115 / 280
僕のはなし
★3
しおりを挟む
転生してからの僕は何も覚えていない。
呪をかけられたことも。
転生したことさえも。
不思議なことは
呪を解きたいと無意識に求めていること。
それはきっと生存がかかっているから。
もとのからだに戻りたいとどこかが切に願っているから。
生まれ変わった小ささから始まった僕。
記憶はまっさら、吸収するだけ。
言葉が少しわかるのは僕の魔法のスキルらしい。
他に使える魔法があるかどうかなんて……
記憶がない僕は
魔法が使えることさえ覚えていなかったのだから。
僕は本当の僕じゃないと気がつくのは
……少しあとのこと。
呪をかけられたことも。
転生したことさえも。
不思議なことは
呪を解きたいと無意識に求めていること。
それはきっと生存がかかっているから。
もとのからだに戻りたいとどこかが切に願っているから。
生まれ変わった小ささから始まった僕。
記憶はまっさら、吸収するだけ。
言葉が少しわかるのは僕の魔法のスキルらしい。
他に使える魔法があるかどうかなんて……
記憶がない僕は
魔法が使えることさえ覚えていなかったのだから。
僕は本当の僕じゃないと気がつくのは
……少しあとのこと。
応援ありがとうございます!
1
お気に入りに追加
106
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる