ひとつの片想い

わらいしなみだし

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想い14

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私は何度あなたに失恋したらいいのだろう?
彼女の言葉を見つけては二人の絆を見せびらかされてる、
そんな気持ちになっちゃうんだから。

本当はどうなの?
知りたいけど恐くて聞けない。
私がどんなに想っていても、あなたが愛する人はたったひとり。
わたしじゃない。
どんなに願ったって叶わない。
それを知ってても、想いが溢れて止まらない。
どうして出会ったんだろう?
どうしてあなたは私を見つけたの?
運命でも必然でもない。

きっとあなたたち二人を結ぶため、私が選ばれたんだ。
そんな気がしてならないんだから。
それほど、二人の繋がり、絆を知ってるから。

今日も泣いちゃいそう。
また、暫く泣いちゃいそう。

ねぇ、嘘だと言って?
違うって、言って?

勘違いだって、言って?

こんなことばかり思ってる私は、未練だらけだ。
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