私が拾ったのは子猫なんですけど!そして私は男じゃない!

わらいしなみだし

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いっぱいいっぱい抱きしめたい!

240 賑やかになった第三会議室

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 上半期の慌ただしさの中、おさない雨月は私の仕事中は私に膝の上にちょこんと座っておとなしくしている。

 こういうところは、よくできたというかおりこうさんです。
 子供らしくないんじゃないかな?って思うことはあるけど、邪魔されて仕事に支障が出てしまったら雨月を会社へ連れていけない。
 だからといって預けられない。
 いつ、子猫になってしまうのかわからないし、最初の頃の小学生くらいの雨月になってしまったら子猫よりも絶対に困る。
 きっと服まで一緒に大きくならないから裸の少年になってしまうと思うの。

 そうなれば第三会議室に裸の少年を連れ込んでいる状態になると思うのよね。言い訳難しそうだもん、絶対に無理。
 子猫なら、子猫でも言い訳が難しいと思うけど裸の少年よりかはかなりマシ。絶対マシ。

 うん、阻止しなきゃね!
 気持ちが安定してると変身はしないみたい。
 というか、私の見ている状態で変わったことはない。
 そうだとしたら?
 雨月から目を離さなきゃ、いいんじゃないのかな?

 雨月がいるからということで特別に第三会議室で仕事をさせてもらっているし、社員食堂へおさない雨月を連れていくのにはちょっと抵抗がある。
社員食堂でお昼ごはんを食べるのを楽しみにしている私だったけど、雨月と一緒に出勤してる私はお弁当を作って持っていくことにしたの。
 お弁当を食べている時間は、気を使ってくれているのかお昼休憩の三十分くらいは誰も来ない。
 いつも一緒にごはんを食べている美樹ちゃんでさえ来ないのよね。
 そこのところはちょっと寂しいんだけど。

 二人で美味しくお弁当を食べ終わった頃から第三会議室は慌ただしくなる。まずやって来るのは受付嬢の女性社員たちなのは何故なのかな?

 代わる代わるに来る女性社員に人気になってしまった雨月はおさないせいなのか本当におっぱいをさわりたい放題してる。
 
 さわってるだけじゃないよね?
 あわよくば……服を脱がそうとしてるよね?
 そのお手々!

 そういう仕草でも「可愛い!」で済ましてくれるのは君が小さいからだよ?って言いたいわ。

 そういう状態が三日目くらいになると、その話を聞きつけた男性社員も代わる代わるやって来るようになった。
 お目当ては、女性社員の胸を好き放題しているおさない雨月の状況を、というか、されるがままの女性社員を見るためみたい。

 そのせいでお昼休憩の第三会議室はいろんな部署の社員、男女もろもろ集まるようになってしまっていた。

 これって、いつまで続くのかな?

 上半期の慌ただしさから解放された総務課の次の一大ミッションは、会社恒例の納涼会だったりします。
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