☆あ・み・だ・ん☆

わらいしなみだし

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『編み物男子部』?ができるまで。

53 決戦は金曜日? 2 ☆相沢side1

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相沢side

 何なんだ?
 この空気は……。

 只今、昼休み。鳴海の席の場所で集まってランチタイム。

 皇帝様が座っていた場所らしき所を居ない間は三日間朔田が座っていたらしい。
 一緒にここでランチしたのは水・木だから火曜日から座っていたかは俺は知らねーんだけど。たぶん坂口も。
 噂を知ってからランチをここで一緒に取ることにしたんだよな。俺だけじゃなく、坂口も。

 で……現在、こんな状況だ。
 皇帝様も、大人げないんだよ。
 鳴海の前の席の取り合いしてるんだぜ。
 あの朔田が、皇帝様より早く席をダッシュしたみたいでさ。

 だからって、さぁ……その席の取り合いに負けたらしいからって……
 朔田を無理矢理その席から抱えあげて退席させ、その席に座るかー?
 マジで。
 で、席に座った皇帝様はまた朔田を捕まえて……今度は膝の上に座らせてる……。

 はぁ?って感じだろ?

 坂口と俺はこの不思議な出来事をただただあっけらかんと見ていた。
 いつものように二人して近くの机と椅子を拝借しながら。

 机も神崎川にとられた朔田は諦めて弁当を自分の膝に置いた。
 神崎川の身体にすっぽり埋まって真っ赤になってる朔田を見て鳴海が

「朔田君……可愛いね」

 なんていう爆弾落とすから、ますます朔田の顔がポッと破裂しそうな程赤いぜ。
 俺も坂口も笑いを堪えるのに必死だし。

 神崎川は気にせず大きな弁当箱を二つ広げて

「今日の具、何?」

 って鳴海に聞いてるみたいだった。
 
 朔田の事なんか、全然見えてねぇみたいどころか、俺らさえ居ないみたいな態度しやがる。
 三日間も無断欠席していたくせに、図々しいんだよ。
 皇帝様は……。
 いない間、俺らが鳴海と一緒に居たんだぜ。

 鳴海も気にすることなく

「鮭と高菜の炒めたのをツナと一緒に混ぜたのと梅」
 
 神崎川の目が輝く。

「高菜のん、おニューじゃん!それ呉れ」
「んーわかった」

 鳴海は慣れた手つきでラップを外しておにぎりを半分にして神崎川に渡す。

「なぁ、お前ら、いつもそうやって鳴海からおにぎり貰ってるのか?」

 羨ましそうに神崎川の口に入っていくおにぎりを眺めならが言う。
 涎が口の中に溜まって……くそっ!

「あ?そうだけど」

 文句あっか?みたいな口調だ。
 悔しい……!

 おにぎりを持っていない左手で唐揚げをひとつつまみ

「ほら」

 鳴海の口許に持っていく。それを何事もないように鳴海が唐揚げを口の中に入れて頬張る。

 それを間近で見ていた俺たち三人は悶えるほど真っ赤になってしまった。

 や、やべっ!

 鳴海……そんなことまでエロすぎだろ!!




 
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