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子猫の雨月と男の子の雨月
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……脱衣所です。
子猫の雨月がキランキランしながらこっちを見ています。
脱ぎづらいんですけど……。
しっぱまで振って
まだかな?まだかなー?
って待っています。
「雨月、後ろ向いててくれる?」
首を傾げながらもお目目をキランキランしながらしっぽをまだ振っている。
あ、あの……。だからね、脱ぎづらいのよ。
そんなに嬉しそうにされちゃうと……。
一緒のお風呂が嬉しいのか……、
まさかだけど……私の裸が見たいんじゃ……ないよね?
子猫の雨月は、男の子の雨月だし……。
でも、見た目は小学生だけど中身は三才並みだし……。
本当は……両方違う可能性も……あるんだよね?
……やっぱり無理!
「ねぇ、ねぇ、雨月。お願いだから後ろ向いてて!」
「ニャァア?」
あ、ダメだ……。
完全に後ろを向いてくれる気がしないんですけど……
ええい!
強行手段です!
先に子猫の雨月をお風呂場に入れちゃいました!
すぐにドアを閉めちゃいます。
「ギャァアア!」
知らんぷり知らんぷり……。
見られたって減る訳じゃないけど……。
子猫なんだから、気にしなきゃいいんだけど……。
うーん。
やっぱり恥ずかしいのよね……。
私は急いで服を脱いでさっさとバスタオルを身体にしっかり巻き付けた。
「雨月、お待たせー」
ドアを開けると……桶の中にちょこんと座ってる雨月がプイッと顔を逸らしちゃって……。
軽くご機嫌斜めになってました。
子猫の雨月がキランキランしながらこっちを見ています。
脱ぎづらいんですけど……。
しっぱまで振って
まだかな?まだかなー?
って待っています。
「雨月、後ろ向いててくれる?」
首を傾げながらもお目目をキランキランしながらしっぽをまだ振っている。
あ、あの……。だからね、脱ぎづらいのよ。
そんなに嬉しそうにされちゃうと……。
一緒のお風呂が嬉しいのか……、
まさかだけど……私の裸が見たいんじゃ……ないよね?
子猫の雨月は、男の子の雨月だし……。
でも、見た目は小学生だけど中身は三才並みだし……。
本当は……両方違う可能性も……あるんだよね?
……やっぱり無理!
「ねぇ、ねぇ、雨月。お願いだから後ろ向いてて!」
「ニャァア?」
あ、ダメだ……。
完全に後ろを向いてくれる気がしないんですけど……
ええい!
強行手段です!
先に子猫の雨月をお風呂場に入れちゃいました!
すぐにドアを閉めちゃいます。
「ギャァアア!」
知らんぷり知らんぷり……。
見られたって減る訳じゃないけど……。
子猫なんだから、気にしなきゃいいんだけど……。
うーん。
やっぱり恥ずかしいのよね……。
私は急いで服を脱いでさっさとバスタオルを身体にしっかり巻き付けた。
「雨月、お待たせー」
ドアを開けると……桶の中にちょこんと座ってる雨月がプイッと顔を逸らしちゃって……。
軽くご機嫌斜めになってました。
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