毒手で復讐する意味がなくなったので調合ポーション作る内職をしています

【師とあおぐ魔女の元で才能を開花させていた毒手使いのウルスは、

 同じパーティーであり幼なじみでもあるラボワールに裏切られ、陥れられた。

 師匠は惨殺された上に、ウルスはパーティーとギルド、そして王国からも追放される。

 数年後、経歴不明のとある紳士が、ギミック・カーヴァインと名乗り、ラボワールとかつてのパーティーメンバー達が青春を謳歌するギルド界隈に現れる……】

 師匠の形見である、異世界からの【漂着物(ロマーン)】、小説『モンテ・クリスト伯』に感化されたミロウ改めギミックの復讐劇が幕を開ける。

なんてことはなく、師匠はちゃっかり生きていた上に、なぜか……。

 降りかかる火の粉はきっきり払う、アフター追放×調合スローライフ。

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