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『編み物男子部』?ができるまで。
93 土曜日デス! 8 ☆村瀬智side1
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村瀬智side
朝練を早めに切り上げて部室に入り練習着を脱いでタオルで丹念に身体を拭き、市販の身体拭きウェットティッシュでもう一度拭く。
シトラスの香りが優しく身体に纏う。
そして制服を着る。
昨日の出来事を思い返すと、心がとても和んでいく。
翔琉に会いたい!
衝動が止まらない!
僕は……翔琉に本気なのかもしれない……
……そう思ったけど、やっぱり違うよなとも思う。
あの身体が目当てなのだから……。
早くむしゃぶりつきたい!
イカせまくりたい!
喘がせまくりたい!
そう胸に秘めながら鞄を持って駆け出した。
僕は自分の教室に鞄を置いて、目的地の一年A組へ行こうとした。
「智、朝練終わるの早くねー?何処行くんだよ」
「彼女のところ!」
僕は鼻唄混じりでそう切り返す。
「あ、噂のあのべっぴんさんの男か?」
「そだよー!」
僕の心は浮かれっぱなし。
「とうとう本命作ったんだな、智。だけどよー相手は男だぞ?いいのかよ」
僕の親友はそういいながらちょっとばかり心配してくれてる。
「あれ……男だけど上物なんだ。誰にも渡す気ないから。それほど気に入ってるんだ!」
「ま、マジかよ……。智が言うんならそうなんだろうな……」
「そのうち紹介してあげるね!でも……手を出したら本気で……」
僕は声を変えていい放つ。
「キレるからね……」
凄まれた親友は……固まっていた。
「じゃあ、行ってくるー!」
僕は目当ての一年A組へ足を向けた。
「ま、マジかよ……本気で惚れたな……。いいのか?お前……」
親友の言葉は……聞こえなかった。
朝練を早めに切り上げて部室に入り練習着を脱いでタオルで丹念に身体を拭き、市販の身体拭きウェットティッシュでもう一度拭く。
シトラスの香りが優しく身体に纏う。
そして制服を着る。
昨日の出来事を思い返すと、心がとても和んでいく。
翔琉に会いたい!
衝動が止まらない!
僕は……翔琉に本気なのかもしれない……
……そう思ったけど、やっぱり違うよなとも思う。
あの身体が目当てなのだから……。
早くむしゃぶりつきたい!
イカせまくりたい!
喘がせまくりたい!
そう胸に秘めながら鞄を持って駆け出した。
僕は自分の教室に鞄を置いて、目的地の一年A組へ行こうとした。
「智、朝練終わるの早くねー?何処行くんだよ」
「彼女のところ!」
僕は鼻唄混じりでそう切り返す。
「あ、噂のあのべっぴんさんの男か?」
「そだよー!」
僕の心は浮かれっぱなし。
「とうとう本命作ったんだな、智。だけどよー相手は男だぞ?いいのかよ」
僕の親友はそういいながらちょっとばかり心配してくれてる。
「あれ……男だけど上物なんだ。誰にも渡す気ないから。それほど気に入ってるんだ!」
「ま、マジかよ……。智が言うんならそうなんだろうな……」
「そのうち紹介してあげるね!でも……手を出したら本気で……」
僕は声を変えていい放つ。
「キレるからね……」
凄まれた親友は……固まっていた。
「じゃあ、行ってくるー!」
僕は目当ての一年A組へ足を向けた。
「ま、マジかよ……本気で惚れたな……。いいのか?お前……」
親友の言葉は……聞こえなかった。
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