじゃないんだから。
俺の脈はどくどくと早まっていく。ヤバイ!
「俺、これから部活のミーティングでいなくなるから、お前ら、お祝いいつするか決めとけよな」
なんて事ないように俺の指の事はスルーされ、俺の思っている文句とは全然違う話を振ってくる。でも、その言葉の内容は気になるものだった。
……お祝い?なにかあったかな?
こてっと頭を傾け、神崎川の言葉の意味がわからないと態度で示す。
「鳴海ー!お前が不思議な顔をするなよな。今日の放課後、生徒会呼ばれてるんだろ?部会、あるんだろ?編み物部、決まったんだろーが。同好会だけどよー」
あ、そうだった。
それのお祝い?
お祝いしてくれるの?
じわぁーっと目頭が熱くなって、神崎川の姿がぼやけてくる。
「えっ?編み物部が出来るの?」
「だから、部じゃねーよ。同好会だって」
朔田君と神崎川の声が聞こえた。
「本当に?本当に出来るんだね!鳴海君と一緒に部活出来るんだね!」
「だから、おめーも部じゃねーって言ってんだろ?」
坂口君と神崎川の声が聞こえた。
「よかったなー!鳴海!俺も頑張るからな!部活!」
「お前もしつこい!わざと部活って言ってるだろ!」
ゴンッ!
相沢君と神崎川の声と、叩かれたような音が聞こえた。
「イッてーなー!俺だけわざと頭叩いただろー!不公平じゃん!」
「気にするな。気のせいだ」
「なんだと?さっさと部活のミーティングに行ってろ!」
「お前に言われなくてももうすぐ行くって!」
二人のやり取りが見えないけど、声だけでも和む。
こんな日常が……俺はこの上なく好きで自分には必要なんだと。
そう思えてならなかった。
神崎川が漸く部室へと去ってから……
俺は三人にあらたまって困ったような顔をしながら話を切り出した。
その前の休憩時間に智さんが教室に来て神崎川と他のサッカー部員を呼んでなにかを話をして、その話が終わってから俺を個別に呼んだ。
「翔琉ー。残念だけど今日の昼休み、急遽サッカー部でミーティングが入っちゃった。だから今日の昼休みは来なくても大丈夫だからね。その分放課後、ゆーっくり会おうね!」
なんて言われたので、今日は昼食を食べ終わってもここから離れなくてもいい。
それだけでなく、じょうちゃんもいなくなるのは、俺としては好都合なのである。
今日のおむすびは「豆の炊き込みご飯とジャコのおむすび」「焼きたらこのおむすび」定番の「梅干しのおむすび」のみっつ。
俺は最後の梅干しのおむすびを食べながら三人に話を振った。
「今日のお昼は呼ばれてないからこのまま皆と一緒にいてもいい?」
その言葉に真っ先に反応したのが相沢君だった。
「鳴海、いいのか?じゃあ、昼休みいっぱいまでここに残るぜ!」
「僕も残ろうかな?教室に戻るよりも鳴海君と話をする方がいいし」
「僕はもちろんここにいるよ!」
坂口君も朔田君も口々に返事をしてくれた。
それを聞きながら神崎川が俺が齧った最後のおむすびの残りを自分の口許にやって俺の指事パクリと食べ、俺の指をペロペロ舐めながらその話に加わった。
な、なにするんだよ……!
俺の指は食いもんじゃないんだから。
俺の脈はどくどくと早まっていく。ヤバイ!
「俺、これから部活のミーティングでいなくなるから、お前ら、お祝いいつするか決めとけよな」
なんて事ないように俺の指の事はスルーされ、俺の思っている文句とは全然違う話を振ってくる。でも、その言葉の内容は気になるものだった。
……お祝い?なにかあったかな?
こてっと頭を傾け、神崎川の言葉の意味がわからないと態度で示す。
「鳴海ー!お前が不思議な顔をするなよな。今日の放課後、生徒会呼ばれてるんだろ?部会、あるんだろ?編み物部、決まったんだろーが。同好会だけどよー」
あ、そうだった。
それのお祝い?
お祝いしてくれるの?
じわぁーっと目頭が熱くなって、神崎川の姿がぼやけてくる。
「えっ?編み物部が出来るの?」
「だから、部じゃねーよ。同好会だって」
朔田君と神崎川の声が聞こえた。
「本当に?本当に出来るんだね!鳴海君と一緒に部活出来るんだね!」
「だから、おめーも部じゃねーって言ってんだろ?」
坂口君と神崎川の声が聞こえた。
「よかったなー!鳴海!俺も頑張るからな!部活!」
「お前もしつこい!わざと部活って言ってるだろ!」
ゴンッ!
相沢君と神崎川の声と、叩かれたような音が聞こえた。
「イッてーなー!俺だけわざと頭叩いただろー!不公平じゃん!」
「気にするな。気のせいだ」
「なんだと?さっさと部活のミーティングに行ってろ!」
「お前に言われなくてももうすぐ行くって!」
二人のやり取りが見えないけど、声だけでも和む。
こんな日常が……俺はこの上なく好きで自分には必要なんだと。
そう思えてならなかった。
神崎川が漸く部室へと去ってから……
俺は三人にあらたまって困ったような顔をしながら話を切り出した。
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